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メタバースの未来を考えると「究極のデジタルは、アナログである」という事がイメージできるお話し

今回のコラムでは、『三つの健康』につながるお話しをお届けいたします。

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Facebookが社名を変更したというニュース、みなさんは既にご存知かと思います。

社名は『META』です。

社名の由来は、Metabase(メタバース)。人と人とを繋ぐためのバーチャルな世界を意味します。

「メタべース」と読むのではないかと思い検索すると、「メタベース」と記載している記事が多数ありました。

しかしながら、下記のザッカーバーグ氏の動画の中で語られている発音では「バース」の方が近いのではないかと思います。

このメタバース、どの様なテクノロジーかと言うと、「仮想現実で私たちが集うコミュニティーを創造することが可能になる」と、ザッカーバーグ氏は語っています。

私の世代で有名なのが「Second Life」です。

リリース当初は話題になりましたが、アーリーアダプターの獲得以降、それ以外の幅広い層の獲得に失敗し低迷し、それ以降は、Metaverseへの熱狂は収まっていました。

しかしながら、「Fortnite」や「Roblox」が成功し、メタバースは再び脚光を浴びる様になりました。

人々の体験や繋がりなど、人間を中核に据えて構築されるテクノロジーの総称がメタバースです。

メタバースを体験する上で、最も身近なのがゲームでしょう。

私は、ネットの対戦ゲームをしたことが無いのですが、YouTubeやツイキャス(TwitCasting)などで、ゲームをライブ配信している方は多い様です。

現実世界では、サバイバルゲームを楽しむ人たちがいます。例えば、コロナ禍の状況で集まることができないけれど、何とかサバイバルゲームがしたいと考える人がいるとします。

よって、ネットの世界であれば、PCとコントローラーさえあれば、ゲームの世界でチームを組み対戦することができる。

しかも、見ず知らずの人々が集いチームを組み対戦する事もあるでしょうから、コミュニケーションを広げる場としても成立します。

では、この様な状況をメタバースの観点から考えるとどうなるのでしょうか。

メタバースでは、椅子に座ってコントローラーを操作するという環境ではなく、あなた自身が動き、他の誰かとコミュニケーションをとることが可能になります。

今まで仮想現実でゲームを楽しむとき、一人で体を動かしプレイしていました。

妻はゲーム好きではなく夫は大のゲーム好き。VRゴーグルをつけ、リビングでコントローラーを剣代わりに振り回していると、いつの間にか帰宅した妻から、冷たい視線を送られていた。なんてことは無かったでしょうか。

しかし、夫婦でVRを楽しめるとなると、この様なシチュエーションともサヨナラする事ができるでしょう。

例えば、ホノルルの街を夫婦で散歩してみてはいかがでしょうか。

VRゴーグルを付け、コントローラーを持った腕を振る事で歩行を感知し散歩できるようになれば、家に居ながらホノルル市街の景色を楽しめます。

そして、人間は欲求を満たしたい生き物ですから、VRでは満足できなくなることが十分に考えられます。

VRでのホノルル散歩中にJALパックの窓口があり、店に入ると店員と話ができる。店員にオワフ島のお勧めスポットの話を聞き、その場から直接お勧めスポットへ移動。

移動手段は家のソファーに座れば、オープンカーでもいいでしょう。ヘリコプターも面白そうです。もちろん、うつ伏せに寝転がって空を飛んで移動してもいい。

現地に着いたら、建造物ツアーやハワイの歴史を学んでもいいでしょう。

VRの良いところは、「その場所へちょっと行った気持ちになれる」という事です。

この様な事はこれま、一人きりで体験し楽しむ「遊び」でしたが、二人以上が同時に体験できるという事に、メタバースの大きな魅力があると思われます。

よって、一人暮らしをする子供や祖父母とのコミュニケーションも、メタバースは可能にするでしょう。

高齢化社会であり独居老人が増え続けている日本において、家に居ながら家族とコミュニケーションをとれる環境は、互いに喜ばしい事です。

また、メタバースは時空を超える事も可能になるでしょうから、祖父母が若かった時代の VR 空間に行き、街中を歩きながら懐かしむ事もできる。

あなたが幼いころのアバターとなり、祖父母の横でお散歩に付き合えば、よりリアルな仮想現実を楽しむこともできるでしょう。

心の健康が育まれます。

そして、座ってプレイするよりも体を動かすことが主となるため、健康維持にも役立ちそうです。

身体の健康が育まれます。

もちろん、家族がいない方であっても、仮想現実世界にいるのはアバターである為、家族写真をスキャンニングしアバターを作成。今の有料電話相談ビジネスの様に、散歩しながら誰かの話を聞き、収益に繋げる事も可能でしょう。

経済の健康が育まれます。

そして、暗号通貨の本質を学んだ私たちにとっては、メタバースで創造された仮想現実の世界で使われる通貨は、「Diem 」だという事が予想できます。

メタバースとは、世界中の人々と場所や時間にとらわれることのないコミュニケーションを可能にするします。

既に、ベータ版が公開されていますので、私もオキュラスクエストを購入し、一足先にその世界観を体験してみたいなと思ってしまいました。

そして最後に、、、

暗号通貨技能検定講座でも時々お話ししますが、この様なテクノロジーがよりリアルになればなるほど、「結局私たちは、人と直接触れ合いたいと思う」よ様になりますし、五感でホノルルを感じながらその場を楽しみたいとも思います。

「究極のデジタルは、アナログである」

私の持論です。

Diem は META が創造するメタバースの世界で、どの様に使われるのでしょうか。

今回の発表で、他の GAFA も追随するでしょうから、各社独自の暗号通貨がリリースされるかもしれません。

そうなっていくと、何が起きるのでしょうか?

そうです、法定通貨の存在意義が無くなる可能性があるという事です。

少し飛躍しすぎるかもしれませんが、中央集権からの脱却の過程にあるのがメタバースが創造する世界観なのかもしれません。

そして、その先に待っている世界が「お金のいらない世界」になっている事は、今でも変わらずに持ち続けている、私の世界観です。

みなさんはこれから先、どの様な世界をイメージしますか。そして、その隣には誰がいますか。

家族でしょうか、同じ志を持った仲間でしょうか。

メタバースに限らず、新しい物事を学び体験する事は、あなたの想像を無限に膨らませてくれます。

それでは本日も、誰かの為に、愛あふれる一日をお過ごしください。

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山下健一【Web3とFinTechの専門家】
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