とある本を読んで

はじめに

 自費出版の詩集や自作インディーズのCDなどを作った知り合いは居ましたが、ちゃんとした「本」として出版した知り合いは初めてでした。だから嬉しくなって章ごとに書きまくってしまいました。
これは感想文ですが普通の感想文ではありません。感想文に准えた僕の推し活史です。
そしてかなりの長文になってしまいました。

追記(私信)

そして正式に感想文として上げたら、真っ先に上げた感想文がこんな長文のスケールになると後が続かなさそうなので、検索にも引っ掛からないように題名を伏せています。
ここを知っている人も本人以外にほぼ居なさそうなので。
と言いながら期限までに思い付いた追記をバンバンしているわけですが。(16とP.S.を追記しました)

まずは外観から

やっぱり「赤」ってのが良いですよね。
目を引きやすいです。
バッと目に入ることが大事なのでデザイナーさんは新人の作品を目に付きやすい色にしたのはHitだと思います。
多分「白」だったら完全に通り過ぎると思います。
それとタワレコさんは陳列も素晴らしい。
出版社が出版社だけに、タワレコさんでの展開は良いですね。(音楽之友社 出版)
実はこの本が出て初めてタワレコさんに行ったときは本のコーナーを見ずに帰ってしまいました。ちゃんとタワレコさんに置いてあると聞いて次の日に行ったら良い場所にありました。


タワレコ梅田NU茶屋町店 配置図
 タワレコ梅田NU茶屋町店 雑誌コーナー レジ前
赤は目立ちますよね
奥田民生さんと大槻ケンヂさんに挟まれても目立つ
紀伊國屋書店梅田本店さんは平積みでした 
埋もれても赤なら目立つ 

タワレコ新宿は更に場所が良い!


著者プロフィール

次に本文を読む前に著者プロフィールを見ました。顔はYoutubeで確認済みです。これまでの付き合いの中で大学も院卒もほぼ分かっていました。
そして改めて…友人の後輩やん。
院卒は違いますが、学部は一緒で、この夏も久し振りに会った高校時代の友人と同じでした。確定すると親近感爆増!
僕がオタクをカミングアウトした数少ない奴なので今度会う時は持って行こうと思います。

プロローグ

さて、まず、ここが上手いですよね。
冒頭の3行で引き付けられました。
それは「人の不幸は蜜の味」。(申し訳ないです)
俺は○○とか△△に認知されているのだ!どうだ凄いだろう…と書けば、そこで僕は本を置きます。いや、投げるかもしれません。ここまでになった経緯を教えてあげよう…と言われても読みません。最初に上から来ると警戒してしまいます。それからどした?の繰り返しで物語は進んで欲しいです。
その不幸はそれからどうなるのでしょう。不謹慎ながらワクワクしました。

後は、3行目の()内の補足。もう悲しい程オタクです。普通に考えたらリアルな彼女なのは分かっていても、それを読み手がオタクなのを見越して説明しなければならないのが見えて細かくて面白かったです。

そしてこのプロローグの行動に寄り添ってみようとして、タワレコに行って来ました。本来の舞台のタワレコ梅田店は昨年マルビルの建て替えと共に閉店したので梅田NU茶屋町店です。
ロックゾーンからアイドルゾーンへ。

分かりやすいように、顔が映らないように動画を撮ったんですが、流石に撮影許可も受けてないのでUPはできません。
でも、この移動は異世界に変わりすぎます。落差が激しすぎます。いや落差として「落ちる」のではなく、結果的にはアイドルに「堕ちた」わけですが、このジャンルの変化をしてしまったほどの精神状態だったんだな…と理解しました。(注1)

と、ここで思ったんですが、僕もアイドルに嵌まる前によく聴いていたのはジャンルで言えば、J-ROCK だったんですね。そのグループは解散した後だったんですが、ボーカルの人が次のバンドを立ち上げて、月1ペースでライブハウスで拳を突き上げていました。
ロックに疲れたらアイドルになるのかもしれません。

