個人的に考えるSHIROBAKOの魅力
私が「人生で1番たくさん観たアニメは何ですか?」と聞かれたら
・fate
・氷菓
・SHIROBAKO
と答えるだろう。
私がどハマりしたSHIROBAKOが10周年を迎える。10周年を記念して、TVアニメシリーズがアニメ全話が順次無料公開されていく。
どんなアニメかというと
アニメのなかで、アニメ制作をする物語だ。
ファンタジーとかではなく、どちらかというとお仕事アニメ。
観たことないひとからすると
アニメ制作の仕事なんて興味ないという方も多いと思うが、アニメに興味がないひとでも非常に共感が持てる作品だ。
私が考えるSHIROBAKOの魅力を書いていく。
①キャラの思考や感情に共感できる
主人公であり、新入社員の宮森あおいは制作進行という仕事を携わるが、主人公が抱える仕事の悩みやトラブルに非常に共感が持てる。
私はアニメ制作進行なんてやったことがなく、IT系の営業しかやっていないのだが、制作進行という仕事はIT系営業やプロジェクトマネージャーに近いと思う。(間違ってたらすみません。)
どういう点が似ているのかというと
以下で述べる点の調整役として存在している点が似ている。
・コスト
・品質
・スケジュール
・上層部と現場との板挟み
・突発的なトラブル etc
宮森あおいは新入社員なので、初めのうちは調整が上手くできず、悩む。恐らく誰しも新人の頃、なかなか仕事の調整が出来ずに悩んだことがあると思うが、キャラに対して自身の社会人経験を重ね、視聴することができる。
ちなみに私は仕事が嫌すぎた時に
SHIROBAKOに出会い、一時期狂ったように観ていた。家に帰ったら真っ先にSHIROBAKOを見て、癒されて翌朝を迎えるような生活を送っていた。
②キャラそれぞれのキャリア
SHIROBAKOには様々なキャラクターが登場するが、その中でも宮森を含む主要キャラ5人いる。
宮森以外のキャラ4人は明確なキャリアに対するビジョンがあるが、宮森は「将来、自分が何がしたいのか?」の答えが出せない。
アニメの後半パートでは、宮森が制作進行を通じて自身のやりたいことを悩みながら見つけていく訳だが、その葛藤も共感が持てる。
特に私がSHIROBAKOに出会ったのは、社会人1-2年目くらいだったので、宮森と同じように「どういう風に将来なりたいのか」を考えていた。
なので周りはやりたい事が明確になっているけど、自分がやり事が定まっておらず、モヤモヤする感情に非常に共感できた。
③それぞれのキャラが立っている
SHIROBAKOというアニメはアニメ制作をするアニメという事情から登場人物がとても多い。アニメ制作に関わるいろんな仕事をしているキャラが出てくるため、ちょい役のキャラは埋もれてしまいそうだが、それぞれのキャラが個性的だ。
主要5人のキャラ以外で
私が好きなキャラクターは制作デスクの本田さんです。
制作デスクは制作のリーダー的ポジションだが
心配性で納品が間に合わなそうになると
「万策つきたーーー!」
と叫びます。
この万策尽きたー!というのが非常に好きです。
後半パートでは、元々なりたかったパティシエになり、ケーキ屋さんで働くのですが、そういうところも好きなポイントです。
まとめ
こんな感じで私の考えるSHIROBAKOの魅力を書いてみた。まだまだ書ききれないくらいの魅力があるのだが、ここまでにしておく。
YouTubeで無料で公開されているので、これを機にぜひみなさん見てみてほしい。