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2019年12月の記事一覧
なんで生きなければいけないのか
なんで生きなければいけないのか。
なんで死んだらいけないのか。
周りが僕の事を「大人」と呼ぶようになった時、僕の中でグルグルと渦巻くようになった言葉だ。
そして、渦巻きながら少しずつ僕の中の何か分からない部分を削ってる。
まだ、僕は生きている。けど、僕の中の空洞は大きくなった気がした。
身体は軽くなったはずなのに、僕の動きは遅くなった。
初めは、小さく削っていたグルグルが、だんだん、大き
ガムとチョコは組み合わせが違う
助けてやるとか お前は間違っているとか
なんでしないのとか 宝石みたいに高そうな助言をしてくださる赤の他人の方々は寝る前に何を思っているのか気になる。
どんな思想を抱いて寝るのか?満足にみちたタンポポの綿毛の様なフワフワした気持ちで落ちていくのか。それともあなた方の助言を聞いた直後の私みたいに明日の朝食はなに食べようかと考えて寝るのか。一体どんな感情を持っているのか気になる。
私は他人からの“
〜思った。って使うなよ。お前以外喋ってねーんだから
大勢の人は“武器“を持ち自分を“強く“見せようとする。 僕もそうだ。
自分を“強く“する為にしたくもないことやしたい事をせずに“武器“を作った。
その“武器“である程度僕は“強く“慣れた気がしたがとても“生き辛い“と感じるようになった。
彼女は違った。彼女は何も持っていない。彼女は何も身につけなかった。
そんな彼女を僕は 言葉で残すのが嫌なくらい美しい と本心で痛感した。
“武器“を持つ人は
綺麗にする必要なんてない
ラーメンを食べるのに小皿を使うのは不細工だと思うか? もう顔は忘れてしまったけど彼女は美しかった。 “綺麗“とは傷や汚れがないモノだと、それが常識だと洗脳されていた。そんな鎖に縛られた僕を断ち切ってくれたのは彼女だった。 名前も顔も声も思い出も知らない彼女はただ美しかった。
強さを身につけなければ死んでしまうと教えられた。形ないモノの定義を身につけられた。
“教育“が残してくれた僕には興味がなか