プロローグの次は本文です。
章ごとに感想を書いてみました。



Phase1-1 メンバーを知る

分かる分かる!の連続でしたね。
2回繰り返した言葉に声を出して笑いました。
ホントそう!がよく出て来ます。
しかしこんな感じに知るための努力を僕はしただろうかと考え込みました。僕はテレビやラジオを直に見たり聴いたりするよりはもっぱらYoutubeを観ていたように思います。
家族の前で深夜のアイドル番組を見ることはできませんでしたが、あの頃は番組が終わるとすぐに誰かがYoutubeに上げていました。番組の局やスポンサーさんには苦い話で違法かもしれませんが、観られなかったファンからすると有り難い話でした。
先日のSKE48運営とファンとの座談会の中で、メンバーから㈱ゼスト社員となった竹内彩姫さんが、運営としてYoutube展開を進めるという話を聞いて嬉しかったです。新規の人が見るには一番ハードルが低いのではないかと思っています。後はそれをどう周知させるかです。ただUPするだけでは村内だけのイベントになります。Xのポストだけでも不足だと思います。あまり知らない人へのアプローチはやはりメディアしかないのでしょうか。
そのメディアへの露出が少ないと、ここに書かれていた暮らしに位置付けることは無理なので、そこも合わせて運営側が活動をしていると聞いてどう変わるかですが、少し期待が持てました。

Phase1-2 本人と話す

握手会の最初の取っ掛かりはみんな違って面白いですよね。ヲタクの飲み会でも新しい仲間が入って来たらそこの話はみんなが平等に話せて聴けて盛り上がります。
そして先導者が居ると少し安心しますね。僕は前にnoteに書きましたが、分からないままに友人を誘って握手会に行きました。でも、先導者が居て心強いのは会場に着くまでですね。レーンからその先の場所は自分しか居ませんから。
最初はあの少しずつ進んで行くレーンの列が怖かったです。順番が近づくに連れてドキドキも増します。次が僕の番だ!となった時は足が動くのか心配になるほどでした。最初はAKB48の板野友美さんでしたが結局何も話せずに終わりました。その後も何を話そうかどれだけ悩んだか分からないし、うまく話せずに終わった握手会が多いです。会話をシミュレーションしてその通りにいったことはあまりないかもしれません。
そして本では握手会の話の中に突然僕の推しが登場してドキッとしました。良い印象で良かったです。
後は、仕事に活かされるのも分かる気がします。メンバー相手にちゃんと言葉に出して褒めるというレベルを勉強できたせいかもしれません。
筆者は上司や部下とのエレベータートークでしたが、僕の会社の部署では部下の半数が女の子だったので、「おっ、髪切ったんや、良いねぇ似合ってるねぇ」とか言えたり、染めようかなーと言ってた子に「派手な色じゃなかったらインナーカラーも良いんやない?」とか今まで言ったことのない言葉を覚えて接することもしました。言ってしまった後に、ちょっと軽かったかな〜セクハラじゃないよな〜と心配することもありましたが、嬉しそうにしていたので大丈夫か…と思っていました。

Phase1-3 ライブに行く

年配のご夫婦との回合、良いですね。
僕もやはり1人が多いです。一度2枚チケットを取ったら偶然にも友人が外れてしまって、じゃあ一緒に入ろう!という優越感を覚えてから一時期は2枚取って一緒に行く人をXで探してましたが、なかなかそんなことはなくて干すことがあったので、1枚申込みでソロ参加が多くなりました。でも行った先で席が違う友人とイベント前後に少し話す程度の方が僕は良いかもしれません。
会話に関しては僕も同じです。話しかけるなオーラと話してくれオーラを一緒に出して相殺して消えている感じです。
後は良いハプニングがあった場合とかに隣の人と話すことが多いですね。劇場のビンゴで一巡を引いて最前になったときは嬉しくて幕が開くまで隣の人と話したことを思い出しました。でもその時だけで、名前も知らないままでした。
そして、ナゴドの総選挙。忘れられませんね。僕も古畑奈和推し席で観てましたが、「H…」の瞬間、みんな、うおぉぉーと叫びながら両手を上げて立ち上がって全く知らない隣の人とハイタッチしたことを思い出しました。その人とはそれまで会話もアクションもなく、それだけだったのも一緒ですね。

