わたしを整える鍵は「感謝」にあった。
「どうしていつも同じことで悩んでしまうんだろう」「どうして周りとうまくいかないんだろう」
私の20代は、ほぼこの悩みの繰り返しでした。
真面目で正義感が強くてお人好しで、考えが深いって短所ではなく長所のはずなのに…
何故か人間関係では裏目に出てしまうことがたくさんあった。
うまくいかなくて、苦しくて。
あんなこと言わなきゃよかった。
こんなことしなきゃよかった。
そんなことをずっとぐるぐると考えてしまう。
心を整えろって言うけれど具体的にどうしたらいいかもわからない。
私自身、この負のスパイラルから抜け出すことができなくてずっと悩んでいたのですが、とあることに気付いたんです。
悩んでしまうことは心の弱さではなく、脳の思考の問題なのだということに。
今日は心ではなく、脳にフォーカスを当てて書いてみたいと思います。
お茶でも飲みながらのんびり読んでもらえたら嬉しいです。
それでは、早速いってみましょう。
𖤣𖥧𖥣。𖥧 𖧧𖤣𖥧𖥣。𖥧 𖧧
悩みが繰り返されるのは脳の仕組み
脳は、過去の記憶や経験をもとに考えを巡らせる仕組みになっているのだそう。
だから一度「自分はダメだ」と思ってしまうと、その考えを繰り返し思い出しやすくなるんです。
でもこれは「安全に生きるため」に不安を感じやすくしているだけ。
私たちの脳って原始人の頃から変わってないんですって。
群れから外れれば死と直結するから孤独が怖いし、自分が危険だと思うことを脳が記憶する仕組みになっている。
だから自分で脳に刷り込ませてしまって、そのせいで苦しくなってしまっているだけなんです。
心ではなく脳が疲れている
「心が疲れている」と感じる時がある。
でもそれは実のところ、心ではなく脳が疲れているサイン。
脳は日々たくさんの情報や感情を処理していて、ストレスや悩みが続くと、脳がキャパオーバーになりやすい。
心の問題と捉えがちですが、これは脳が休息を必要としている状態。
悩み続けていると、「なんで自分はこんなにダメなんだろう」と自分を責めたくなる。
ここも落とし穴で、「自分を責めること」と「自責」の違いを理解してないと、脳が生み出した負のスパイラルからは抜け出せないんです。
自分を責めることと自責の違い
自分を責めやすい人ほどごちゃごちゃになりやすいと思うんですが、同じことを繰り返していると結局すべて他責にしている場合があるんです。
うまくいかないのは「あの人のせいだ」「会社のせいだ」「上司のせいだ」「パートナーのせいだ」「親のせいだ」とどこかで思っていませんか。
私はめちゃくちゃ思っていました。(クソガヨー!!!フザケンナーーーー!!!!!!!って毎日思ってた)
自分を責めてはいるのに、結局物事自体は他人のせいにしているから、環境を変えたとしても同じことが起こるんです。
• 自分を責めること:感情的で停滞的
• 自責:理性的で前向き
「自分を責めること」と「自責」の違いは、感情の焦点や行動への影響にあるんだと思う。
ただただ自分を責めていると自己成長には繋がりにくい。
感情的に落ち込むことは、建設的な行動に結びつかないので、状況は改善されません。
結果として自己嫌悪や無力感に繋がってしまう。
「自分を責める」ことは自己否定のループにはまってしまうので注意が必要。
「自責」を通して学びや改善を目指していきたいものですね。
脳を整える鍵は「感謝」にある
今までの話しをまとめると「現代人の多くが感じている疲れや不安、その原因の一つは『脳が整っていない状態』にある」ということ。
情報過多の環境やストレスによって、脳は常にフル稼働を強いられ、本来のパフォーマンスを発揮できなくなっているんです。
こうした脳の疲弊を解消するために必要な要素の一つが「感謝」。
え…?そんなこと…?
って思いました?
侮ることなかれ、感謝。
感謝が足りない生活は、脳にさらなる負担をかけてしまうんです。
科学的な視点で見ると、「感謝の気持ち」は脳を整える強力なツール。
感謝を感じたり表現したりすると、脳内でこのような変化が起こります。
1. セロトニンの分泌
いいですか。
セロトニンは出したもん勝ちです。
おそらくみんなセロトニンが足りてない!
おらに元気を!いや!セロトニンを!!!
いでよおおお!セロトニン!!!!!
感謝を感じると、幸福感を司る神経伝達物質「セロトニン」が活性化するんです。
これにより、不安やイライラが軽減され、脳のリラックス状態が促進されるっていうすぐれもの。
2. ストレスホルモンの抑制
感謝の習慣を持つ人は、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が抑えられるんです。
ストレスホルモンで満ちた体を想像してみてほしい。
怖くない…?
