学童施設の名前は何がいい?と娘に聞いたら
こんにちは。
静岡県島田市で24年春に学童保育施設設立を目指している田中です。
保育士試験の実技が7月なのですが、ピアノの練習が全然進みません。課題曲は「しあわせなら手をたたこう」と「やぎさんゆうびん(くろやぎさんたらお手紙食べた~のやつ)」です。・・・私にとっては難題です!
今回は、印象的な子どもたちのエピソードを3つ紹介します。
子どものやる気を高める「さしすせそ」
4月から近隣市の学童保育施設でスタッフとして働かせてもらっています。宿題をする時間帯があるのですが、なかなか宿題をやろうとしない男の子がいました。教育関連の書籍を読み漁っているので、「結果ではなく過程」をとことん褒めてみることにしました。
私「宿題やるの、だるいなぁって思うよね。でも宿題を机の上に準備して、それだけでも十分すごいね。」
男の子「え?そんなん全然偉くないじゃん。普通じゃん。」
私「さすがだね、〇〇君。それが普通にできている時点で素晴らしいよ。」
勉強に取り組むかたわら、見守りながら声掛けした言葉はこちら。
さしすせそにしてみました。
「さすがだね。」
「しらなかった~!教えてください。」
「集中できてるね。」
「すごい!」
「素晴らしい!」
「素敵。」
「せんせい、〇〇くんがすごすぎて、天才にしか思えないんだけど」
「せんぱい!かっこよすぎですっ」
「そうそう、いつもの調子でてきたね。」
すると、男の子のやる気がどんどんアップしていき、勉強時間を過ぎても「まだ勉強やる!」と言い出すではありませんか。宿題のみならず、塾の宿題まで猛烈なスピードで解き始めました。この変化には本当に驚きました。過程を褒めるのは、子どもの能力を引き出すのに効果的でした!
大人の世界でも一緒で、おじさんになってもおばさんになっても、褒められるのは嬉しいですよね。
こちらのラジオは社会人の「さしすせそ」。面白いのでぜひ♪まじめな放送会があったり、くだらない会があったり、おすすめですよ。
学童施設の名前は何がいい?と娘に聞いたら
自分の娘を自転車の後ろに乗せて、保育園へ送迎に行っていた時のこと。橋を渡って、坂道を下って、気持ちのいい風に包まれる。生命力に満ち溢れた緑に囲まれながら、自転車は進む。暑くもなく、寒くもない、心地よい季節を感じながら。
私「ママがさ、学童作りたいのは知っているよね。その施設の名前さ、何がいいと思う?」
娘「ん~とね、、、、『ラーメン・まんが学童』がいいんじゃない?」
私「!!!・・・いいね!(とりあえず褒める)」
娘「『ラーメン・まんが・ビール学童』ってどう?『がっちりマンデー・ワンピース学童』でもいいんじゃない!?」
娘は私の好きな食べ物や好きなことを列挙した名前を提案してくれました。かわいい娘。ラーメン・まんが学童、思いのほか人が集まるかもしれないね。
お迎えは最期でいいよ、と言ってくれる子
お仕事をいつも頑張っているママ友がいます。保育園へのお迎えは、6時以降になる日が多く、お迎えの最後になる日もあります。
仕事を頑張りたい気持ちと、子どもと過ごす時間を大切にしたい気持ちが両方あって、でもなかなか早くお迎えに行けなくて。仕事をしながら子育てをしていると、理想と現実と忙しい毎日に忙殺されて、
「なんのために働いてるんだっけ。」
「何がしたいんだっけ。」
とジレンマを抱え、苦しむ日があります。私の場合はね。
ママ友「いつもお迎え最後でごめんね。・・・いやじゃない?」
子「いやじゃないよ。お迎え、最後でいいよ。・・・だって、ママと一緒にきれいなお星さまが見られるからね。」
・・・な、泣ける。1リットル涙出る。映画作れそう。
遅くなりたくて遅いお迎えに来ているわけじゃないことを、この子は理解しているんじゃないかなぁと思います。4歳だけど。
子どものピュアな優しい言葉に感動しました。
というわけで、元気が出たら嬉しいです。
えいえい、おー!
ではまたね。