シェアハウスに2年住んで、「コミュニティは生き物だ」と実感した話
ソーシャルアパートメントに住んでから、4月で2年になろうとしている。月日が経つのがあまりにも早い。
先日、共有部のラウンジにいると、新しく入居した人がほとんどだった。このときにしみじみと思った。コミュニティというのは生き物だ、と。
気づいたら、ラウンジのメンツが9割入れ替わっていた
おそらく、1年前と比べても、すでにメンバーの半数以上が入れ替わっているだろう。体感では、メンツが9割近く入れ替わっているように感じる。
ラウンジに降りてメンツが入れ替わった様子を見て、少し寂しさを覚える。
ソーシャルアパートメントには住民のプルフィールが載ったアプリがあるのだが、先日見たら、僕は一番最後のページになっていた。すでに古参というわけだ。
シェアハウスというコミュニティでは、これが普通の状態ともいえるだろう。ずっと住むわけではなく、いつかは出ていく住まい。新しく仲良くなる人もいるし、そうでない人もいる。それがシェアハウスでの自然な暮らし方なのだと思う。
コミュニティというのは、メンテナンスを怠ると「居心地の良さ」が失われていく。だが、シェアハウスというコミュニティに関しては、ずっと同じ居心地の良さというわけにはいかない。それが自然な状態なのだろう。
コミュニティは生き物なので、新陳代謝が必要だ。だけど、まだしばらくは、うまく共存できるようにしたい。
退去したあとのコミュニティは維持したい
ただ、退去したあとでもつながりのある状態は維持したい。これはシェアハウスから派生した、別のコミュニティということにはなってくる。1on1で会える友達を維持する、というのはもちろん必要だが、コミュニティとして継続できる場をつくりたい。
すでに、出ていった人たち含めて、そうしたつながりはある。フェスに行くグループというのは、そのひとつだ。
それ以外でも自分で維持していきたいのは、たとえば映画を観るコミュニティや、読書のコミュニティなどだ。趣味でつながるコミュニティ以外でも、何かしたい。DJやバンドをはじめるので、それも何かしらで維持できたらと思う。
せっかくできたつながりなのだから、途絶えることなく、うまく残していきたい。