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#kindle作家
連載ショート小説002【海水浴】
じっちゃん
こんな暑い日は海水浴に行こうよ!
うむ、そうじゃな
久しぶりに泳ぎに行くか!
やった〜!
海だぁ!
海といったら海の家の焼きそばだ!
ワシはたこ焼きが食いたいのぉ
いいねぇ!
じゃあ早く行こうよ!
じっちゃん!
まぁ待て
焦らず
まずはラジオ体操からじゃ
えっ
海に着いてからで良くない?
車に乗るための準備体操じゃ
あらら
お年寄りは大変だな
こりゃ!
誰が年寄りじゃ
連載ショート小説004「じっちゃんのプロポーズ」
じっちゃん
ばあちゃんに何てプロポーズしたの?
うん?
う〜ん、そんなに聞きたいか?
うん‼️
凄く聞きたい❗️
たしかな
「50年後もこの浜辺を手をつないで
一緒に散歩して下さい」
じゃったかな
へぇ〜〜!
ふ〜〜ん!
キザだね!
じっちゃん!
そうじゃろ
なんてったって
戦国生まれじゃからな
さすが480歳‼️
最後までお読み下さり
誠に有難うございます❣️
次の話はこちらです
連載ショート小説006「読書感想文」
じっちゃん大変だぁ!
優太
そんなにあわてて
どうしたんじゃ?
夏休みの宿題の
読書感想文が終わらないんだよ〜
うむ困ったもんじゃな
ふむふむ
たったの1200文字が埋まらんか
だってさ〜じっちゃん
そんなに感想って書けないよ〜
【面白かった!】
の一言で終わっちゃうんだよ〜
ほうかほうか
まぁ、じっちゃんも同じようなもんじゃったな
えっ?
じっちゃんも読書感想文書いたことあるの?
連載ショート小説008「夏休みの余韻」
じっちゃん
もう夏休みが終わっちゃったよ〜
うむ
時間が経つのは早いのぉ
でも
昨日の花火は綺麗だったね〜
そうじゃな
3万発もあると壮大じゃったな
また来年も楽しみじゃな
明日からまた学校かぁ
早く冬休み来ないかなぁ
優太よ
タイムリープの魔法で
夏休みの最初の日に戻るか?
ううんやめとくよ
だってじっちゃんとの沢山の思い出が
なくなりそうだから
泣けること言うのぉ
連載ショート小説013「母ちゃん懸賞大臣?!」
母ちゃん
懸賞大臣って何?
優太
どこでそんな言葉聞いたの?
えっ
台所の机の上にあった紙に書いてたよ
あらあら
母ちゃんウッカリちゃんね
懸賞大臣ってのは
年間で500件以上のあらゆる懸賞に
当選した人が受賞するものよ
えっ!
母ちゃんそんなに懸賞当ててるの?
だって、そんなに物多くないし
当てるのが好きなだけで
当選した物は全部寄付してるのよ
へぇ〜
じゃあ僕から母ちゃんへ
【慈善