Phase1-4 人に勧める

これは凄いと思いました。アイドルを人に勧めるのは相当の自分の強さや自信が必要だと思います。今の自分には難しいと思ってしまいます。
それはその時の自分の嵌り具合にもよると思うからです。レベル9999の人が誘うよりも、一緒に知ろうぜー!!レベルの人が誘った方が乗りやすいのではないかと思うのです。あ、相手の興味の具合が一番大事ですね。
僕が初めてAKB48の全国握手会に行った後、次の握手会に回りのやつを誘いました。凄くお得なイベントがあるぞ!と。CDを1枚買っただけでライブが観られて、しかもそれを歌ってたアイドルと握手ができるんだ!と。次の握手会には親子連れを含む10人以上が集まって行きました。盛り上がりました。ミニライブ終わりでみんな集まって、よその子供たちも一緒に誰に(握手)行く?誰に行く?とワイワイしたのも楽しかったです。ただ今もヲタクとして残っているのは僕ともう1人だけですが。
後、この章では他人の好きなものを聞くという重要なコミュニケーションの取り方がなるほど~と思いました。アンケートってのが良いですよね。会話の中では時間が短すぎて出て来るものは少ないです。じっくり考える時間があるアンケートは良い方法だなぁと思いました。そこで逆に聞いてくるようなキャッチボールができる人は素晴らしいですね。
そしてあえて文中の再会の件には触れません。

Phase1-5 食で推す

食べましたねー。カレー。
あれは2回目でしょうか、その頃は推しという推しも居なかったので、カレー皿だけが目標でした。なので太るということはなかったですが、本気の人は大変だったのですね。
あのカレー皿、A,Bの2タイプありましたが、合計3,000名にプレゼントでした。凄く太っ腹ですよね。Aタイプが欲しかったのですが、それでも運良くBタイプが当たりました。家で使うこともできず、今も未使用で会社の机の下の秘密のダンボールに入ったままです。
ヲタクグッズを処分する時は言いますね。メルカリなど転売しないならこれを読んでいただいたどなたかに無料で差し上げたいと思います。

CoCo壱番屋の景品のカレー皿


Phase1-6 仕事と両立させる

これは僕も一番重要視していたことです。
凄く調整が大変だったようですね。自分がイザという時に動きやすいように普段からめちゃめちゃ仕事を頑張るということは本当に大事です。

僕の場合はちょうどアイドルに嵌まったタイミングで部署長になったので(H.N.の由来です)、部下の動きの把握をしっかりして、イベントに出張を合わせるスケジュール管理に頭を悩ませました。
そして、2〜3年はヲタ活の交通費イコール出張費という状態をなんとか作りましたが(しー)、それでいて誰にも文句を言わせない仕事をすることも心掛けていました。残業しても徹夜しても土日出勤しても仕事を間に合わせて、更に与えられた以上の内容の仕事にすることを心掛けて、徹夜の際の仮眠用に机の下に寝袋も置いていました(今もです)。そして、ちゃんと理由を付けて出張して、ちゃんと仕事をして、ちゃんと推し活をして帰って来るまでが仕事でした。お仕事と推し事は一緒のレベルで頑張っていました。お仕事を疎かにしては推しには会えません。その頃は他部署の先輩上司には「おさ君は毎日毎日仕事ばっかりして何か趣味はないの?」と聞かれたレベルです。成功だ!と心の中でニンマリしました。

