「ぐすん、アッシュしゃん…」
「俺も、お前の爺さんも皆、通った道だ」

泣いているシャルロッテと、見守るクワンダ。
そこへ、ドアをノックする音。

「おい、お客さんだぞ」

雨の中、ゲニンが誰か連れてきた。

「オレはソルフィン・ソルザルソン。スカンジアの北、ロバニエミから来た」
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