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『アナと雪の女王2』×先住民族。先進的な動きがあった!

ライティング仕事のクライアントとのメールのやりとりで、ジェンダーの話をしていて、こんな興味深い記事を教えてもらった。

前半は、LGPTQ+への配慮の件、後半は先住民族に関する配慮、に関して。ここでは特に後半について書いていきたいと思う。

第二話に登場する架空の民族「ノーサルドラ」は、スカンジナビア半島北部のラップランドからロシア北部のコラ半島にかけて居住する先住民「サーミ」をモデルにしている。

とのこと。さらに劇中では、エルサの祖父がノーサルドラ人を排除するためにダムを建設した話も出てくる。劇中に流れる音楽もまた、サーミの影響を受けているのだという。記事から引用したい。

「この曲は、ネイティブ・アメリカンの音楽からインスパイアされたものではありません。サーミの文化を尊重するため、サーミの作曲家のフローデ・フェルハイムに書いていただいた曲です。サーミは世界で最も古い先住民族文化の一つで、1万2000年以上前からスカンジナビア半島に存在しています。この曲は“ヨイク”と呼ばれるサーミ伝統の音楽がベースとなっており、ノルウェーで録音されたものです」

私は、小さい頃に紙芝居で繰り返し読んだインディアンのお話が「なんか、かっこいい」と感じたのが、先住民族の文化との最初の出会いだった。

この映画を観た子どもたちの中にも同じように「かっこいい」「いいなあ」と感じる子がいるはず。そこまでいかなくても、排除ではなく、先住民族の文化を、そこに自然に「あるもの」と認識するきっかけになると思う。

まずは私も、アナ雪2を見なけれれば! と記事を読んだ後、改めて感じた次第です。


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