【実践編】企業文化作りを会社の全体像から紐解く
会社の全体像は、まずビジョンがありそれを成し遂げる為の全社戦略があります。
その下に全社戦略に沿った合理的で効率的な組織構造(組織図・ユニット)・人事制度(ルール・基準)・人事配置(適材適所)を決め込む。
例えば、イノベーションを掲げた会社であれば、従業員がイノベーションを起こしやすく、スケールで行くと決めたのであればスケールしやすい組織構造・人事制度・人事配置にしなければならないのです。これは戦略を形にする為の設定です。
このビジョン・全社戦略、そしてそれを形にする組織構造・人事制度・人事配置の建付けの首尾一貫性があれば、いかにもその企業らしい前向きなカルチャーが醸成されます。
一方、上記の建付けがイマイチでも企業文化は育まれます。こちらは、会社の掲げたビジョンと整合性の取れないカルチャーを育むことになりかねない。
この一連を管理側・事業側を問わず、マネージャー以上の従業員が理解し、組織作りの判断軸とすれば、自社の企業文化に誇りを持ったメンバーが増えるのではないでしょうか。
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