病気は自分で治すもの、お医者に頼るは事故の時
2024年12月31日、火曜日です。
今年最後の日ということで、今年の〆(シメ)の記事、書こうと思います。
テーマは健康。タイトルにあるとおり、
病気は自分で治すもの、お医者に頼るは事故の時
です。
昔(若い頃)は、「具合が悪くなったら医者に行き、治してもらう。」というのがあたりまえだと思っていました。実際、だいたい治りますし、具合が悪くなければ病院なんか行きません。
「私、健康保険料払ってるからめいっぱいお医者に通うの。」なんて言って元気なのに病院に足繁く通うヒトはたぶんいないのであって(※)、元気でも行くべきなのは歯の定期クリーニングくらいです。
でも、若い頃にかかる病気なんて、せいぜい風邪とか感染症とかですからね。いわば事故みたいなもんです。へんな菌に取りつかれっちゃった事故。だから事故対応として病院で抗生物質とかもらって服用するのは妥当なことだと思います。
同様に、怪我もそうですね。自動車にはねられて怪我をした、とかスノボで転んで怪我をした、みたいな時もお医者に行くべきでしょう。寝ていれば治るもんじゃ、ないですからね。
だけれども、歳を重ねてくると、お医者に行って治らない病気が増えてきます。典型的なのは生活習慣病ですね。高血圧、糖尿病、高脂血症、メタボリックシンドローム、慢性腎不全、など。「生活習慣」というだけあって、このへんはお医者に治してもらうなんて心づもりでいたら病気が悪化するだけで、患者本人が自分の意思で生活習慣を改めないとどうにもならないでしょう。薬で、血糖値を抑えるとかはできるかもしれませんけど、しょせん対処療法。生活習慣を改めず薬だけでなんとかしようとしてもいずれ人工透析か血管事故(心筋梗塞や脳梗塞)か。歳をとれば血管事故は避けられないかもしれませんが、わざわざ事故の確率を高めるようなことは避けたいものです。
でも事故は起きる時は起きちゃうんだから。そういう時はためらわずお医者を頼りませんと!
脳出血とか、どれだけ早く対処できるかで、生存できるか、後遺症が残らずに済むかが、決まりますから。
そういう緊急事態の対処とか、損傷した組織の修復手術とか、できれば一生経験したくないことですが、こういうことに関しては、西洋医学というのはとてつもない威力を発揮しますからね。きっと昔、戦争で怪我をした兵士とかを切り刻んで研究したマッド・ドクターがいるんでしょう。切り刻まれた兵士さんは気の毒ですが。
日本人の死因1位のがん、はちょっと微妙なところですね。
生活習慣が原因という見方もありますが(たばこ吸ってればそりゃあ肺がんになりやすいでしょ、とか)、老化すれば細胞のコピーに失敗することも増えるのだから、どんなに摂生していても運が悪ければなっちゃう事故みたいなもんだという見方もあるでしょう。
それに福島第一原発事故もあったし、あれがなかったとしても原発というものはなんかヤバいもんが常にちょっと漏れ出てるもんだということがばれたし、そのへんで平気で核実験するおバカもいるし、環境自体が汚れているのですから運悪く放射性物質取り込んじゃうこともあるでしょう。で、それが原因でがんになる。それこそ事故ですよ。
自分のからだがこの事故(がん)に遭遇した時、私自身がお医者に頼りたいかどうかはまだ結論が出ていません。「悪いところは、取ってしまおう」と、刃物で切り刻まれるのは、イヤですからねえ。
というわけで。
怪我、感染症、食中毒、急性〇〇炎、血管事故など、いわゆる「緊急対処が必要な」「事故」の時はお医者に頼る。
歯の定期クリーニングは継続する。
それ以外の健康管理(主に生活習慣病回避策)は自分の責任で行う。もちろん、ドクターや専門家の話はきちんと聞いた上で。
これがよろしいんじゃないかと、思っているところです。
がんは、判断保留ですけど。
それに薬に頼っていたり、人工透析に頼っていたりすると、もし大地震とかが起きて薬の供給が止まったり、透析装置が全滅したりしたら、運よく地震で死ななくても、もうほぼ死亡確定じゃないですか。水と玄米があれば身一つで2~3カ月生き延びることができるくらいの体力と、健全な心肺、腎、肝機能は、常に保持しておきませんと!
