「大陸へ渡ったはいいが、ヨハネスまでの船が無くてね」

商人か宣教師か、それらの奴隷か。
どれでもないヤスケは、故郷への旅に難儀していた。

「仕方なく徒歩で旅して、俺はダルマの南…クーロンまで辿り着いた」

そこはどの国にも属さない、無法者の砦と噂されていたが。
真相は違った。
画像1

いいなと思ったら応援しよう!

夢を渡る小説家イーノ
アーティストデートの足しにさせて頂きます。あなたのサポートに感謝。