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姿勢制御には感覚か?筋力か?前庭感覚か?

脳卒中片麻痺の方のバランスにどのようなことが関わっているのか?
これはとても重要です。

不安定な場面でバランスを保つ能力がある事で、転倒を防ぐことが出来ますし、ADLにも繋がります。

実際に脳卒中患者はどのくらい転倒しているか?

あるデータでは入院後6ヶ月以内に最大73%、地域在住の脳卒中患者では1年間で50%が少なくとも1回は転倒を経験している。

と言われています。


臨床で働いていても、脳卒中患者様は転倒してしまう危険性が高いなと感じることが多くありますよね。

では転倒の危険性が高い脳卒中患者の何にアプローチしますか?

これってとても重要で、理学療法士としてはどういった可能性があるのかを考慮したうえで、評価して治療介入していきたいですよね。

今回はそのあたりを整理して、臨床につなげられる知識にしていきたいと思います。


脳卒中では姿勢制御が障害される

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