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境界線の健康状態

こんばんは、ジョティです。
昨日は境界線ってなんだろうって
ことについて書いてみました。

境界線には色々あるけど、
心にも境界線がある。
こころの境界線が健康かどうかが
自分らしく生きるためにとっても大事だよっていうお話でした。

今日は、じゃあ健康的な境界線って何?
ってことを書いていこうと思います。

冬を越した春菊。花が咲きました。


心の境界線を創っているもの


そもそも、心の境界線は
どうやって作られているのでしょう?



前回、心の境界線は『相手と自分を区別する』と言いました。

相手と自分の区別をしているのは、
『感情』です。

私たちは自分自身の感情に対して責任を取ることで
自分の心の境界線を明確にしています。

自分と相手は違う人間で、
自分の感情は自分のもの。
相手の感情は相手のもの。

聞いてみてどうですか?
なんか、ごく普通というか、
割と当たり前のことのように思いませんか?


ですが、
実は、私たちはこのことがしばしば曖昧になるんです。


たとえば、

𓇠
相手がイライラしてそうな時、
まるで専属カウンセラーのように
相手をケアして機嫌を直そうと頑張る。
𓇠 
集中したいのに、まわりがうるさくてイライラした時、
『この人のせいで集中できない!』と考えイライラし続ける。
𓇠
友達にカラオケ誘われて、断りたいのに
相手が悲しむかなとか、付き合い悪いやつと思われたらどうしようと思って断れない。

などなどなど、、、。

上記のような状態は、
相手と自分の感情がとても曖昧な状態のことなのですが、
結構やりません?
私は夫にこれやってて、ハッ!っとなることがあります。

本来、私たちは
相手との関わりの中で発生する
自分の感情については、
自分自身で取り扱う必要があります。


ですが、ここが傷ついていたり、
間違ったやり方で教わってきたために、
勘違いしていたりすると、


相手がどう思うかを、自分がなんとかしないといけない  とか
自分の感情を相手が解決すべき  とか
相手の感情の責任が自分にある  とか

そのように自動反応してしまいます。

これは自動反応なので、
ポジティブでコントロールすることはできません。
やろうとすると、余計苦しいことは想像できるかと思います。

健康的な境界線が保たれている時


私たちが健康的な境界線を保っている状態の時、
例えばそれは
こんな感じかもしれません。

自分はOKで相手はOK

相手と自分は違っている

それぞれに大切なニーズがあるし
それを認めている。

私がNOと言うことは、
私はYESだということ。

読んでみてどうですか?
どんな感じがしますか?
この状態の時って、

お互いに安全が守られていて
お互いに必要なスペースがあって(安心)
お互いに軸があって
そこから起こるやりとりは、
気持ちの良いエネルギー循環がなされている感じ

がしませんか??


関係性の中で生じた自分の感情を
自分自身の責任で取り扱うこと、

相手の感情の責任を背負うことなく
自然に適切な距離を置くことができることは、

とても自然なエネルギーの状態なんですね。
自分にも相手にも無理がないので、
関係性に風通しいい感じがもたらされてます。


あ!ただ、
勘違いしないで欲しいのは、
感情が自分自身の責任だからと言って、
言いたいことだけを言いたい放題言うってことでは決してありません。

言いたいこと言いまくってスッキリしたぜ!ってことじゃないです。

自分の不快を払拭するために、相手の気持ちを尊重せず傷つけるという関わりそのものが、
すでに対等なものではなく、境界線を超えてしまっている行為ですよね。

例え、この状態だったとしても、
境界線を取り戻していくのには、
いくつかの段階を超えていく必要があって、
健全な境界線の道のりの途中で、ここも通過していけるので安心してください。


話が逸れましたが、

もしも、あなたが、
家族や友人、恋人やパートナー、
職場の同僚やクライエントとの関係性の中で
何らかの違和感やあるいは明らかな苦しみがある場合、

健康的な境界線を知らないか、
不健康な境界線のパターンに陥っている可能性があります。

明日は不健康な境界線のパターンについてお届けします。


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