「喜ぶのは早いよ」

落ちた骨が集まり、ドラゴンの形に。尻尾の一振りで吹き飛ぶ家屋。

「ゲニン、その剣は何だったかねぇ?」
「おばば…オレが竜退治とか、許してくれよ!な!」

やけくその一撃は、今度こそ止めを刺した。

「竜殺しゲニンだ!」

冒険者たちから、歓声があがった。
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