正しさは、自分が決める
子供の頃から今まで、あまり常識はずれなことをやったことがない(と思っている)。だからかわからないが、世の中の非常識というものに異常な憧れがある。いわゆる、世間的にぶっ飛んだ人、モノ、事が好きだ。
世の中の常識とされるものは時代によって変わるが、多数の人が当たり前としていることだと認識しているが、正しさとは全く関係がない。よく言われる勉強していい大学に入り、大企業に就職するような常識はとっくの昔に崩壊を迎えているし、偉業と言われることを成し遂げた人たちは常識からかけ離れた場所から現れることのほうが多い。人々の信じる常識は崩れ去り、新たな常識が生まれつつあるが、そんな中で多くの人が何を信じればいいのかわからない過渡期が続いているように思う。
ローランドという人はそんな中で一貫して「俺は俺を信じる」ということを発信し続けている。発言の表面は様々な受け止め方をされているが、発言の本質はそうあると僕は思う。自分以外に信じるものがあるのかと。
僕自身、自分を信じていなかった質だ。他人に様々なことを委ねてしまい、失敗しては他人のせいにする。そんなことを繰り返してきた。それでよくなったことなんて一つもない。いやほんと。
人間が成長するのは自分ですべてを引き受けて、決断し、失敗を繰り返しながら進んだ時だと思っている。いやこれもほんとに。色々な人を見てきたけれど、自分で責任を負って、立ち向かうことほど人間を成長させることはない。その過程で人は自分の事を信じることができるようになる。そうすれば、様々なことがよくなる。よく見えてくる。
いい加減、他人のせいにして逃げるのはやめにして、自分の事を信じてはどうか。変化の著しいこの時代で、信じるべきは自分であると。正しさも誤りもすべては自分が決めるんだ。
ではまた。
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