習慣は最強の武器
この記事は
何でも「続く人」と「続かない人」の習慣
(著者・伊藤良)
の読書記録となります。
①目標を明確に
やろう! と思い立って、その日は遮二無二頑張ったものの、翌日はだんまり……なんて経験はありませんか。
誰しも一度はそんな失敗をしたことがあるでしょう。
習慣化するためには、目標を明確にしてベビーステップから始めるのがベストです。というのも、そうしないとほとんどの人は一週間もしない内に撃沈してしまうからです。
その習慣を通してなにを得たいのか。
具体的には、ありたい姿・やりたいこと・欲しいものの順で書き出してみると、目標が明確になります。
また、ロールモデルを持つことも効果的です。
あの人のようになりたい、あんな風になりたいといった思いは、よい影響をもたらしてくれます。
②理想の未来を思い描く
習慣化する上で難敵となるのは、やはり結果がなかなか現れないことでしょう。成果がすぐに出ないことがほとんどです。
ですが、やれば確実にレベルアップしています。
そこで、目を向ける場所を今ではなく未来に変えてみましょう。
英語がすらすら喋れる自分。
理想の身体を手に入れた自分。
夢を叶えた自分。
想像するだけでワクワクしませんか?
今に目を向けていては、人は変われません。
マンネリ化、という言葉があるように、人間には現状を甘んじて受け入れようとする性質があります。つまり、変わろうと思わなければ、いつまで経っても人は変われないのです。
自分を変えるには、自ら行動を起こすしかありません。
物語の主人公は笑われてる方だ。
SEKAI NO OWARIの『サザンカ』の一節です。
笑われたのなら、見返してやるくらいの気持ちで頑張りましょう!
泥臭く頑張る人をぼくは、心の底から応援します。
③工夫次第で習慣は生み出せる
時間という天敵が、この世の中には存在します。
が、本当に時間がないからできないのでしょうか?
例えば通勤時間、ネットサーフィンの時間を読書に変えられませんか?
例えば待ち時間、ぼうっと無為に過ごしていませんか?
このように、時間はなくてもスキマ時間はけっこうあるはずです。
そういった時間を活用することが、習慣化の一歩となります。
習慣化のいいところは、一度定着してしまえば抵抗がなくなることです。
最初は難しいかも知れませんが、とりあえず、後先考えずに行動に起こしてみましょう。もしかしたら、その小さな一歩が、後にあなたを思いもしなかった未来に導いてくれるかもしれません。
余談ですが、習慣化しようと思ったことを記録することもオススメです。
数値化されたり、可視化されたりすると、自然とモチベーションアップにつながりますからね。
たかが数分足らずでできるのに、そのアクションがもたらす効果は絶大です。スマホのメモ機能でもいいので、ますは行動に起こすところから始めましょう。
質なんて最初は気にしなくていいんです。
続ければ勝手に良いものになっていきますから。
④感想
幸いにもぼくは努力が得意な性質でして、これまで特に大きな目標もなく、半年ほど筋トレを続けたり、五年ほど小説を書き続けたりしてきましたが、この本を読んで、新しい習慣を作る際のひとつの伝を得ることができました。
また、意図的に休みを作る、という考え方がと印象的で、時にはルーティーンを崩すことも大切なのだと気づかされました。
ぼくはこれまで基本的にnote毎日更新を目標にしてきましたが、昨日や一昨日のように小説作業に精が出ているときは、あえてその一点に集中するようにしてきました。
そのことに罪悪感がありましたが……どうやら杞憂だったようですね。
これからは一週間に2日、水曜日と日曜日はお休みをいただくことにします。というのも、10月から新作を書くにあたって、プロットを練る時間に充てたいので。
けれど、一週間に5日は特別な事情がない限り、読書記録を投稿していきますので、よろしくお願いします。
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