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ブルゴーニュきっての天才醸造家「バンジャマン・ルルー」をご存知ですか?
本日は今ブルゴーニュで最も注目を集めている生産者のひとり「バンジャマン・ルルー」の新着白ワイン(2022年ヴィンテージ)をご紹介致します。
イギリスの著名なワイン評論家である「ジャンシス・ロビンソン」をはじめとした、ワイン業界に影響のある人々から絶賛を集める彼のワインは、世界中のワインファンの五感を楽しませ続けています。
本日ご紹介する「ブルゴーニュ・ブラン」「オーセイ・デュレス・ブラン」はもともと生産量が少なく、また欧米で先取りされるため日本にほとんど入ってきません。
「バンジャマン・ルルー」はボーヌのドメーヌやシャトー・コスデストゥルネでワイン醸造を学ぶなど、青年期から天才肌のワイン醸造家として周囲の期待に応え続けていました。
その後、ポマールの名門「コント・アルマン」の醸造責任者として成功を収めていたバンジャマンですが、2007年についに「ミクロ・ネゴシアン」として自らの名前を冠したワインをドミニク・ラフォン氏と共同で借りているボーヌの醸造所で造り始めます。
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一般的にネゴシアンの多くは「樽買い」といった方法で原料を集めます。
それらを自らの手でブレンドしたり、瓶詰めを行うだけで済むので効率的です。
しかし、バンジャマンはブドウの果実からしか原料を調達しません。しかも、栽培されているブドウのすべてがリュットレゾネやビオロジックという有機栽培であることで、ブルゴーニュという土地が生み出す、本物の味わいのブドウだけを厳選して使用しています。
彼とはボーヌの醸造所で会ったことがあります。
ちょうどニコラ・ポテル氏が訪ねてきてバンジャマンと濃厚なキスをしたのを見てドキドキしたことを良く覚えています。
閑話休題、彼をひとことで表すとストイックでハードワーカー。
「プルミエクリュでも納得しなければ村名でリリースする」「昔日本人がワインを習いたいと来たが厳しく指導したからかすぐに辞めてしまった」とワイン造りには一切妥協しない話が印象に残っています。
ネゴシアンでありながら、アペラシオンの個性を忠実に表現するフロンティア 精神が形となり、彼の造るワインは非常に高い完成度を誇ります。
多くのワイン評論家たちが現代の天才状醸造家は、ジャンマリー・ フーリエとバンジャマン・ルルーではないかと言うのも頷けるところです。
本日ご紹介する白ワイン2品は日本ではほとんど流通しない希少品で、しかも早くもグレートヴィンテージの呼び声高い2022年です。
ネットショップの検索でもヒットしない希少白ワインを、期間限定のお試し価格にてご案内しますのでご検討いただけましたら幸いに存じます。