今年最後のバーオープンはただタパ!
葉山の海近、月に1回程度、晴天の週末にシャンパーニュバーをオープンさせているインギャリオン店主です。明日は今年最後のバーオープンです。今回は明日のバーのフォーマットについて書きたいと思います。
明日のフォーマットは、ズバリ、ただタパ!
ただタパという言葉、初めてお聞きになる方も多いのではないでしょうか?
あえて漢字で書くと無料タパ
無料で出てくるタパ、スペイン語の酒のおつまみ、のことです。
以前、イギリスに学生として住んでいた時に、スペイン旅行した甘い?エピソードをブログに書きました。
このエピソードのバーではないですが、最初にスペインマドリッドについて行ったのが、生ハムがいっぱいぶら下がっていて、ショーケースに多くのチーズが並んでいるバル。
そこで体験したのが、人生最初のただタパでした。ワインが1グラス2ユーロほどで飲めるだけでも嬉しいのに、そのワインにおつまみでオリーブが一緒についてきました。
お通しみたいなものかなぁと思っていたなですが、グラスを重ねていくたびに、生ハム、チーズなとがその都度出てきます。
メニューを見てもそんなことが書いてあるわけでもなく。訝しみながらも、4,5杯は飲んだでしょうか。さて、次はレストランに行こうとお会計をしたところ、なんとグラスワインの値段のみ!
衝撃でした!
物価の安さや、人の優しさ、ワインや食べ物の美味しさ、歴史ある建築物や美術、豊かな自然、全てが素晴らしく、この後、スペインには何度も足を運ぶことになります。
スペインにはそれこそ星の数ほど多くのバルがありますが、ただタパについては、グラナダという都市が有名のようです。
僕も一度グラナダでバルのハシゴをしたことがありますが、フライや肉など、ポーションはそれほど大きくはなくても、しっかりとした食事のメニューがただタパとして出てきたバルもありました。
さて、今回のバーのフォーマットですが、一年の感謝を込めて、ただタパをベースとしたいと思っています。
簡単なおつまみにはなりますが、チーズやオリーブ、ハムやフルーツなど、1フィンガーサイズで、シャンパーニュと楽しんでもらえればと思っています。
読んでいただきありがとうございました!