1年7か月ぶり! インディアンムービーウィーク、大阪にて開催
インド映画の特集上映「インディアンムービーウィーク」(主催 = SPACEBOX)の、久しぶりの大阪開催が決定しました。インディアンムービーウィークとしては1年7か月ぶり、近畿エリアでの上映は「神戸インド映画祭」以来、9か月ぶりとなります。東京開催では満席回が続出した、インディアンムービーウィーク2023の人気作品を取り揃えました。ぜひご予定ください!
上映劇場・期間
扇町キネマ
上映期間 1/12(金)〜1/19(金)
上映作品 『後継者』『2つの愛が進行中』『’96』『お気楽探偵アトレヤ』『Rラージクマール』『狼と子羊の夜』『ジッラ 修羅のシマ』『マジック』計8作品
第七藝術劇場
上映期間 1/20(土)〜1/26(金)
上映作品 『PS1 黄金の河』『ストリートダンサー』(特別上映)
『後継者』『2つの愛が進行中』『’96』『火の道』『ジッラ 修羅のシマ』計7作品
※劇場ごとに上映作品が異なります。
上映作品
1. 狼と子羊の夜/Onaayum Aattukkuttiyum
タミル・ニューウェーブのノワールの極北に震えよ
医学生のチャンドルは、ある夜街路で銃創を負って倒れている男を助け、自宅に運んで手術をする。しかし翌朝男の姿は消えていた。男はウルフという名の殺し屋で、チャンドルは犯罪者を匿ったとして警察の尋問を受け、協力させられる。その後ウルフがチャンドルに接触してきたのを知った警察は、彼に銃を渡し、ウルフを殺すよう命じる。ほぼ全編が夜の街で展開する異色のクライム・スリラー。
監督 ミシュキン
出演 シュリー、ミシュキン、アーディティヤ・メーノーン
音楽 イライヤラージャー
字幕 日本語
ジャンル クライムスリラー
映倫区分 G(暴力シーンあり)
2013年/ タミル語/ 141分
※扇町キネマのみにて上映。
2. ジッラ 修羅のシマ/ Jilla
マフィアの右腕が警察官に
マドゥライを支配するマフィアの首領シヴァンに育てられ、その右腕として地域を仕切るシャクティのあだ名はジッラ(縄張り)。ある時シヴァンは、新しく着任した警視総監から犯罪集団の取り締まり強化を宣言される。危機感を感じたシヴァンは嫌がるシャクティを、介入抑止のため警察官にさせる。だがそれは、親子断絶の始まりだった。タミル語映画界の人気俳優、ヴィジャイ(ビギル 勝利のホイッスル)と、〝完璧俳優〟と称されるマラヤーラム語映画界の大スター、モーハンラール(ザ・デュオ)が共演。ギャングものでありながら、コメディ満載、ダンスもあり、家族のドラマにほろりとする。京都や鳥取で撮影されたソングシーンが含まれる。
監督 R. T. ネーサン
出演 モーハンラール、ヴィジャイ、カージャル・アグルワール
音楽 D・イマーン
字幕 日本語
ジャンル ドラマ、コメディ / アクション
映倫区分:PG12(殺傷・出血の描写あり)
2014年/ タミル語/ 176分
※扇町キネマ・第七藝術劇場にて上映。
3. お気楽探偵アトレヤ/ Agent Sai Srinivasa Athreya
考え抜かれた脚本が見事な探偵ドラマ
アーンドラ・プラデーシュ州の小都市ネッルールで探偵業を始めた若いアトレヤ。レイプ殺人事件を調査するうちに、線路脇で身元不明死体が多数見つかるという別の怪事件に絡めとられていき、彼自身が容疑者となってしまう。『きっと、またあえる』で重要な脇役を演じたナヴィーン・ポリシェッティが主演のユーモア・クライム映画。笑わせるだけではなく、インド特有の事情に根差した犯罪の恐るべき実態についても鋭く切り込む、考え抜かれた脚本が見事。IMW2020上映作品。
監督 スワループ R. S. J.
出演 ナヴィーン・ポリシェッティ、シュルティ・シャルマー
音楽 マークK. ロビン
字幕 日本語
ジャンル 探偵、コメディ
映倫区分 G
2019年 / テルグ語 / 148分
※扇町キネマのみにて上映。
4. Rラージクマール/ R... Rajkumar
恋と死闘のミュージカル
風来坊のロミオ・ラージクマールが流れ着いた田舎町は、麻薬王とマフィアの対立で荒れていた。ロミオは麻薬王の手下となる。ある日銃撃戦に巻き込まれた女性チャンダーを助けたことで、ロミオは彼女に好意を抱く。だが、麻薬王がチャンダーを見初めて彼女の意思を無視して娶ろうとしたことから、ロミオは麻薬王に対峙する。伝説級ダンサー&コレオグラファーのプラブデーヴァー監督作品。
監督 プラブデーヴァー
出演 シャーヒド・カプール、ソーナークシー・シンハー、ソーヌー・スード
音楽 プリータム
字幕 日本語
ジャンル アクション、ロマンス、コメディ
映倫区分 G(暴力シーンあり)
2013年/ ヒンディー語/ 146分
※扇町キネマにて、1回のみの上映。
5. '96/ '96
ノスタルジックな純愛ドラマ
1996年に高校を卒業したクラスメートが20年ぶりに集う同窓会。旅行写真家のラームは、初恋の女性ジャーナキに再会して心が揺れる。宵の口から夜明けまでのチェンナイの街を舞台にした2人の対話。タミル映画の賑やかなイメージを覆すノスタルジックな純愛もの。ヴィジャイ・セードゥパティの不器用な男ぶり、トリシャーの涙目、主演2人の演技が圧倒的。夜のチェンナイの街路の詩情溢れる描写。IMW2019上映作品。
