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スタンフォード式 最高の睡眠

西野精治

2017/3/5 初版発行
2020/7/30 第34刷発行

今でこそ睡眠の大切さは
多くの人が知っていると思いますが、
一昔前までは
それが当たり前ではなかったということ、
また、この本が発売される6年前も
今ほど睡眠は重要視されて
いなかったと思います。
むしろこの本が
現代の快適な睡眠法の
礎になっているのではない感じました。

個人的に
特に睡眠に対する悩みはないのですが、
自分が意識せずにできている
快適な睡眠法は何なのか
比較しながら読み進めてみました。

「人生の3分の1を制するものは
 残りの3分の2も決める」

と著書自身も言っているように
この本を通していかに眠り始めの90分が
大切かということが学べます。

ー以下文章中より要約ー

*7時間より短時間も長時間も
6年後の死亡率が1.3倍高い

*不眠で発症率高まる
➡︎糖尿病、肥満、高血圧、うつ病、不安障害、
 アルコール依存、薬物依存、認知症

*40分の睡眠負債を返すには、
 毎日14時間ベッドにいるのを
 3週間続けなければいけない。

〈最初の90分の眠り〉
「眠りたい」という睡眠要求の多くが解放
 アンチエイジング
昼間の眠気解消
疲労回復
 嫌な記憶を消去
自律神経が整う
成長ホルモン分泌

〈最高の睡眠法〉
就寝90分前の入浴
足湯
室温・湿度コンディショニング

その他:眠る前は何も考えない
➡︎短調なことで眠るための脳のスイッチをオン
➡︎毎日の眠る前ルーティンを作る

*高齢者のアルツハイマー実験
「30分未満の昼寝をする人」は
「昼寝の習慣がない人」に比べて
 認知症発症率が7分の1
 その一方で、
「1時間以上昼寝する人は
「昼寝の習慣がない人」に比べて
 認知症発症率が2倍高い
➡︎仮眠は20分程度が効果あり

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