コルチゾールが減れば脳にかかるストレスが減り、疲労が軽減されるのでたくさん感謝するのが吉。
3. 前向きな思考パターンの強化
感謝は、脳のポジティブな回路を強化します。
同じ出来事でも「悪い面」より「良い面」に目を向けやすくなり、脳が無駄にエネルギーを消費しなくなって省エネ大賞受賞!
感謝が足りないとブスになる
ちなみに、感謝が足りないとどうなると思いますか?
私はシンプルにめちゃくちゃブスになると思ってるんです。
何故かというと脳と心は直結していて、それが顔に出るから。
ずっと眉間にしわを寄せて、目はつりあがり、口はへの字で不満だらけ。
帰りの電車で自分の顔を見た時の疲れっぷりたるや…
感謝が足りない状態では悪循環に陥りやすくなる分、どんなにスキンケアに力を入れて、コスメで顔を作り、外見を取り繕ってもおブスになりやすいんです。
• ネガティブ思考の増幅
感謝をしない生活では、脳がネガティブな情報ばかりにフォーカスしがち…
これにより、ストレスや不安が増幅し、脳が過剰に疲弊😨
• 慢性的なストレス反応
感謝を忘れることで、脳は「闘争・逃走反応」を繰り返し、緊張が解けない状態に陥りがち…😰
• 自己中心的な思考のループ
感謝が不足していると、視野が狭まり、自分の悩みや不満ばかりに意識が向きがち…
この状態は、脳にとって負担が大きく、回復力を低下させてしまういっぽう😱
感謝で脳を整え、人生を豊かに
「豊かさ」と聞くと、経済的な安定や物質的な満足を思い浮かべるかもしれません。
もちろんお金はとっても大事。
でも、本当の豊かさはそれだけではないって歳を重ねれば重ねるほど気付いていく。
心の充足感や人とのつながり、毎日の中に喜びを見つけられる力。
しつこいようですが、その基盤となるのが「感謝」なんです。
感謝を意識的に生活に取り入れることで、脳が整い、人生の豊かさをより深く感じられるようになるんだと思います。
感謝で豊かさを引き寄せる方法
豊かさを感じる力を高めるために、私がやっている方法をいくつかご紹介します。
1. 感謝ノートを書く
毎日、感謝できることを3つ書き出します。
小さなことでいい。
自愛を忘れないために是非書いてみてください。
2. ありがとうを口に出す
家族や友人、恋人、同僚、上司、店員さんに「ありがとう」と言う。
もちろん自分からです。
否定的な言葉より先に感謝を。
脳はその言葉をポジティブに受け取り、心地よい気分を作れるんですって。
3. 過去の感謝できる経験を思い出す
今感謝できることが見つけられなかったり、辛すぎてなんもねー!って時ももちろんある。
そんな時は過去に助けられた出来事や嬉しかったことを思い出して、それに感謝する習慣を作ってみる。
4. 自然や身近なものに感謝する
「空がきれい」「花が咲いている」といった自然の恩恵に目を向ける。
マジで日本の四季最高。
ありがとう、美しい国JAPAN。
感謝がもたらす本当の豊かさとは
感謝を日々の習慣にすることで、脳が整い、思考がクリアになる。
そうなったら不思議と人生に変化が訪れてくると思います。
小さな幸せに気づく力が高まって、何気ない日常が特別に感じられたり。
周りの人への感謝が深まり、良好な人間関係が築けたり。
自分の過去や現状を受け入れる力がつき、未来に対しても前向きになれたり。
豊かさとは、手に入れたものの量ではなく、それを「ありがたい」と思える感性に宿るんだと思う。
感謝はその感性を育てるために必要不可欠なものなんだと私は感じるのです。
どんな日でも、ひとつ感謝を見つける。
その繰り返しが、脳を整える。
そして心の栄養になる。
感謝は特別なものではなく、誰もが持っている無料のギフト。
感謝が脳を整えるだけでなく、ポジティブな思考や人間関係の改善、幸福感の向上につながっていくんだと思います。
脳が疲れを感じるときこそ、小さな感謝を見つけてみてほしい。
その積み重ねが、脳を休め、本来の自分の良さを引き出してくれるのだと私は思っています。
𖤣𖥧𖥣。𖥧 𖧧𖤣𖥧𖥣。𖥧 𖧧
最後まで読んでいただきありがとうございます…!
今日は長かったでしょう。笑
お疲れ様でございました。
最後に伝えておきたいのは、抜け出せない悩みは決してあなたの「弱さ」ではないということ。
自分の弱さではなくただの脳の思考回路なんです。
自分を責めずに、どうか優しい言葉をかけてあげてくださいね。
他人に優しい人こそ自分にはもっともっと優しくなってほしいと願うのです。
いつもありがとう。
またお会いできるのを楽しみにしてます。
では、また!