INFJの幸せについての分析-幸せになるための方法
INFJが幸せになることはあるのだろうか？
INFJは人口の1%未満のレアの性格タイプで調べてみても国内の記事は限られています。
特にINFJの幸せについては調べてみてもなかなか納得する答えが見つかりませんでした。
そこで、海外の記事を漁ってみてINFJの幸せについてまとめてみました。
このような記事のお約束ですが、MBTIはあくまで分類であり、性格傾向を表すだけです。
性格タイプに自分を当てはめるのではなく、あくまで自分を理解するためのツールとして参考にする程度が望ましいでしょう。
はじめに
まずはじめに、INFJは稀有な性格と価値観を持っており、世間一般の人が幸せに感じるようなことでは幸せを感じにくく、成熟しないとなかなか幸せになりにくい性格タイプです。
そもそも幸せを求めることに罪悪感を感じたり、自分を犠牲にして他者を助けたりする傾向があり、そのような特性を自ら理解しなければ自ら無意識のうちに幸せを恐怖し遠ざけるということが起こり得ます。
しかし、幸せなINFJは存在します。
そのようなINFJは自らを理解し、世間一般の幸せではなく自分にとっての幸せは何かを理解しています。
この記事がINFJにとっての自己理解、もしくはINFJを理解しようとする人の助けになればと思います。
1人の時間・内省・自己管理
INFJは内向的で繊細ですので、人と長時間一緒にいると気疲れしやすいです。
INFJには誰にも邪魔されずに1人で内省して脳内を整理する時間やリラックスして英気を養う時間が必要です。
INFJは人からの期待や要望に敏感に反応して背負いこみすぎてしまう傾向があるので、1人で休む時間を取らないと自分を追い詰めてしまい、本当に重要なことに向き合えなくなるでしょう。
INFJはこのような行動を続けて燃え尽き症候群や鬱になったりしやすい傾向があります。
それを防ぐためにも自己管理しストレスを溜め込まないことが大切です。
1人の時間には日記や創作活動などの自己に向き合う時間をとり、自己理解を深めることに時間を使うと良いでしょう。
自然の中に出かけたりして静かな世界を五感で感じるのもいいでしょう。
意味のある深い関係、精神的な繋がり、理解を得ること
INFJは心の内で人との繋がりを強く求めています。
INFJが本当に求めているのはただの表面的な関係ではなく、自分を正しく理解してくれる理解者であり、そのような役割の人が1人いるだけでとても満たされます。
INFJは複数の矛盾した面を持つために誤解されやすく、そのことはINFJを深く傷つけます。
INFJは全てを開示できる親しい理解者（友人・パートナー）を通して生きていることを実感し生きる意味を得ます。
INFJはよく人を気にかけるので友人を作るのは比較的上手な方ですが、真に求めているのは深くて意味のある関係性です。
魂を刺激する繋がりはINFJに生きている実感を与え、日々の喜びをもたらします。
そのような人物のことを考えたり、共になにができるか考えるだけでINFJは心の平穏と幸福を得ます。
自己受容
INFJは自らの行動に対する罪悪感に苦しみがちです。
その結果、自らのニーズを顧みずに他の誰かを気にかけるようになります。
INFJは自分を気にかけたり利己的に行動することに強い罪悪感を覚えます。
それによりINFJは自分より他人を優先するようになるため、INFJが幸せになる大きな妨げとなります。
自らの欲求を無視し行動し続けてもINFJは一向に幸せを感じることはなく、だんだんと悪い方向に進んでいき、最終的には原因不明の自己嫌悪に陥ります。
INFJは自分を許し、罪悪感を克服して初めて幸せになることができます。
私は大人になって初めて幸せなINFJになれました。
その大きな要因は自己受容です。
若いころと打って変わって自分でないものになるために足掻くのをやめ、自分の弱さを逆に強さだと認識して初めて生きるのが楽になりました。
私はそれまでの生き方を180度転換し、繊細さ、感情移入しすぎてしまうこと、同情してしまうことを強さだと受け入れるようになりました。
全ての人に好かれるために人が求めている自分を演じるのをやめ、自分を気にかけ自分らしく生きることを学び、それを自己中心的なことだと罪悪感を感じることはなくなりました。
自分や自分の幸せを犠牲にして誰かを幸せにしようとするのをやめました。
本当に大事な少数の人に自分の時間を使うようになり、有害な人と接するのをやめ、全ての壊れた人を治そうとするのをやめました。
自分がなぜ他の人と違うのかと考えたり、社会の期待に応えるために自分を変えようとするのをやめました。
私は自分のために時間を使い、自然の中で過ごすことに時間を使い、自分が静かであることを許しました。
現在は自分のことが好きになっており、とても驚いています。
数年前にはとてもそんな自分は考えられなかった。
ー Quoraの投稿から翻訳
目的・意味・情熱・人助け
INFJは目的を大事にします。
道の果てで自分を好きになれるような善い目的のために生きることに喜びを感じます。
INFJは意志が強く、理想主義的で、情熱的です。
INFJは完璧主義なため妥協することに強い違和感を覚え、自分の信念を貫くことに幸せを感じます。
自分にとって大切な目的を見つけ、そのために行動することがINFJの幸せに繋がります。
しかしINFJは周囲からの期待などに過敏に反応して自分を犠牲にしてしまいやすいので、そんな時は一旦1人になり今の自分がしていることは本当に自分の価値観や目的に沿っているのか確認する必要があります。
また、INFJは他者の幸福のために戦い貢献することに強い喜びを得ます。
友人、家族、仕事など、繋がりを感じられて貢献を通して自分がいる意味が得られることに幸せを感じます。
しかし相手や組織が誠実でない場合、一方的に搾取され苦しむこともあります。
一方でそれに意味を感じる場合は喜んで自ら犠牲になってしまう傾向もあります。
INFJが幸せになるためにはそのようなアンバランスな関係を避け、報われる相手や環境を選ぶ必要があります。
充実した意味のある人生を手に入れない限り、幸せを求めるのは実りのない旅である。
充実した意味ある人生ではなく、幸せそのものを追い求めて得る幸福は儚く、おおよそ同時に悲しみや後悔を伴う。
幸せは外からやってくるものではない。自分の中から湧き出るものだ
終わりに
INFJは幸福になることに罪悪感を感じ、弱者を理解するために自ら不幸な環境に身を置くこともあります。
自分が幸せになってはいけないと自罰的になったり、幸せから逃げたり、幸せになることに意味があるのかと考えることもあるかもしれません。
しかし幸福は全てのものにあたえられています。
自分が幸せを感じながらでも人のために生きることはできるし、大いなる目的のために生きることはできます。
自己犠牲は必ずしも他人を幸せにするものではありません。
INFJの自己犠牲に強く胸を痛める人もいることを忘れないでください。
自らの幸せに罪悪感を感じる必要など微塵もないですし、幸せを感じてもいいのです。
幸せになって良いのです。幸せになってください。お願いします。
参考文献
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？