「当代のカルカス領主、ジョセフィーヌは賢君ですが」

足りないものがある、と道化の語り。

「彼のようにギラギラした野心こそ、歴史を動かす!」

ライオンの頭に王冠、しかし身体はアリ。

「アントライオンか」

あきれるクワンダ。その姿は、皮肉にもレオネの本質を表していた。
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