見出し画像

あのときこれを知っていれば・・・

そろそろ国立大学の合否の結果が出て、厳しかった受験勉強から
開放されてつかの間の清々しい気持ちの人や浪人決定の人など
悲喜こもごもなのではないでしょうか?

大学進学率6割にもなり、小生が受験生だった頃に比べて倍増して
いる現実と大学の数が多くなっていることを鑑みると現役で合格する
学生が増えて、我々の頃と比べると浪人生の数が著しく少なくなって
います。

現に小生が在学していた都立高校では4年生と言われ、浪人して
国立早慶に合格することで有名な高校でした。
現在は、学生数も半減したにも関わらず、中高一貫校になって現役で
合格する学生が激増しています。

そんな中、第一志望の有名大学に合格する学生の勉強はどんなもの
なのか、ドラゴン桜2で有名な編集者の西岡氏が東大合格を勝ち取る
子と落ちる子の違いを明確に解説しています。

彼自身、偏差値35から這い上がって東大合格を勝ち取った勝ち組なの
でたいへん説得力があります。

まず、「東大に合格するためには何時間ぐらい勉強すればいいですか?」
という質問を多く受けるようです。それに対して勉強を何時間したという
のは重要ではないと言い切っています。

合格した東大生に同じ質問をしても、みな一様にポカンとした顔をして、
「時間に重きを置いていなかったから、何時間勉強したかなんて測って
いない」という返答でした。いかに目的を明確にして集中して勉強して
いたかがわかります。

「頑張る」という抽象的な言葉も使わないとのこと。頑張るのは当たり前
でそれが目的なってはいけません。結果として努力が積み上がっただけ
で、「頑張る」は目的ではないということ。

つまり、逆説的ですが「頑張らない」ことが重要なのです。睡眠時間を
削って勉強時間を増やしても大きな目標(合格)に向かって日々の
プロセスに落とし込むための小さな目標を立てて勉強すれば、集中して
その目標を達成できます。つまり、小さな成功体験を積み重ねること
で大きな目標に一歩一歩近づいていくということ。

私自身の受験勉強時代にさかのぼって考えてみると、このような
アドバイスがあれば、浪人生活を続けることがなかったのではないで
しょうか?

ビジネスの分野でもまったく同じです。大きな10倍目標を打ち立てて、
それに向かって日々のTo-Doを着実に積み重ねていった結果が成功へ
と導いてくれるものです。それをやり抜く力を諦めずに情熱を持って
取り組めば必ず成功します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?