ロングコラム①忘れられない現場2013→2018

2013年総選挙?そんな頃から活動していたのですね。
柴田阿弥さんの話は後から聞いたことがあります。当時Youtubeに人混みの中の隠し撮りみたいな感じで上がっていました。え?誰?みたいな反応とどよめきが凄かったです。
あのナゴドに行けたのは羨ましいです。僕が嵌り始めたのはあの時にMVを撮った「未来とは?」のイベントからだったので知らないのです。あるヲタクの会合でオレンジサイを集めて配っていた人の話を聞く機会がありました。めちゃめちゃ大変だったのと、色んな人の助けがあったようです。
玲奈ちゃんの卒コンが宿泊を含めた僕の初めてのSKE遠征だったと思います。1日目はアリーナセンター通路の2列目。左側のスタンドの関係者席に木﨑ゆりあちゃんが来てるのが見えました。撮影タイムがあり、スマホでしたが割と綺麗に撮れて嬉しかったです。
2日目はステージから1番遠い反対側の天空席。あそこの階段の角度は急すぎて怖いです。でも俯瞰で玲奈ちゃんが言ったオレンジサイを観ることができました。「仲間の歌」の間奏の時に玲奈ちゃんの「オレンジ色の景色を見せて下さーい」の言葉を聞いて、僕が下を向いてオレンジオレンジ…とカラーチェンジをして顔を上げたら既に全席オレンジで凄い景色でした。発言から僅か5秒程度の脅威のスピードでした。


玲奈ちゃん卒コン1日目 撮可タイム
玲奈ちゃん卒コン1日目 撮可タイム
玲奈ちゃん卒コン1日目 撮可タイム
玲奈ちゃん卒コン1日目 撮可タイム
玲奈ちゃん卒コン1日目 撮可タイム
玲奈ちゃん卒コン1日目撮可タイム
玲奈ちゃん卒コン2日目の座席
階段の角度が怖かった


Phase2-7 感想を発信する

ここのブログにはかなりお世話になりました。ちゃんと写真もリンクのメンバーブログにYoutubeと綺麗に網羅されていて、どんなに時間をかけて書いたのだろうと感心していました。僕はXに4〜5ポストするくらいしかできません。例の件で整理されたのが残念です。

Phase2-8 仲間と語り合う

このZoomでの話は新しいですね。コロナになってやっと仕事のWeb会議とかで使い出したので、それを自分達でやるのは考え方が柔軟で若いせいでしょうか。環境でしょうか。
そういえば息子が、「今日はWeb飲み!」とか言って、自室に酒やつまみを用意して朝方まで友人と飲んでいたことがありました。やっぱりそれができる年代ってあると思います。
Xのタイムラインに知り合いがイベント後には必ずビールで乾杯している写真があがります。僕もたまーにやりますが、そんなに呑める訳でもなく毎回やってるヲタクは少し羨ましいです。

Phase2-9 負の思いを持っても一度止める

映画の話ですね。あの映画で推しが舞台挨拶に出たのですが、なかなか上手く感想を言えなかった(言えてなかったとの他評)ことがあります。彼女は筆者と同じくあまり良い映画だと思っていなかったと感じました。まさに同じ状態だったようです。良いものは良いと言うけど…的なニュアンスで発信してプチ炎上っぽくなったこともあったなぁと思い出しました。
あの映画、実は僕もサンシャインサカエで通りすがりにモザイクを掛けられて出演?しています。

Phase2-10 卒業を受け止める

突然の発表は心臓に悪いです。2度の重い経験なのですね。思い入れの強さに感受性の豊かさが重なり、更に書けるスキルが加わってエライことになったんだと思います。でも、その時の感情を残すことができるのは素晴らしいことだなぁと思います。
僕も推しの卒業発表は2回あって、2回とも劇場で立ち会えました。でも、もうそろそろじゃないかな?と覚悟はしていたし、二人とも卒業しても活動してくれそうだし、不思議と負の感情はありませんでした。
古畑奈和さんの時はほぼ半年振りの公演出演で、知り合いのヲタクはほとんど集結していました。最後の挨拶も怪しいと思っていたので目を離さずに見ていたらやっぱり…でした。その時は女性ファンが多かったこともあって、終演後のホールはそこら中で抱き合って泣いている阿鼻叫喚さが凄かったです。
江籠裕奈さんが卒業発表した際は、いつもは滅多に目を合わせないのに妙に何回も目が合って、何かおかしいなと思って最後の挨拶も凝視していたんですがこれもやっぱりでした。
余談ですが、古畑奈和さんの発表の時に言った「私、古畑奈和は、SKE48を卒業します!うそや?ほんとや!本当なんですね〜」の言葉は、最前で観ていたコウ♪☆さんの「嘘や!」と思わず漏れた言葉に反応しています。

