【やってみた】食事前にインスタ写真を撮りたいけど、一口食べて撮ることにしました【食事前インスタ写真】

こんばんは、エイです。

この前、たまたまツイッターで、「レストランやカフェで食べる前に写真を撮るインスタ女子」の方のツイートをみかけました。

書かれていたのは、目からウロコのこんな言葉。

「せっかくの美しい料理・素敵な料理を写真に収めることは、一つのマナーである」

驚きました。

「食事をするときにスマホを触るのはマナー違反」というのが、自分の中の常識だったからです。

実際、反論するツイートも数多く寄せられていました。

一方、同意する意見も案外多い。

というわけで、物は試しと、やってみることにしました。

食事をおいしそうに撮るって難しい

意外だったのは、シャッターさえ切れば、美味しい写真になるわけじゃない、ということでした。

「撮るなら食事が冷めないうちに、ぱぱっと撮れよ！」

なんて思ってましたが、至難の業です。

角度が違うと影が落ちたり、油がてかったり。

結局、フィルターをかけなきゃ、見た目通りのおいしい写真にはなりませんでした。

そりゃぁ、狙った一枚を撮るなら、時間をかけずにはいられません。

記録として撮れば、見返して、何度でも、おいしい

もう一つ食事前に写真を撮ることで気づいたのは、撮った写真を何度も見返せることです。

そして、写真を見ることで、その日にあった出来事や、どんなふうにその食事がおいしかったかを思い出すことができます。

しかも、誰かを食事に誘うときや、食事の話題を出すとき、写真一枚だけでめちゃくちゃ盛り上がる！

思いの外、メリットが多いことに驚きました。

「食事中にスマホ」は、傍から見ると無粋？

こんなにメリットだらけなのに、どうして「食事中にスマホはマナー違反」「冷めないうちに食べないのは失礼」という考えが生まれるのか。

これについても考えてみました。

思い浮かべたのは、会社の昼休みに、スマホ片手に食事をしている会社員の方です。

右手にフォークをぶらぶらさせつつ、スマホをくりくり。

放置されたパスタが、悲しく冷めていく様は、見ていて気持ちのいいものではありません。

二人で向かい合って食べているカフェの席で、二人共がスマホを眺めていたら。

よく見かける光景ですが、冷たいものを感じます。

どうしてでしょう。

それは、「スマホを使う」ということが、食事をすることに結びつかないからかもしれません。

あるいは、「写真を撮る」ということが、「食事を味わう」ことと結びつかないから、ともいえるかもしれません。

大げさに例えるなら、「カラオケに行って本を読む人」「合コンでヘッドフォンをする人」ような、無粋な人に見えるのかもしれません。

食事系インスタ女子になるなら

つまり、食事の前に写真を撮る、という行為を「間違っている」と責め立てられるかと言うと、そうではないと私は思いました。

ただし、「食事の前に写真を撮ることを問題視する人がいる」、という事実が、同時に存在している、とも私は思います。

何にしたってそうです。

だからこそ、「自分が不快に思う行動があるように、他人にとって自分の行動が不快になる可能性がある」という懸念を持っておくことは、大切かもしれません。

私が見かけた方のツイートでは、先ほどの内容に加えて、

「食事を美しく撮りたいのに、隣で下品にがっついて食べるのはやめてほしい、マナー違反だ」

と言っていらっしゃいました。

おそらくこの部分が多くの反感を呼んだのでしょう。

他人の行動を否定する一方で、自分の行動をかえりみることをしていなかったからです。

「自分が写真も撮らないで食べる人を不快に思うように、写真を撮って食べることを不快に思う人がいるかもしれない」

誰かを批判するなら、批判される覚悟がなくちゃ格好がつきません。

（と、このように書くことで「なんだと！？」と批判されることもあるかもしれない、と思いながら、私も文章を考えています。）

こんな折衷案、考えてみました

ちなみに私は、「冷める前に食べるべき」と「写真を撮って記録したい！」という気持ち、結局どちらも捨てない方がいい、という結論に達しました。

つまり、

「一口食べてから写真を撮る」

という、中途半端な状態を折衷案として取り入れることにしました。

味がわかった上で写真を撮るので、料理のいいところを表現しやすいので、これはこれでアリかもしれません。

「インスタ食事女子/男子」について、皆さんは、どう考えますか？