監督 C.プレームクマール
出演 ヴィジャイ・セードゥパティ、トリシャー・クリシュナン、アーディティヤ・バースカル、ガウリG.キシャン、ジャナガラージ
音楽 ゴーヴィンド・ヴァサンタ
字幕 日本語
ジャンル ロマンス
映倫区分 G
2018年 / タミル語 / 158分
※扇町キネマ・第七藝術劇場にて上映。
6. 2つの愛が進行中/Kaathuvaakula Rendu Kaadhal
多重人格?恋愛詐欺? 三角関係の行方
昼はタクシー運転手、夜はクラブの黒服として働くランボー。それぞれのシーンでカンマニ、カティージャという女性と知り合い、奇妙な三角関係に陥る。『俺だって極道さ』のヴィグネーシュ・シヴァンが監督し、ヴィジャイ・セードゥパティ、ナヤンターラ、サマンタ共演のシュールなロマンス。
監督 ヴィグネーシュ・シヴァン
出演 ヴィジャイ・セードゥパティ、ナヤンターラ、サマンタ
音楽 アニルド
字幕 日本語
ジャンル ロマンス、コメディ
映倫区分 G
2022年 / タミル語/ 151分
※扇町キネマ・第七藝術劇場にて上映。
7. マジック/Mersal
医療をめぐる社会派スリラー
チェンナイの低所得者層地域で開業するマーラン医師は、低額で患者を診る人徳者で、国際会議でも表彰される。しかしその周りで医療関係者の不審死が起こり、警察は彼を拘束して尋問する。そこで浮かび上がった人物とは…。V・ヴィジャエーンドラ・プラサード(『バジュランギおじさんと、小さな迷子』)が脚本に加わり、娯楽性がある社会派スリラーに仕上がっている。インディアン・シネマ・ウィーク2018上映時の人気作品。
監督 アトリ
脚本 アトリ、V・ヴィジャエーンドラ・プラサード、ラマナギリーヴァーサン
出演 ヴィジャイ、サマンタ、カージャル・アグルワール、ニティヤ・メーノーン、S・J・スーリヤー、サティヤラージ
音楽 A・R・ラフマーン
字幕 日本語
ジャンル スリラー / アクション
映倫区分 R15+(肉体損壊の描写あり)
2017年 / タミル語 / 169分
※扇町キネマのみにて上映。
8. 後継者/Varisu
天才肌の末息子、家族の危機に登場
大企業オーナー一族が住む屋敷に、当主と衝突して家を出ていた三男ヴィジャイが戻ってくる。彼は事業を引き継ぎバラバラの家族を結びつけようとする。ヴィジャイ(マスター 先生が来る!)主演、2023年1月公開のヒット作。
監督 ヴァムシー・パイディパッリ
出演 ヴィジャイ、ラシュミカー・マンダンナ、サラトクマール
音楽 S・タマン
字幕 日本語
ジャンル ファミリードラマ、アクション
映倫区分 G
2023年/タミル語/169分
※扇町キネマ・第七藝術劇場にて上映。
9. PS1 黄金の河/Ponniyin Selvan: Part One
知られざる古代南インドの世界
10世紀末のタミル地方中部、チョーラ朝は最盛期を目前にしていたが、宮廷では王位簒奪の陰謀が進行していた。マルチスターの歴史絵巻。
監 督 マニラトナム
出 演 ヴィクラム、アイシュワリヤー・ラーイ、カールティ、トリシャー、ジェヤム・ラヴィ
音 楽 A. R. ラフマーン
字 幕 日本語
ジャンル 歴史ドラマ、アクション
映倫区分 G
2022年 /タミル語 / 167分
※第七藝術劇場にて1回のみの特別上映。
10. ストリートダンサー/Street Dancer 3D
ダンスと友情
舞台はロンドン。インド系移民とパキスタン系移民の2つのダンスグループは、常にライバル同士として争っていた。彼らはそれぞれのチームでダンスコンペティションに挑む。『フライング・ジャット』を手がけたトップ振付師であり映画監督のレモ・デソウザが手がけたダンスドラマ。3月1日(金)からの劇場公開前の、特別上映。
監督 レモ・デソウザ
出演 ヴァルン・ダワン、シュラッダー・カプール、プラブデーヴァー
音楽 サチン - ジガル ほか
字幕 日本語
ジャンル ダンスドラマ
区分 G
2020年 / ヒンディー語 / 142分
※第七藝術劇場にて1回のみの特別上映。
11. 火の道/Agneepath
同名のカルト的人気作のリメイク
ムンバイ沖の小島に暮らす少年ヴィジャイは、教師の父から人生訓として、「火の道」という詩を教わりながら育つ。ヴィジャイの父は人々の尊敬を集めていたが、麻薬ビジネスを興そうとした地主の息子カーンチャーに反対したことで、彼に殺害されてしまう。母と共にムンバイに逃れたヴィジャイは、父の仇を討つために麻薬マフィア・ラーラーの手下となり、アンダーワールドでのし上がっていく。
監督 カラン・マルホートラー
出演 リティク・ローシャン、リシ・カプール、サンジャイ・ダット、プリヤンカー・チョープラー
音楽 アジャイ - アトゥル
字幕 日本語
ジャンル ドラマ、アクション
区 分 PG12(過度な暴力シーンあり)
2012年/ ヒンディー語/ 174分
【字幕協力】東京国際映画祭
※第七藝術劇場にて1回のみの上映。
上映スケジュール
ご鑑賞料金
特別料金2,000円(各種割引適用なし)
チケットのオンライン販売
扇町キネマ
上映7日前午前0時より販売開始。
第七藝術劇場
ご鑑賞日の7日前の9:00から上映開始60分前まで。
主催:SPACEBOX