Phase2-11 グッズ保管の方法を考える

これなんですよ。グッズが大量にあるんですよ。特にTシャツはそれを着る機会が終わったら次がないんです。普段着ができないデザインが多いので夏のパジャマ代わりに着るくらいですが、汚れ物は増えても質量的に減ることはないんです。会社が移転する際にゴミ出しする機会があったんですが、廃棄物コンテナが設置されたのを良いことにかなりの物を捨てました。CDはケースを外し、曲はデータにして、中のブックレットだけを種類分だけ確保して捨てました。それでも昨今の自分の気持ちからモノを集めるのは止めています。ただ、データにできるものはそうして、モノはどこまで割り切って捨てるのが良いか模索中です。書かれていたように写真で残す手もありますね。

ロングコラム②アイドル以外の推し活

アイドル以外の推し活ですか。
確かにアイドルの中にもアイドル活動以外に得意な分野があるメンバーが外仕事が多いですよね。熊崎晴香ちゃんや鎌田菜月ちゃん、太田彩夏ちゃんの競馬とか、末永桜花ちゃんの鉄道とか、北川愛乃ちゃんの絵画にガンプラ、最近では入内嶋涼ちゃんのボートレースや昆虫関係もありますね。
うーん。僕は特筆できるものは無いかもです。強いて言えば歴も長いのは競馬くらいですかね。
昔は伊藤実希ちゃんのように「スポーツ基本、何でもできます!」だったんですが、30年前ならいざ知らず、寄る年波と病気には勝てません。でも健康管理のために少しずつ運動を始めようかと思っています。昔のように全国大会に出場できるように。もちろん年代別の大会です。
いや、やっぱり全国握手会になるかもしれませんが。

Phase3-12 推しのファンを増やす

Phase1-4の人に勧める、と重複した感もありましたが、ここでは、海外への展開です。これは真似できないなと思いました。完全に白旗です。
実際に外国語での投稿をされているのも見ました。僕だったらリプか来たらうまく真意が伝わるのかな…と翻訳サイトを使っても変な感じに翻訳されるのを見たことがあるので、意思疎通が難しいのでは?と考えてしまいます。
Xでリポストをしたり、良い談話があればタグ付きで載せたりはしますが、特殊なことをやろうと思ったことがないので尊敬してしまいました。

Phase3-13 推しの活躍の場を創る

ここも全くもって尊敬します。
自分個人で何ができる?宝くじで大金を得てスポンサー枠を買って番組を創るとかCMを創るとか、途方もない「夢」しか考えられず、現実の動きをすることは思ってもみませんでした。
石油王になれば推しを押し上げることができるのに…とはよく聞く話です。まさにその程度の夢物語しか持っていないので考えてもみませんでした。

Phase3-14 団体や会社に提案する

ここもそう!そもそもドコにどうやってどんな企画書を作って…って分からないことだらけで、1番ダメなのは分かろうとしないことなのに、行動を起こすことは選択肢にも入ってないくらい思ってもみませんでした。地方の強味なのかもしれませんが、企画力と行動力に感服しました。
ふるさと納税についての話もありました。今月、推しの古畑奈和さんが『のうぜい合戦』という、ふるさと納税に関する舞台に出演されます。ふるさと納税制度の功罪に迫るドタバタブラックコメディということなので、アイドルの納税返礼品の話ではないのですが、そういう目で観劇するのも楽しそうです。


