福州市のコロナ
福建省福州市に今住んでいるのだが、最近はコロナが拡大していて大変なことになっている。福州市の中心部である鼓楼区や晋安区の方はそれはそれはもう大変なようだ。鼓楼区のバーで出たクラスターから広がりに広がって、今や中国大陸部での最大の流行地らしい。
うちの方はまだロックダウンという訳では無いのだが、大学の敷地からの出入りは禁止ということになっているので、事実上ロックダウンである。ただ、寮のある区画内は自由に歩けるので、元々の出不精な性格もあり、あまり気にならない。食堂も平常営業である。むしろオンライン授業の方が断然楽でいい(主に生徒の私語を気にしなくて済むから)。
ゼロコロナ政策はまだまだ続いているので、この2週間は毎日PCR検査をしている。最初の数日は開始時間前から行列ができていたが、最近はうまく分散できているらしく、ほとんど待たずに検査にたどり着ける。検査は中国渡航前に日本でやった検査や、隔離のホテルでの検査に比べると適当の一言である。ちゃちゃっとやっておしまい。陽性が万が一出たら大変なことになるけど。
ただ、大学が封鎖されてから一週間以上たち、ごみ収集車と物資の運搬車以外は全面的に大学からの出入りが禁止になっているので、もうこの大学の中は安心と言えるんじゃないかと思う。問題は、大学外のコロナがいつ抑え込めるのかである。11月中にどうにかなるのか、それとも12月に突入するのか、まだまだトンネルの出口は見えてこない。
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