メルマガバックナンバー vol.1
こんにちは。
発行しているメールマガジンのバックナンバーを不定期で転載します。
そのうちまとめて、有料化したいと考えてます。
↓バックナンバーここから
ご登録ありがとうございます。
今日からメルマガをやっていきます。
有益なこと、無益なこと、ゆるくやっていく予定です。
今後の予定は未定です。
メルマガをやろうと思ったのは、クローズドな発信の場が欲しいと思ったからです。
なぜかというと、
ブログやYouTubeだと少し攻撃的な内容はセーブするしかなくて、本音を語れない場面があったり、少し深度の深い情報は需要が少ないのでSEOを気にするとなかなか書けなかったり。
メルマガでは、ブログやYouTube、SNSとはまた違った感じで情報をお届けできると思います。それが私も楽しみです。
ぶっちゃけ、コーヒーのことを発信してるとマニアックな方のコメントがけっこうあります。
で、中にはメンドウなものもあったりします。
多分、コーヒーのことが本当に好きで、追求してきたプロの方とかは、私の発信内容が受け入れられないんだと思います。
焙煎や抽出は簡単、とか技術を軽視するような発言が目立ちますからw
私はコーヒーの商売人です。最小の労力で最大の利益を上げることには興味がありますが、コーヒーのマニアックな重箱の隅をつつくようなノウハウなどには、あまり価値を感じません。
抽出器具とか焙煎機とか、正直に言うと何でもいいと思っています。どのような道具でも商売で通用する程度の良い味は出せると思います。
技術もたいして要らないと考えてます。
そして、このような態度が、カンに触る人も多いのだと思います。
また、最近は有名コーヒー店のレビュー記事や解説記事もブログで書いています。
そうなると、やはり少しセーブした内容になります。おおっぴらに毒は吐けないからです。
でも、そうすると例えば、本気でコーヒーショップを目指す方にリアルな情報を提供できないことになってしまいます。
公の場では、他者に対して批判的な内容は出しづらいですが、メルマガというクローズドな場では出しやすいハズ。
なので、有名コーヒー店の信者の方とかコーヒーは味や技術が全てだとか、そんな方はもしかしたら、このメルマガを読んで気分を害されるかもしれません。
そうなりそうであれば、早々にメルマガの解除をお願いしますw
というわけで。
ダラダラと書きましたが、これからゆるり配信していきますので気の合う方は、どうぞお付き合いください。
よろしくお願いします!!
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メルマガ第一弾の今回ですが、新規出店のお話です。
テナント選びについて、特に狭いテナントの良さについて、力説したいと思います。
・・・
実は今、新たに出店計画が進んでいます。
まだテナントの契約は済んでいないので、実現の可能性は50%といったところです。
実現すれば、4店舗目となります。
今回も、今まで通りにコーヒーの豆売り店兼、少し喫茶席がある(4席程度)の狭いお店を想定しています。
コーヒー豆を買ってくれる人を考えると
サラリーマン
主婦
年配の方々
となるので、考え方としては
オフィス街に出店
商店街など住宅地の近くの商業地に出店
都内では、この二択かと思います。
地方では車での移動がメインになりますので、生活道路沿い、国道や環状線沿いといった地域になるかと思います。
オフィス街に出店する利点としては、モーニング・ランチタイムにドリンクの需要があり、さらに夕方から夜にかけて帰宅する方が豆を買ってくれます。
商店街に出店する利点としては、午前中から年配の方が来店してくれ、午後は主婦の方が夕方まで安定して来客してくれることです。
その上で、私がテナント選びで重視しているポイントとしては、
人通りの多さ
地域の雰囲気
1階路面店
狭さ
家賃の値頃感
このあたりですね。
テナント選びについてはブログでも書いてます。
いろいろとテナント選びにはコツがあるのですが、しかし基本的には原則を守れば、何処に出店しても大丈夫かと思っています。
原則とは、
「売上に対する家賃の割合が15%程度以下」
ですね。(理想は10%以下です。)
例えば、月100万円の売上見込みであれば、家賃15万円以下であれば、なんとかなります。
そうなると、
人通りの多い良い立地で
1階路面店で
坪単価3万円
5坪のテナント
こんなところが、いいですね。
要するに、集客は容易だけど家賃がかからないというテナントが最高 です。リスクを極限まで低く抑えることができるからです。
そうなると、どうしても狭いテナントになります。
そして、狭いテナントでスタートする利点は、たくさんあります。
家賃が安い
内装費も安く済む
運営が楽で人手がいらない
新規客が入りやすい
運営者が成長する
最後の「運営者が成長する」については、少し説明が必要ですね。
解説します。
狭い店舗でスペースが無ければ無いで、人は工夫をするんですね。
駅のキオスクが良い例かと思います。
スペースを、最大限有効に使ってますよね。
あの店舗設計は芸術だと思います。
狭い店舗は、人の創造性を強制的に発揮させます。
少しでも 有効にスペースを使うノウハウが自然と溜まっていく んです。
この経験をせずに、はじめから広いスペースのテナントで開業してしまうと、薄い密度のスペース活用しかできません。
結果として、空間が広々としたカフェやコーヒーショップができ上がります。
おしゃれだけど、繁盛してなくて、空間が広々としてるけど、どこか居心地の悪い。
そんなカフェ、結構ありませんか?
ブルーボトルのように、資金力やブランド力があれば、それも良しです。
ですが、個人で開業する場合には、しっかりと商売の筋力を鍛えた方が利口です。
スペースがあれば、きちっと有効活用する。
店内(店外も)含めて、活用できないスペースはゼロにすべきです。
スペースが少しでもあるとしたら、スペースであることに価値や機能がある場合のみ です。
こんな感じで、1店舗目を狭い店舗でスタートすると、その後の成長スピードや選択肢の広がり方が段違いになります。
逆に広い店舗でスタートすると、それより狭い店舗での出店が難しくなります。
少し頑張って広いテナントを借りて、たいして儲からずに、その1店舗に縛られてしまう。
そんなカフェオーナーが多いかと思います。
そんな感じでドツボにハマるよりも、狭い店舗で負担も軽やかにスタートして、筋肉質な経営をして確実に儲ける。
そして、収益を確保し、スペースを最大限に活かせる知見を得たところで、広い店舗をやればいい。
個人で開業する場合には、こんな考え方でテナント選びをすると、失敗する確率が減るのではと思います。
今回は、狭い店舗の利点を中心に解説してみました。
参考になれば嬉しいです。
気づけば、ついつい、いつものノリでブログでやってるような内容を書いてしまいましたw
次回こそは毒のある内容で配信したいと思います!
ではまた、次回。
発行者
アフロの焙煎屋
いっちー
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