Phase3-15 ずっと推し続ける

多分大事なのはこれなんですよね。熱量と呼ばれるものは、その文字が表すのと同じように大多数の人はいつか自然に冷めます。
図らずも運営の打ち出した知的財産の方針は、行いが過剰すぎる人向けに釘を差す意味も大きかったのだと思いますが、それが気になる人には熱量に水を掛けられたように感じた人も居たのではないでしょうか。
筆者はそれにもちゃんとした対応を取りました。それはこれくらいで良いんじゃない?と思っていた僕には己に厳しすぎる行動だと思いました。それでも正々堂々と文筆で勝負するにはこれくらいの対応じゃないとできないのかなとも感心しました。
先日の座談会では、Youtubeの動画職人などファン側のコンテンツが活発になるのであれば、許容範囲を明確にしたいとの回答があったようです。どこまで明確にできるのか分かりませんし、今もまだ続報はありませんが、その意志はあるようです。
そしてここまでを1周目と定義して、2周目に向かう潔さと前向きさも見習わなければと思いました。
僕はあることと年齢を含めた自分の置かれている立場により、今年から少しSKE48には熱量が下がって来ています。今までは、熱っ!と言われていた熱量が、温かいな…くらいにはなったかと思います。それでも温かいな…を続けていくことが自分の精神にとっても大事なんじゃないかなとも思っています。

あれ?20の秘訣なのに15センテンスしか無いぞ?と思っていたら、ロングコラム③に秘訣MORE5がありました。

ロングコラム③ 秘訣MORE5

16.手紙を書く

なるほど。メンバーは手紙が欲しいと思っていたわけですね。
僕はあまり手紙を書きません。
何やらどこかの歌みたいになりましたが、手紙単体で出したことは無いと思います。プレゼントに添える形の手紙なら何度かありますが。
書かれているように手紙を書くのはなかなかの労力が要るんですよね。文章の下書きをスマホのメモ機能で書いたり(このnoteもそんな下書きで何度も読み直しては直していきます)、書き始めたら文字が気になったり、途中で誤字をしてしまって二重線で消したら汚いからそのページだけもう一度書いたり、同じ文字数の手紙だったらnoteの方が数段早いです。手書きはそれだけ大変ですが、推しが欲しいと言ったらやっぱり書きますね。次の舞台の感想などを書いてみようかなと思いました。

後、ここは密かに追記しますが、メンバーへのクリスマスプレゼントに添える形でこの本を入れておこうかなと思っています。複数冊入れて、1冊はその人のために、後は楽屋に置いてもらったらメンバーが読んでも面白いかなと。自分達のことを書いた本なので読む人が居るんじゃないかと思うのです。楽屋本がチーム別になるかどうかはボーナス次第です。

17.CD、レコードで聴く

僕はあまりCDやレコードでは聴きません。
いや、ホント、CDのこと…とかじゃなく、サブスクが発達してきた今はCDプレイヤー自体もうちにはありません。嫁さんがCDから直接スマホに取り込める機械を買って来て他のCDも全部それで済ませています。あ、何故かレコードプレイヤーはあります。処分しようとしたレコードを子供が幼少の頃に見つけて、聴いてみたい!と言ったので置いたままにしていました。
昔はそれでもCDをかけて、コーヒーを飲みながら歌詞カードを吟味する…なんてことをよくやってましたが、今はほとんど無いです。
似たことをしたのは、「時間がない公演」の歌の歌詞を覚えようとして歌詞カードをスマホで撮って、寝る前にスマホで歌を流しながら見て覚えていました。
実は僕は幼少の頃より難聴気味で音の聴こえる範囲が狭いのです。黒板をキーって爪で擦っても聞こえませんし、クラシックも好きで何度かコンサートも行きましたが、やはり高音は聴き取れませんでした。ここ数年は軽い難聴も少し進んでセミの声も聞こえていません。人の声の音域は分かりますが音が重なると言葉の聴き取りも難しいので歌を聴いて歌詞が分かることはほとんどなく、歌詞カードのお世話になっています。
なので大音量のライブは大好きです。音が大きいと分かりやすく、新公演くらいから劇場の音も大きく綺麗になったように感じます。レコードやCDの違いとかが分かる人は凄く羨ましいです。

18.写真を撮る

昨年春にカメラを買い色々と撮っていたのですが、先日、SKE48の16周年コンサートで初めてカメコ席で写真を撮りました。席も上手の端席だったので、シャッターチャンスなど待ってることはできません。ここでは無心でシャッターを押しまくって後で選ぶしかなかったです。
多分、コンサートでの写真の撮り方と撮影会などでポートレートを撮るのは撮り方が違うと思います。コンサートでは動きが早く、下手な鉄砲作戦しかできなくても撮影会なら会話をするような撮り方ができるのではないかと思います。昔はフィルムの一眼レフを持っていたので、その頃と同じように吟味した撮り方をしてみたいなと思っています。


