まさよし

ITエンジニアをやっているレガシーおじさんです。ゆるく、楽しくいきたい。 ここでは日々思ったことや感じたこと、備忘録のように書きます。 https://insekichang.com

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最近の記事

言葉の力

言葉の力は絶大だ。 言葉ひとつで人を生かすことも殺すこともできる。 意識して言葉を使わないと、意図しないところで人を深く傷つけてしまう事もある。またその逆も然り。 そんな風に思い至ったのは、息子が言葉を話すようになり、さらに親の言葉を頻繁に真似するようになったからだ。 真似して言葉を話すようになったことはとてもうれしい。言葉で息子とやり取りができることがうれしい(ちょっとさびしい)。ただ、気を付けないと真似をして話すので、こちらが真似してほしくない言葉まで真似をするこ

    • 日常とわずかな変化

      朝ドラのスカーレットしか見てないので、これくらいしか書くことがない。あとは息子と遊んだり仕事したり、最寄りのスタバのおねーさんがかわいい人が多くなったなぁぐらいしかない日常ではある。特別な事は何一つない。 最近は本当に息子が大きくなってきて、抱っこがきつくなってきた。まだしばらくは抱っこできるだろうと思っているけど、こんな事は一年前には想像してなかった。一年前も重いとは思っていたけれど、抱っこできなくなる想像はなかった。抱っこできなくなると思うと、泣ける。 今はまだ単語を

      • 正しさは、自分が決める

        子供の頃から今まで、あまり常識はずれなことをやったことがない(と思っている)。だからかわからないが、世の中の非常識というものに異常な憧れがある。いわゆる、世間的にぶっ飛んだ人、モノ、事が好きだ。 世の中の常識とされるものは時代によって変わるが、多数の人が当たり前としていることだと認識しているが、正しさとは全く関係がない。よく言われる勉強していい大学に入り、大企業に就職するような常識はとっくの昔に崩壊を迎えているし、偉業と言われることを成し遂げた人たちは常識からかけ離れた場所

        • 誰が為に

          ちょっと愚痴る。 会社員時代は社内向けのエンジニア(厳密には違うけど、社内と似たようなもんで)をやっていた。新しい案件をやっていても、まあ同じような人、事の繰り返し。何とか毎日違うぞと言い聞かせて10数年やった。今、会社を飛び出しいろいろな人と仕事をさせてもらっているけれど、正直「やめてよかった」としか思えない自分がいる。もっと後悔するかと思ったけれど。 客観的に見て、前職をやめた決定的な理由は社内が全部内側しか見なくなっていたこと。それも「上司」を気にして言わない、言え

          余裕の格差

          自分と違う誰かの生き方とハモれずに心がささくれ立つ日はこの世界に生まれた意味をぼんやり考えたりもする 人とうまくやれないと(感じると)、その日一日はなかなか気分が上がらない。落ちる。何が悪かったのか。悪いのは自分か相手か。どうすればよかったのか。グルグルと回る。結局答えは出ない。無駄な思考の繰り返しになる。無駄な時間を過ごしてしまった事にも腹が立ち、悪循環に陥る。20代の頃はずっとそんな感じだった。自分だけが上手くやれないような、自分だけが下手で、自己嫌悪ぐるぐる。 でも

          余裕の格差

          ほんのちょっとの遊びが大事ということ

          自動車の教習所で習うことがある。ブレーキを踏む時、「少し遊びがある方が良い」と教わる。遊びの定義は以下となる。 工学における遊び(あそび)とは、接合部(→接合法)などに設けられた隙間や緩み。遊間とも呼ぶ。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8A%E3%81%B3_(%E5%B7%A5%E5%AD%A6) 要するに余裕の事だけれど、人間も遊びがないとヤバいというお話。 遊びがないとどうなるか。ちょっとの動きに敏感に反応してしまう。

          ほんのちょっとの遊びが大事ということ

          世界は願いの強さでできている、というお話

          僕は常々この世界は「無意識の集まり」でできていると思っている。今、怪しいと思ったでしょう。僕も怪しいと思う。スピリチュアル臭がぷんぷん。でもなんのことはない。無意識=みんなが思っていることと考えると大体合っていると思う。みんなが「この世界はこのような世界だ」と思った形に世界は今日も作られている。当然、世界がクソだと思う人が多ければクソみたいな世界になるだろうし、美しい世界だと考える人が多ければ、美しい世界になるのだろうと僕は思っている。そして、今のところ世界は美しくあり、クソ

          世界は願いの強さでできている、というお話

          他人は他人、自分は自分

          最近似たようなことばっかり書いているが、人は他人の目を気にせずにはいられない生き物だ。僕だって、他人に何か言われたら気になるし、傷つくことだってある。だが所詮は 他人は他人 なのだ。一切気にする必要は無い。 他人の目を気にする理由他人の目が気になる理由は「自分がよく見られたい」からだ。それだけでしかない。人間は嫌われたくない生き物だから、ある意味では仕方がない。でも、よく考えてみて欲しい。全員が好き!っていう人がいるだろうか。10人いたら1人くらいは「えー、、」って言う

