エジプト・マンゴー狩り現地ツアー参加🥭
昨シーズン、子どもがマンゴー好きになり、大きめのマンゴーを一人で食べ終わってしまうほどだったので、今年はローカルのマンゴー狩りツアーに申し込んでみました。(知人が申し込んでくれ私たちは参加しただけですが。)超ローカルツアーなのでほぼ参考にする方は限られていることは分かりつつも、万が一、ご参考になればと、ツアー概要他、エジプト備忘録として記しておきます。
0. 序章 不吉な予感
申し込んだはいいものの、シーズンに入ってから、なぜか長女ちゃんがマンゴーを食べてくれません。そう、なんとこの間、わざわざイスマイリアから買って帰った10kg分(過去記事参照)も、一口も食べてくれず、ほとんどが両親と少しだけが次女のお腹におさまりました。
とはいえ、久しぶりに自然の中に行けそうだし、きっとマンゴーのおいしさもマンゴー狩りしたら思い出してくれるのでは?という淡い期待と少しの嫌な予感の中、当日を迎えました。
1.マンゴー狩りって何するの?
マンゴーの農家での収穫体験です。カイロから135キロほど北東に行った街がイスマイリアにていちご狩りのようにとって食べれるわけでもないので、基本は農家の人と一緒に竹竿のようなものにフックのようなものがついた棒でマンゴーを引っ張り、どさっと地面に落とす(!?)という作業でした。キャッチしないの?傷つかない?などと日本人的には突っ込みどころは万歳だったのですが、とにかく暑いので、諸々どうでもよくなり言われるがまま、竹竿を引き地面にマンゴーを落としました。また嫌な予感はそれなりに的中し娘は終始「マンゴー怖い」と言い続け、出されたウェルカムドリンクのマンゴージュースも飲まず、暑さもあって機嫌悪く、タフなツアーの幕開けとなりました。ただマンゴ農家の方が準備してくださったファタールという油たっぷりのエジプト版クロワッサン?とミントティはおいしかったです。
2.マンゴー狩りツアー概要
09時:Nasr Cityを小型バスで出発。
11時:2時間でIsmailiaのマンゴー農家に到着。朝食(エジプトの朝食時間)
12時:マンゴー狩り開始
13時:Suez Canal Museum(外国人300EGPのチケット代はツア代に込み)
16時:昼食休憩(レストラン街で自由行動)Alfanarでレストランでシーフードランチ(エジプトのお昼時間)
18時:Timsah Lakeでクルーズ。意外とさくっとおわった。
18時半:サクッと終わったにもかかわらず行方不明のツアー客待ち
19時:Ismailia出発
21時半:Nasr Cityバス到着
3.良かったところ
マンゴー狩り、と思っていただけに、他のメニューが充実しているツアーでとにかく驚きました。また肝心の値段ですが、12時間の盛沢山ツアーであるにも関わらず、バス、朝食、拝観料(300ポンド)、クルーズも込みでなんと950ポンド(3000円程度)でした。さすが、現地人向けのツアー!の破格です。
また質の面でも、博物館では流暢な英語のガイドさんがついてくれスエズ運河の歴史を学べたし、バスに朝乗ってから夜降りるまで、ずっとツアコン的な女性と男性各1名がついてくれていたし、かなり手厚いツアーでしたので、普通に他の人にもおすすめできる内容でした。ちなみにツアー会社の名前は”Run Away”でした。日常生活からRun Awayという意味なのでしょうか。笑。
4. 悪かった点
1点だけ難点があったとすれば、私たちは子連れだったので子どもを含めた人数で申し込んでもらったのですが、子どもは無料、と言われました。同時バスに乗ろうとしたところ、子ども分のバス席はなく、しかもフルブッキングだったようで、空席もなく、移動中終始膝の上だったのがつらかったです。ですがこれは語学の問題もあり、うまく伝わらなかっただけかもしれません。また日程が12時間となかなかにボリュームがあり、特にマンゴー狩りシーズンとなると7-9月の暑い時期となることが見込まれるため体力がある方向けかな、と思います。また水の提供はなかったので道中自分で買ったり、持参したりということが必要でした。
5.謎だった点
クタクタで帰りのバスの中、ツアコンの女性が蓄光の折るとパキパキいって光出すブレスレットを配りだしました。クラブバスにでもなるのか?と思いましたが案の定、エジプトのアラビアンポップスが流れ、半分ぐらいの乗客が座りながらも手を振るなどノリノリに。ただ別に全体向け案内はなく、お菓子どうぞ、くらいの勢いでブレスレットが配られたのはなんだかおもしろかったです。椅子の席はないけどブレスレットは子どもの分もくれて、揺れる車内で寝ている娘たちの手に付けてくれました。
6.最後に 総評
子どもを連れて、席無しバスツアーは修行でした。もしご家族だけで行く場合はプライベートツアーが良いかもしれません。ただグループツアーだったがゆえ、大変さ以上にエジプト人の親切さ(隣の席の人は泣き叫ぶ我が子にYoutubeで動画を見せてくれたり、顔芸であやしてくれたり)に助けら、温かさを感じることのできた一日でした。ずっと子守やら荷物運びやらを手伝ってくれた知人友人にも心から感謝です。
そして、やっぱりもぎ立てのマンゴーは旨い!!昼食時に我慢できず、もう皮向いて、そのままかぶりつき、2個目は家に帰って皮をむいて片手で握りつぶして絞り、ごくごく飲みました。3個目は同様に手でつぶしたマンゴーにライムジュースとホワイトラムを混ぜてカクテルにして飲みました。美味。そしてやはり農家で直接仕入れたたため、輸送による傷などが付いていなくてマンゴーの状態が良い✨✨シーズン中は懲りずに沢山マンゴー食べていきます!エジプトで流通するマンゴーにはたくさん種類があり、また旬の時期もずれているので、またマンゴーレビューできればと思います🥭
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