19.生成AIを活用する

出たAI。こういうことをできるのが敵わないのです。前に「かける人」のクラファン特典で言葉を3つ入れてAIによる画像を作ってもらったことがあるんですが、なかなか面白かったですね。何故そうなるのか分からない意図しない画像になるのが面白かったです。それでも難しいと思うのが先に立ちます。
できる人にとっては、やってみれば簡単かもしれないのですが、新しいことにチャレンジすることに尻込みをしてしまうのはどうしようもないなぁと思っていました。すると偶然にも社内メールで、生成AIを利用した社内専用アシスタントがリリースされて技術情報やトラブル事例など積み重ねてきた社内資料が効率よく入手できるから使え!と来ました。うーん。もう少し様子をみます。

20.踊る

踊れるんですね。
公演などで横や前で思いっきり振りコピされるのが苦手です。推しが踊っているのにチラチラと目に入るのと、踊っている時の悦に入った顔に腹が立つことがあります。(すみません、偏見です)
前に、全国握手会の時に「振り入れ講座」ってのがありましたね。メンバーが先生となって20人くらいが振りを教えてもらうイベントで、一度だけ参加したことがあります。「意外にマンゴー」の時で、講師は荒井優希ちゃんともう1人は忘れましたが、楽しかったです。手だけならまだしも、回ったりステップだったり、普段しない動きが面白かったです。まず普通に暮らしててターンなんてしませんし。一緒のグループに髭の湯浅さんが居て、こっちを見て「お?なかなか上手いな」と言われたことも嬉しかったです。その「振り入れ講座」も復活しそうですね。運営との座談会で話が出ていました。足が少し悪くてもあれは個人的にはもう一度やりたいです。


おわりに

ほぼ全てが懐かしく、一気読みした後に、しばらくしてもう一度読み返し、更にこれを書くためにブロック毎に読み直しました。
気が向いたら書き、思い出したら追記し、読み返して修正し、と読書感想文にかこつけて僕が推し活のことで言いたかったこと、書きたかったことを一気にこのnoteに書いた気がします。
まだまだ細かいところについてはフォローできていないんですが、本を読んでみての総合的な感想は、推し活は広いな…と思ったことです。特にPhase.3-12,13,14の部分や、ロングコラム③の19.生成AIなどはなかなか考え付きません。自分の推し活になぞらえてこのようにセンテンス毎に感想を書いて来ましたが、ここについては全く書けませんでした。
今からやれるんじゃない?とも思わなかったです。降参です。
次のPhase4-21には何があるのでしょうか。あとがきでそれを見つけてくれたら…と書いてありましたが、提案ができても自分にはできないことならあります。
それは、「コピーバンドを作る」。
あのヲタクならギターができる、そのヲタクならキーボードができる…って人材は知っているんですが、自分がやろうとなったら何もできません。「Parting shot」のギターソロ、大好きなんです。
そして、自分の演奏でメンバーに踊ってもらう…ってことまで考えたら震えます。16周年コンサートでのバンドブロックを良いなぁと思って羨ましく観ていたので提案してみました。
更に自分ができる推し活を考えてみます。
気がつけば10000字を軽くオーバーしていました。
久し振りにSKE48熱が上がってしまいました。
ありがとうございました。


ギターがカッコいい「Parting shot」




(注1)
「堕ちる」というヲタクには身につまされる映画がありますのでご紹介を。
上映会にも行きましたが、是非映像化して欲しい作品です。

その監督がXで配信へのウェイティングリストを公開していますのでよろしければ。

P.S.
P.S.が多いnoteで申し訳ありません。
実はこの感想文の締め切りが11/1だと勘違いしていて、その時点で8000文字弱を書いていました。
そして11/1にUPしようとして、あれ?12月だ。そりゃそうだな、発売1週間で感想文締め切りってないよな…と思い、追記をしたら、あらら、1.5倍になってしまいました。そして仮UPした次第です。
推し事を語るのは楽しいですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?