自己愛と、自尊心と、自己肯定感と。
自己愛と自尊心と自己肯定感って混合されがちじゃない?
自己愛と自尊心と自己肯定感。それぞれ、同じような意味で使われることが多くないですか?
私は、実際は全然違うものだと思うんです。
今回の記事では、それらの違いを明らかにして、生きやすくなるためのヒントを見つけていこう!というコンセプトで執筆していきます。
自分を大切にできず心をすり減らしてばかり…。自分に自信が持てない…。自分のことを大した人間だと思えない…。
こんな悩みを抱えた方、必見です!!
自己愛と自尊心と自己肯定感の違いって?
私は、自己愛が高く、自尊心はやや高く、自己肯定感は低いと思っています。これはなぜでしょうか?
私なりの定義では、
・自己愛=自分自身が自分を大切にする心(絶対的)
・自尊心=自分自身が自分を優れてると思う心(相対的)
・自己肯定感=自分自身がありのままの自分を認めてあげる心(絶対・相対)
だからです。
・自己愛について、いつ何時も最終的には自分の感情を最優先してしまう身勝手さがあり協調性に欠けるのが自分の弱みだと思っています…。(笑)
これは、裏を返せば自分を貫き、自分を大切にするという自己愛の高さに起因すると考えるのです。
・自尊心について、幼少期から運動も勉強も音楽も何をやっても頭ひとつ抜けて器用にこなせる自信がありました。そういった積み重ねで、相対的に自分は優れている、と多少感じる部分があります。「自分なら上手くいく」という自信は、自尊心に近いかと思います。
・自己肯定感について、とにかくありのままの自分を肯定して受け入れることが苦手なのです。他人に自分にない良いところを見出すと、「羨ましいなぁ…それに比べて私は…。」と卑屈になりがちです。さらに「もっとこうしなければ」という改善心に苛まれ、現状に満足することが無いような人間で、とても理想が高く、理想と現実のギャップに苦労します…。
ここまで読んでみて、改めてみなさんは、自己愛、自尊心、自己肯定感、それぞれどのようなバランスで保っていると思いますか?
自己愛と自尊心と自己肯定感、それぞれ高めるために必要なマインドセットとは?
ここまできて、みなさんも自分自身が自己愛、自尊心、自己肯定感、それぞれどのレベルで保っているか再認識できたかと思います。
やはり、自己愛、自尊心、自己肯定感。高い方がなんだか生きやすそうですよね〜…。
ここからは、それぞれを高めるのに必要だと思うマインドセットについて書いていきます。
自己愛を高めるには
自分の気持ちやニーズを大切にする癖をつけること。自分を本当に労ってあげられるのは自分だけです。組織や周囲の人々の期待に沿おうと自分の気持ちを蔑ろにしていませんか?思い当たる節があったら、今一度、自分のやりたいこと、自分の気持ち、そういったものにフォーカスしてみるのが吉です…!自尊心を高めるには
成功体験を積み重ねること。先述の通り、自分が優れていると感じるためには、自信の積み重ねが大切になると思います。小さなことでも良いので、デキた!成長した!を増やしていくことが自尊心を高めることに繋がると考えます。自己肯定感を高めるには
自分と戦いながら成長していくこと。他人軸で比較していては、いつまで経っても自己肯定感を高めることはできません…。なぜなら、上には必ず上がいるから(私自身にも刺さります…)。また、成長なくしては自己効力感を感じられず無力感に苛まれてしまうでしょう。そのため、自分軸の中で過去の自分と常に戦いながら成長することが自己肯定感を高めることに繋がると考えます。
さいごに
ここで紹介した方法で、自己愛・自尊心・自己肯定感を、各々のケースや性格に合わせて高めることでプラスに働くと思います♫
私自身もまだまだ悩んでばかりですが、そんな私の言葉が、少しでも多くの人の「生きやすくなるためのヒント」になっていたら幸いです。