四十路の夢追い

本日は夫の40回目の誕生日である。

昨日、夫と寝る前に話していて、夫の30歳の誕生日はどう祝ったかね?という話になった。私の手料理を振る舞ったのは、31歳の誕生日だから、じゃあ30歳はなんやったかねと話したが、結局わからずじまい。
どうやって祝ったかなぁ。うーん、思い出せない。

夫と交際が始まったのは私が29歳の頃だ。30歳になる、2ヶ月前から付き合い始めた。もう10年前のことだな。懐かしい。

30代は夫と共にあった。夫も同じ歳なので、同様だ。

色々あったなー、30代。大変なこともあった。だけど、総じていい思い出の方が多い。これも夫のおかげ、ありがとう。
同僚に「30代は色々とあったけど、楽しかったです!」と話すと「だったら40代も楽しくなるよ〜」と言われて嬉しかった。だといいなぁ。


知人が「夢を追いかけていいのも40まで」と言っていて、夫はその事実に愕然としていた。「明日から夢追いできなくなっちまう!」と昨夜、喚いていた。
夫も夫で夢があるのでぃす。叶うといいなぁと思っている。
「やなせたかしは49歳でアンパンマンを作ったんだし、浅田次郎は50過ぎてから小説家になったんだから、まだ夢を追いかけてもいいじゃん」と話した。
諦めなければいいのよー。今の仕事と両立できれば何したっていい思う。

昨日、おいしいと評判の焼鳥屋に夫と二人で行った。四十路半ばと思しき夫婦が営んでいるお店。この二人は自分のお店を持つという夢を叶えただろうけど、そしたら、お店を畳むまで、維持しなければならない。それも大変なことだよ〜。
「夢って叶ったあとがむしろ大変なのでは?」と焼鳥を頬張りながら考えた。
多分、大将も焼鳥のこと考えたら虫唾が走る日もあるだろう。だけど、そんな日でも商いは続けていかなくてはならぬ。並大抵の覚悟ではないね。

夫の夢が叶うといいと思う。
四十路だからって諦めることはないと思う。
夢は叶ったあとが大事。

細く長く続けていけるといいね。
その時も隣に私がいますように。

お誕生日おめでとう。

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