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魂の特徴である「拒否の法則」―秘教心理学第2巻より―
秘教心理学 第2巻より「拒否の法則」について
魂そのものの特徴を説明した7つの法則の一つに、
"拒否の法則"というものがあるそうだ。
その時、キーとなるのが、
同じく魂そのものの特徴である「奉仕の法則」。
もし欲求を満足させたいという衝動が
人間の形態生命の基本的な衝動であるならば、
奉仕しようという衝動は
人間内の魂の同じく基本的な衝動である。
奉仕を通して、
自分自身への集中を着実に解除することで、
パーソナリティを「拒否」し始めること。
自分の動機が
自分自身の解放を求める欲求ではなく、
すべての存在への愛になるように
心がけなければならない。
拒否の法則のシンボルは、
「燃える剣を持つ天使」であり、
準備のできていない熱誠家を守っているのだという。
リアリティーでないもの、
望ましくないものを拒絶する。
*****
「拒否の法則」が使われた場面は?
秘教講座のクラスで、この「拒否の法則」を学んだ時、
私はあまりよく理解できなかったのだけど…
メンバーの方々の対話&シェアを聞いていたら…
クラスが終わる3秒前に、
「ああああ!」って押し寄せてくる記憶がありました。
「拒否」を使った場面を、何度か目撃したことがあったなぁ、と。
(でも、ちょっと、その方達は、ためらいがちに使ったためか、相手を振り払うかのように、情緒的には、剣で切ったように、私には見えてしまっていました。だから、ショッキングな出来事として捉えていました)
何が起きていたのか理解できずに、
余計なことしてごめんなさい、という気持ちです。
守りたいものが見えていませんでした。
霊的に考察し、科学的に見た場合、
「拒否」という言葉は単に
「望ましくないものに対する姿勢」を示しているにすぎない。
これが次に、自分自身への集中を解除する能力はもちろん、
弟子の生活に識別や冷静や訓練といった美徳を呼び覚ますようになる。
これらの言葉は、リアリティーではないものと望ましくないものを価値の無いものとみなし、低位性質を訓練しようという衝動を示すものである。
低位性質を訓練することで、魂を束縛し妨げるものの放棄へと導く選択をいずれ容易かつ簡単に行えるようになる。
「拒否の法則」は、魂の存在を感じさせてくれる?
そして。
クラスが終わった5秒後くらいに、
もう一つ思い出したことがありました。
コーチングセッションや、過去生リーディングを受けた時のことです。
セッションを提供して下さる方は、
クライアント(この場合、私のこと。)の奥深くから
現れてくるものを感じ取って言葉にして下さって、
それが、道の歩みのヒントとなることもあります。
そうした場に、とても信頼関係を感じられるのです。
ある一定の線を超えた向こうの情報は、魂が「拒否」してくれる。
今の私に必要な言葉が出てくる。
準備のできていないことからは守ってくれる。
セッションする側にとっては、
相手から差し出されたものを、言葉にしていく感じでしょうか?
決して、(時期がきていないからと)ブロックされている向こう側には、
触れないという感じ。
こうして文章で、体感を表現するのは難しいのだけど、
この日は、魂の存在を感じさせてくれたようで嬉しくなりました。
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「あなたがたの光を輝かしなさい」
「光の道」を作り始めること。
この道は生命の中心へと続き、
彼を闇から光へと、
リアリティーではないものからリアリティーへと、
死から不死へと導く。
これは真のアンターカラナの道であり、
蜘蛛が自らの光を編むように、弟子はそれを自分自身の中から出して編む。
神智学の流れをくむ、秘教学。
内的な反応(気づき)や、インスピレーションが感じられる本です~♪
ビジネスリーダーの方にもおすすめです。