「友達が1人もいない、私」を受け入れたら、心が楽になった
あなたは劇場版「『鬼滅の刃』無限列車編」を誰かと一緒に見にいきますか?
恋人と?
親と?
それとも「友達」と?
私には恋人もいなければ、親元を離れているので親と一緒に見に行くなんてことはありません(そもそも、親はアニメを見ません)。
では、「友達」と一緒なのか!?
答えは・・・・・NO!
私には「友達」がいません。そう、1人も( ̄▽ ̄)
それが寂しいのか?と聞かれたら、
それも・・・・NO!!
むしろ、人間関係に悩まず、自分が幸せになれること、自分が好きなことに集中できて、心穏やかな日々が過ごせて嬉しい。
肌荒れも改善したしネ (*^◯^*)♡
(今年2月に行った『鬼滅の刃』コラボカフェ。推しキャラ〈冨岡義勇様⭐︎〉のコースターが当たらなくて、少し残念でした)
このnoteでは、わたくし、院子(いんこ)が「友達がいないこと」ことに気がついてから、気持ちが楽になった過程をぐたぐた〜と書いていきたいと思います(笑)
①私の「友達」と呼ばれる人たちとの関係
一昨年ぐらいまでの私は、「友達」と呼ばれる人々(今では知り合い程度だと思っています)との関係に悩み、そのストレスで顔面ニキビ畑🌸・帯状疱疹後神経痛などの体の不調が日常茶飯事でした。
では、以前までの私の「友達」付き合いはどのようのものだったのか?
○相手の気持ちを汲み取ることが、友達付き合いだと思っていた
以前までの私は多くの「友達」から、「思いやりがある人」「優しい人」「男だったら結婚したい」とよく言われたました。それはなぜかな?と考えた時に、相手が私にして欲しいことをすぐに察して行動に移したり、愚痴の聞き役ばかりしていたからだと思います。自分で言うのもなんですが、私は相手の話を聞きすぎるぐらい、聞き手として優秀だと思います(笑)また、私は相手が以前発言した言葉を細かく覚えているので、「えー!覚えてくれたの!!」と喜んでくれます(私からしてみれば、なぜ過去に自分が話した内容を忘れているのか、不思議に思うぐらいです)。
「友達」と会うと、必ず彼・彼女たちは愚痴を吐き、気分スッキリ(*^▽^*)❗️
私、ぐったり(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
私の方は何か悩んでも、大体自分で解決できます。「視界から消えて♡」と思う人や出来事に遭遇しても、日記に相手の人格を否定することを書き殴ったり、アニメ「クレヨンしんちゃん」を見て爆笑したり、好きな本を読んだりなど・・・
「友達」に話すよりも、自分1人で向き合う方が抱えている問題を消化できます。
別に「友達」に悩みを相談して共感して欲しいという気持ちがないわけではありません。ですが、別に相談することでもないですし、なによりも、気がつくといつも私が聞き手になっているので、それが疲れて余計にストレス増!になります。
○「友達」がいる??
「友達」と会うと、いつも聞き手に周り知らない人の悪口を聞かされて、苦痛に感じていたのに、私はなぜか「友達」との関係を断つことができませんでした。「友達」がいないとダメな人間になってしまう・・・・と思うぐらい。。。自分で自分を脅迫しているような感じで・・・・「私には友達がたくさんいる」と思い込もうとしていました。
②「友達」がいないと寂しい?
どうして私は「友達がいないとダメな人間になる」と思い込むようになったか。自分の過去を振り返ってみると、小学校時代の経験が原因だと思います。
○小学校時代に担任に言われた一言
私は小さい頃から、大勢の人の輪の中で遊ぶよりも、1人で遊ぶことが好きでした。家ではマンガやアニメ雑誌を読んだり、好きな音楽を聴きながら愛犬の散歩に行ったり、学校の休み時間ではリコーダーの練習や小説を読むことが好きでした。
小学4年生のある日、当時の担任の先生から職員室に呼び出しをくらった私。そのとき先生から「ねぁ、院子ちゃん、友達いないの?友達いないと寂しいでしょ!?」と心配されました。私の中では別に周りから仲間外れにされているともおもっていませんでした。また、クラスメイトの子たちから話しかけられたら応答したし、私の方からはクラスメイトに用事がないかぎり話かけませんでした。そのような状態が「寂しい」と思ったことがなく、そのように見られてとても驚いたぐらいです。
そのあとに先生が放った言葉によって、私はおもいっきり殴られた感覚に陥りました。
「友達がいないとダメな人間になるよ」
この後も先生は言葉を続けましたが、私は「友達がいないとダメな人間になるよ」という言葉があまりにもショックだったので、その先のことはほとんど覚えていません。
後日、三者面談で先生が私のことを心配して親にそのことを報告しました。親も心配して、毎日のように「友達はできたの?」「誰かと話した??」と聞いてきました。私はなんだか・・・「自分が悪いことをしているんじゃなかいか」と思いはじめたことを覚えています。
○周りに合わせ始めたら友達約30人ぐらいできた
そして、小学校5年生になると「『友達』を作らなくちゃ、ダメな人間になる」と思い、積極的にクラスメイトたちと関わるようになります。
