クラファンで魚の缶詰を支援したらなんかすごいのが来た。②
初投稿にも関わらずかなりの反響があってビビり散らかした者です。ありがとうございます。新参にも一切容赦ないのかここは。
前作はこちら。
前回は『イナダのトマトリゾット』を白波ぶちあがる海辺で完食。今回はほかの2種類『イカのクリームリゾット』『サバのカレーリゾット』を紹介していこう。
どうして支援したのか?その辺は前作をご覧ください。まあ1行で足りるくらいの理由なんだけど。
さっそく食ってみようじゃないの
ロケーション
この日、スプーンと缶詰を携えて訪れたここが今回のシーサイドレストラン。
今回は漁港ではなく、よりシーサイド感のある浜辺を選んでみました。
消波ブロック。無数の風力発電風車。9月だと言うのにギラギラ照り付ける日差し。こっちをチラ見する2羽のカラス。
海岸線に沿ってサイクリングロードになってるんですが、たまに「こんにちはー」と知らない人に声をかけられる。こんなところで缶詰を広げて食ってるソロ不審者になってしまったが、通報されずに済んだのは幸いでしたね。
前回とは異なり、波も穏やかで怖くない。
ただし突き刺す日差しには要注意だ。早く冷えたドリンク飲みたくなってくる。
イカのクリームリゾット
開封するとこんな感じです。
ホワイトソース仕立てのリゾットだ。
味とか
控えめに言ってこれは本当にうまい。
正直に言うと次に続くサバカレーの前座的な意味で先に食べたんだけど、しまったこれは大御所だと直感。思わず結構な声量で唸ってしまい、通行人の目を引いてしまった。
一口目のインパクトが尋常でないほどとにかく旨味が強い。そしてそれはとんでもない時間、口の中で持続する。
なんだこれは?ワインが効いているのかな。なにもわからなくなって何度もラベルの原材料表を見た。まあ見ても全然わかんないんだけど。
キューブ型にカットしたイカが入っている。身は柔らかく、リゾットのアルデンテっぽさによくあっている。噛みしめるとどこまでも追尾してくる旨味…。
あっという間に完食。
前回「なんかもっと食べたかったな…」という気持ちだったので、今回はサイドメニューを充実させたんですよ。
ご紹介します。
【おまけ】「イカのクリームリゾット」にオススメのサイドメニュー
まるごと1個分 完熟トマトのスープパスタ
クリームの最高の戦友(とも)。
ただ、外気温30℃超えた直射日光バチバチのところで食すのはなかなかハードだった。心のなかはシチリアだ。わたしの故郷である。うそです。
次いってみよう。
サバのカレーリゾット
開封するとこんな感じ。
カレーってすごいですよね。たぶん100m先でもにおいが分かるんじゃないか。
味とか
予感は的中。かなりスパイシーなカレーがオシャレな缶の中で待っていた。自分にはかなり辛いレベル。汗が出る。これはたまらん。
「サバだ!」と見てわかるほど見事に原型を残している身は、カレーの中でもしっかり風味を出している。さすが魚の缶詰を造ってるというものだ。逆に辛めでなければ魚の風味がここまで活きないのかもしれない。適当に言ってるつもりはないんだけど違ってたらごめん。
そして驚くべきはサバの身の大きさ。率直にデカい。うまい、太い、大きい。しまった、これは他社製品のキャッチコピーだ。
【おまけ】「サバのカレーリゾット」にオススメのサイドメニュー
サラダクラブ ピクルス(ガーキン)
カレーと言えば福神漬け?あるいはらっきょう漬け?いいえ、ここは敢えてピクルス。
小さくて食べやすく、辛いカレーにツンとした酸味がニクい。ほんのり苦味も加わってちょっとオトナの味がする。
ひと夏のスパイシーな思い出に色どりを添え…まあとりあえずオトナって言っときゃいいんだよ、みたいな風潮。でもね、あたし子供心は忘れたくないの。話がどんどん逸れて心は海をわたっていく。
冷たいコーンスープ
スパイシーカレーにとてもよく合っていた優しいクールガイ。口当たりとってもなめらか。
商品名もなんかいい。「冷たいコーンスープ」。これ以上も以下もない、説明しつくされた名前だ。侍のように潔い。
まとめ
おいしかった。
買い足した。だって備蓄だもの。
弱点判明
3つそれぞれに個性があり、全方位に強かった3種の海鮮リゾット缶詰。
ところがこの商品についてTwitterの意見を見回ったところ重大な問題点を発見した。この機会に周知しておきたい。みんなもメモを取るなりスクショするなりしてほしい。
備蓄をうたっていてこれでは困る。と同時に、とても難しい問題だ。自分ひとりの手には負えない。公共放送とかで特集でも組むべきだろう。
なんなら自分もこのとおりすぐ食べちゃってる。短い周期でローリングするしかない。自らの食欲を上回るペースで補充する。わかるか。これは戦いなのだ。自分との。どうか負けないでほしい。
ごちそうさまでした!!