(白米だけで2~3カ月は、脚気になると思うからやめたほうがいいですよ)
そのためにも、健康維持に関する正しい知識を身につけ、都度アップデートする。これがたいへん重要なことなのです。
知は力なり。
しかし、最近はインターネットから簡単に情報取れるのはいいんですけど、へんな眉唾モノの情報も多いから困りものです。
編集・校閲が入っているはずの書籍や雑誌でも「ホントかよ」と思うようなへんなこと書いてあったりしますからねえ。〇〇食べれば全部解決、とか、糖質さえ気をつければ肉はいくらでも食っていい、みたいなのが典型的なヘンなやつ。基本的に、私、「塩分控えめの和食、一汁三菜から逸脱するものをおすすめしてくるのはヘンなやつ!」と判断していますが。
それなりの学はあるつもり(大卒理科系)ですが、でも医学や栄養学に関してはやっぱり素人なので。専門家の見解を知りたいこともあります。
投資家ぶった私は、バフェット大先生を勝手に師匠と仰いでいまして、彼の名言「あなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないとしよう。当然あなたはその車を大切に扱うだろう。マメにオイルを交換したり、慎重な運転を心がけたりするはずだ。そこで考えて欲しいのは、あなたが一生にひとつの替えが効かない心と体しか持つ事ができないという事だ。」に従ってマメにオイルを交換しようと思いますが、いざオイル交換しようとしたら「で、どのオイルがいちばんいいの?」って聞いちゃう感じですから😆😆😆。
今年はnoteでいいクリエーターさんに出会いました。
まずはこちら、みんとさん。
栄養学の観点から、健康的な食事、糖尿病を避ける食事に関する記事などを書いている管理栄養士さん。
薬食同源、または医食同源が私の信条ですし。家系的に糖尿病の危険度高なので、まさに私にぴったり😆。
次はこちら、不食家ミニマリストさん。
こちらは複数人の合作みたいですね。
小麦、植物油、乳製品、甘いものは毒である。
うん、私が子どもの頃に無理やり食わされた学校給食の全否定😆。
でも非常に説得力があるし、経験的にも正しいと思えることが書いてあると思いました。
たまーにパンとか肉まんとか食べたくなるんですが(たぶんこれも中毒症状なんでしょう、嗚呼、小学校で2日に1回パンで餌付けなんかされたから・・・😣😣😣)、多くても1週間に1回以下くらいに抑えて、ふだんは、季節の野菜のお味噌汁とたまごかけ雑穀ごはんで過ごそうと思いますね。
情報が氾濫している中で、こういうマトモな情報は貴重です。
ちょっと話が逸れますが、今から思うと小学校の給食ってめちゃくちゃでした。あれが当時の正しい栄養学、教育学だったとしたら、世の中「正しい」と思われてる嘘っぱちだらけですよ。今、当時の学校給食が目の前に出されたら私文句をわうわうわうわうと言っちゃいますよ。
当時は絶対に完食しろという虐待まがいの教育的指導をされた。食べられる量は学年で決まるんじゃなくて個々人の体格、消化能力で決まるんだけど?「お残しは、許しまへんで~!」は忍たま乱太郎の世界の中だけにしてほしい。
ごはんと味噌汁に牛乳っておかしくない?そこはお茶か白湯ですよねえ?
というわけで本日のまとめ。
健康に関する正しい知識を身につけ、都度アップデートするべし。
その知識に基づいて、生活習慣病は自分で予防に努めるべし。お医者に頼らない。お医者に頼るのは緊急事態(事故)の時だけ。
以上、本日の雑感でした。