例えば・・・・
■休み時間にドッチボールに参加したり、女子トークに誘われた断らずに参加など・・・クラスの輪の中に積極的に入る。
■徐々に数名の女子たちが下校時間に「一緒に帰ろう」と毎日誘ってくるようになった。
(本当は1人で帰り道で草花を摘んだり、『今日は何分で家に帰れるのかゲーム!』とかしながら下校中を楽しむことが好きだったんだけどね(笑)
■聞き役になると女子たちから遊びに誘われることを知り、聞き役に徹するようになる。私にとってはどうでも良い相手の悪口を聞いて、「うんうん」と相槌を打つことに専念した。
■何か頼まれても断らない
すると、あ〜ら不思議⁉️
教師からの評判がめちゃくちゃ良くなった、私( ✌︎'ω')✌︎
心配されなくなったよ、私( ✌︎'ω')✌︎
これが正しい人間関係の築き方なんだと、子どもながらに思いました。そして、無意識に友達といることは楽しいとことだと思うようにもなりました。
○年齢が上がるにつれて他者が怖くなってくる
年齢が上がるつれて私は「友達」がたくさんできました。同時に、1人の時間が減りましたが、そのことに気がつかないように見て見ぬ振りをしました。
「友達がいないとダメな私になってしまう」という呪縛が強固になり、最近ではSNS上で繋がった「友達」の言動を見逃さないように、10分間隔で確認する日々を過ごしていました。また、対面でもSNS上でも相手の愚痴を聞いてばかりの生活が続き、ついに何にもしなくても涙が出たり、帯状疱疹の痛みに悩まされ、人と会うことが怖くなりました。
③「友達」呪縛
もう苦しくて、苦しくて・・・・・
どうして私はこんなに苦しいんだろう?
と、初めて自分自身と向き合ったのが今年のはじめぐらいかな?このままだと、私が壊れてしまうと思い、数年ぶりに「友達」からの誘いを断り、自己分析をする時間を作りました。色んな本を参考にしましたが、一番良かった方法は芸人・バービーさんの「セルフプロディース」です。
○私はなぜこんなにも苦しいのだろう
私が苦しい理由は何か?それを考える前に、「私が好きなこと」や「私は○○な人」について書けるだけ書いていきました。
ここではほんの一部ですが、こんなこんな感じです↓
■私が好きなこと
・1人でアニメを見たり、本を読むことがすき。それが一番のリラックス法。
・動物と触れ合うことが好き。
・花言葉が好き
・音楽を聴きながら、ジョギングをすることが好き
・カントリーミュージックが好き。その歴史を勉強すればするほど、音楽と政治が切って切り離せない関係だと知る。学ぶことが楽しい・・・etc
■私は○○な人
・そもそも生身の他者に興味がない
・悪口を通して、その場限りの親さをなんて好きじゃない
・お喋りすることが苦手
・お喋りを通して自己開示するよりも、発表とか文章で自己開示する方がいい
・1人の時間がないと、他者と付き合うエネルギーを蓄えることができない
・・・・etc
このように自己分析を行なっていったら、あることに気がつきました。
わたし、1人が好きなんだ Σ('◉⌓◉’)
とってもシンプルな答え(笑)気がついていたけど、周囲の影響で作り上げてしまった「友達がいないとダメ」という呪縛から抜け出すことを怖がっていた、わたし。
そう思うと、「私は『友達』がいなくても寂しい気持ちにならないんじゃないか」とも思いはじめました。
④「友達」がいないことを受け入れたら楽になった
自分の中でその気持ちを実証するために、1人で焼肉に行ったり、誰とも合わない・LINE等の文字のやり取りも無視、1人で色んなところを散歩したり、1人でアニメコラボカフェに行きまくったり・・・・
お一人様を満喫すること2ヶ月・・・・・
すげぇぇぇぇーーー、全然、寂しくない!!!!
むしろ、楽しいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
と、まぁ〜、1人で過ごしても全然寂しくないことがわかりました。
未知なる私、こんにちは (๑>◡<๑)♡
そして私は今までの人間関係も自分なりに整理しました。
今まで「友達」だと思っていた人たちは、今では「知り合い」程度だなと思います。
さらに、自分の中で以下のように気持ちを整理しました。
❶もう相手のため自分の時間を使わない!
❷嫌だなと思うことは断る
❸万人に好かれるわけない!嫌われることを恐れない
❹他者はそんなに私のことを考えていない
❺一生に1人でもお互いに適切な距離を取れる人と出会えたら、まぁ良いことだよ
❻誰かと好きなことを分かち合いと思ったら、SNS上で自分の意見を言えばいい
もちろん、他者と関わりながら生きていかなくちゃいけないと思います。だけど、私は自分が幸せになることを最優先にしつつ、その上で他者と付き合っていこうと思っています。
今後も私は大好きなアニメを見まくり、それらのコラボカフェに1人で行きまくり、頭の中で色々と空想に花を咲かせながら美味しいカフェメニューを食べまくり、推しキャラのグッツを買いまくりたいと思います。
あっ!忘れていた!!唯一のデメリット。
いまのところ喋らなすぎて、久しぶりに声を出すと翌日のどの奥が痛くなることぐらいかな ( ̄▽ ̄)♫