2024年2月8日~2月17日 酒。読書。観劇。それだけ in 東京→京都→東京
私の「note」のプロフィールは、『酒。読書。観劇。それだけ』とそっけない、というか投げやりな一文だが、それで充分説明に足りている。
たとえば、2024年2月8日から2月17日にかけて……
2024年2月8日
18:30 舞台『最高の家出』 @新宿・紀伊國屋ホール
会社帰りに新宿に行く。紀伊國屋書店の階段を上がっていくと長蛇の列。入場の列かと思ったら当日引き換えの列だった。恐らく、一般のチケット販売ではなくファンクラブなどを通じて購入された方が多いのだろう。
ということで、紀伊國屋ホールは多くの「モノノフ」らしき人たちで満席。
2024年2月9日
13:00 東京駅
13時ちょうど東京発ののぞみ号は結構混雑していて、少し驚く。
明日から3連休だからなのか、ビジネスマンではなく、旅行者らしき人が多いよう。
いつものようにビールを飲み、その後は、北村匡平・児玉美月著『彼女たちのまなざし 日本映画の女性作家』(フィルムアート社、2023年)を読んで過ごす。
15時15分、京都駅到着。
アゴーラ京都四条にチェックイン。
今回はJR東海ツアーズの「EX旅パック」を利用したからか、1人旅なのに部屋はツイン。
少し休憩して、祇園まで歩く。
花見小路を一筋上がったところで、非公開のお店「隠れ家バーen@祇園」の場所を聞くため電話をかける。
このお店は、居酒屋探訪家である太田和彦氏の著書『ひとり飲む、京都』(新潮文庫)にも紹介されているお店「たまりや」の女将がやっている(というのとはちょっと違うが、詳しくはリンクの女将のブログを参照のこと)。
コロナ禍にお店を移ったため、今まで訪れることができなかったことを詫び、近況を報告する。もう場所もわかったし、女将の電話にも私の携帯番号が登録されたので、これからは気軽に行ける。
19:00 ロームシアター京都 レパートリーの創造) 高谷史郎『Tangent(タンジェント)』@ロームシアター京都 サウスホール
今回京都に来た目的はこれ。タイトルからわかるとおり、今のところ、東京で上演される予定がない(次は確か海外で上演されるはずだ)。
20:20に終演し、そのまま二条通を西に歩く。
21:00 京都和食だし Ken蔵
「京都和食だし Ken蔵」で、ビールと日本酒を飲む。
22時前にお店を出て、ホテルへの帰り道にある「和ダイニング 一政」のドアを開けようとしたが、既にそのドアに「Close」の札がかけられていたので、諦めてホテルに帰る。
ホテルのカウンターで無料のお茶やコーヒーなどが提供されている(「お出汁」まであるのは京都らしいか?)のだが、外国人観光客の家族がワイワイと群がっていたので、まずは部屋に戻ってから再訪しようと思ったが、そのまま寝てしまう。
2024年2月10日
カウンターで無料の「お出汁」(二日酔いに効く)をいただき、さらにコーヒーを部屋に持ち帰り、昨日「en」さんの女将さんにいただいたバレンタインチョコレートとともに(ありがとうございました。美味しかったです)。
時間まで『彼女たちのまなざし』を夢中で読む。
この本は、女性映画監督の歴史と現状を紹介し、主に現在活躍する16人の女性監督の来歴と評を載せている。とはいえ、田中絹代氏やポルノ映画を主戦場とする浜野佐知氏、或いはアニメ映像作家である山田尚子氏など幅広いジャンルを網羅していて、とても勉強になる。
とりあえず、この後のスケジュールを考えて、三島有紀子氏の項まで読み進めた後、チェックアウトして映画館へ向かう。
9:40 映画『一月の声に歓びを刻め』 @UPLINK京都
上映後、三条通を東へ歩き、「MOVIX京都」へ。
ちょうど入場開始時間に着き、この絶妙のスケジューリングに自画自賛。
12:25 映画『夜明けのすべて』@MOVIX京都
上映前に公開記念舞台挨拶、の模様をライブビューイングで観る。
その前の上映回はマスコミが入っていたそうだが、今回はおらず、登壇者の皆さんは(言動が報道されないため)終始リラックスモード。
普段東京にいると、こうした舞台挨拶だけでなく、ミニシアターでは監督やゲストによるアフタートークが日常的に行われていて、そういった場合は当然直接その人たちを見ることになって、それに慣れている私としては、登壇者をスクリーンで(しかもアップで)見ていることに終始ソワソワしてしまう。
満足して映画館を出て、20時発の新幹線までの間、どこで飲もうかと辺りを散策していたら、気づかぬうちに六角柳馬場付近に。
でもまぁこの時間なら「和鉄板 ぞろんぱ」は仕込み中だしと思っていたら、なんと自転車に乗った店員さんに出会ってしまう(以前にもこんなことがあった)。
「
おっ、隠れているじゃないですか」
それが挨拶か……
「今日はどうせ忙しいでしょ?」と聞くと、「そうっす」と即答されたので、「じゃあ、今日は行かない」。
「また今度お願いします」
店員さんは、倉庫に向かって自転車を漕ぎ始める。
とはいえ、まだ16時。ということで、近くの立ち飲み屋さんに入ることにする。
16:00 ツキノコグマ
16時の立ち飲み屋さんは、人がいっぱい。私の後からもどんどん人が押し寄せ、各々個人スペースが狭くなっていく。
ビールから始め、日本酒を3杯ほど飲み、お店を出る。
17:45 和ダイニング 一政
年末年始にも行けなかったので、久しぶりの訪問。
「19時になったら教えて」と告げ、日本酒を注文。
何でも、2024年3月30日に京都・みやこめっせで開催される「関西最大級の日本酒の祭典 Sake World Summit in KYOTO」に出店する(昨日行った「Ken蔵」さんや、さっき会った「ぞろんぱ」さんも)とかで、「絶対来てくださいよ」と、やたら勧めてくる(何だか、「呼べばホイホイ京都に来る」と思われているようだ。まぁ、昼間のこともあって、否定はできかねるが……)。
とりあえず、「行く方向で検討する」と答えておく(2月19日現在も検討中。結局、行った)
19時過ぎにお店を出たら、路面がすごく濡れている。
来る前は小降りだったのが、本降りになっていたようだ(で、「一政」さんにいる間に止んだ、と。とてもラッキー)。
で、何とか新幹線に乗れ、新横浜のアナウンスで起きるまで爆睡。
酔いが冷めないまま、フラフラの状態で帰宅した……と思う。
2024年2月12日
18:30 映画『コットンテール』(特別先行上映) @新宿ピカデリー
2024年2月15日
『彼女たちのまなざし 日本映画の女性作家』読了。
2024年2月16日
18時から、会社近くの中華料理店で、同僚の送別会。20時半、解散。
帰宅し、家飲み。日付が変わったので、就寝。
2024年2月17日
12:45 映画『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』 @新宿武蔵野館
18:30 映画『雨降って、ジ・エンド。』 @ポレポレ東中野
帰宅して、昨日の残り物で家飲みの続きからの、寝落ち。