          他人は他人、自分は自分

          子供として、父親として。

          朝ドラのスカーレットの第107回を見てて、ちょっと…ちょっとたまらなくなって泣きそうになって今これを書いてる。ヒロイン喜美子の息子武志が離婚した父親の八郎に電話するところで終わる回だ。この回では喜美子と八郎が離婚した事や、武志が進路に悩んでいる事が描かれていた。なんだか、たまらなくなって、泣きそうだった(妻が隣にいたので我慢した)。武志にも、八郎にも自分を不意に重ねてしまった。 僕も両親が離婚しており、別々に暮らすことになった父親はその数年後に他界した。もうあれから20年が

          子供として、父親として。

          大きなお世話

          会社員時代、やたらと「お前はこういうタイプだから、○○だよね。こうしたほうがいいんじゃない」と求めてもいないアドバイスをしてくる上司がいた。大きなお世話だ。貴様に言われずともそんなことはわかっているし、やらない事には理由があるのだ。 世の中にはやたらと「大きなお世話」がある。そのほとんどが大抵「あなたのことを思って」で始まる善意(と奴らは思っている)という名のマウンティングである。そんなに人の上に立ちたいか。もう数十年生きていく中で僕はほとんどを聞き流すスキルを身に付けた(

          大きなお世話

          何でもないことの幸せ

          最近は息子が早く寝るようになって、早く起きるようになったので、朝は5時とかに起きる(起こされる)。 大抵、お腹が減って起きてくるので、急いで息子の分の朝食を用意して、オムツを替えてから食べさせる。 息子の食事中に自分のコーヒーを淹れる。 そして息子の食事が終わったら、遊びタイムになる。テレビでおかあさんといっしょやアンパンマンをBGM代わりに絵本やおもちゃで遊ぶ。まあ、大概僕はソファに座りながら半分寝ているのだけれど。そして妻は起きてこない。 こんななんでもない日常の1ペー

          何でもないことの幸せ

          自由は不自由や

          朝ドラをまんぷくからずっと見ている。独身時代は全然観なかったが、妻の付き合いで見始めてはや3作目となる。今はスカーレットをほぼ毎日追いかけている。 自由は不自由や!西川貴教演じる芸術家ジョージ富士川が「自由は不自由や!」というフレーズで一世を風靡したという話がある。言葉通りに受け止めると「なんやそれ、どういうこっちゃ」となるし、わかったように「うんうん、そうだよなあ」ということもできる。なので自分なりに「自由」ということについて考えてみた。 自由がほしい学生時代や若い頃は

          自由は不自由や

          達成感を…達成感をくれよォ…やめられないんだよォ

          会社員時代、もうコリゴリだ!と思いながら仕事をしてた。お客さんからの無茶振り、上司からの無茶振り、何も決めない無駄な会議…… 正直辟易して懲り懲りしてた。 ほんまにこいつら何考えてんねん…… と思いながら、我ながらよくやってたなぁと思う。 今なら、いやそんなんムダやん、やめましょう。ってすっぱり言える(気がする)が、なんやかんやがんばってやってたのは理由がある。 やり終えたあとの達成感。達成感を感じるためにやっていた。 達成感は麻薬以前、刺激がないと……という話をしたが、

          達成感を…達成感をくれよォ…やめられないんだよォ

          ッドンノゥ

          息子がだいぶ言葉っぽいものを話すようになった。今はアンパンマンが好きなので、キャラクターを指さして、名前を呼ぶ。彼はドキンちゃんの事を「ッドンノゥ」と呼ぶ。彼はドキンちゃんと言ってるつもりかもしれないが。そして彼があんまんまんと呼ぶキャラクターはドキンちゃん以外のすべてだ。カレーパンマンも食パンマンもバイキンマンも、彼の手にかかればあんまんまんだ。そういうふうにしゃべるようになってかわいいよねーという話をしたいわけではなく(もちろんかわいいのだが。一歳児の高い声であんまんまん

          ッドンノゥ

          刺激が足りない件

          定期的に書くことがなくなる。厳密には書きたいことはあるのだけれど、書けなくなる。なんて一流の物書きみたいなことを言ってるが、要するに刺激が足りていない状態だ。とかなんとかを考えながら書き始めている。 学生時代、演劇を少しかじった。舞台が終わるまではめちゃくちゃ集中してセリフや心、体の動きを考える。あ!こうやったほうがおもしろそうだぞ、ここのシーンはこのほうがわかりやすそうだ、などなど。毎日が刺激になる。 仕事でもそう。プロジェクトが進んでいるときはあの画面はこうしたほうが

          刺激が足りない件

          世界征服の目的

          「13歳からの世界征服」を読み終えた。 一言で言って刺激的な本であった。これをもっと若い時に読んでおけば…!とは思わなかったが、学生たちの質問に本質をついた回答。「まともな」大人が聞けば眉をひそめる可能性が高いが、当たり障りない回答に比べて、的を得ている。こういうの、好き。 しきりに本書では世界征服が勧められているが、理由は的を得ている。自分の生きているうちに達成できるかわからないことを目標にすればそこに至るまでの障害は些細なことに過ぎないということである。今ある問題は自分

          世界征服の目的