有名な話。5人の投資家、誰が勝つ?
大統領選挙、年末に向けて”買い”!など、
皆さん少しでもリターンを求めて
「相場を読もう」としていませんか?
特に、投資に慣れ始めてきた中級者の方。相場が上がる前に買おうとすることは、実は全く必要ないどころか、むしろ逆効果です。
今回の記事では、投資の有名な話で、5人の投資家に関するクイズについて書きます。多くの方はビックリするんじゃないかなと思います(少なくとも私たちはその結果にビックリしました)。ぜひ一緒に考えてみてくださいー!
5人の投資家。誰が勝つ?
今回は5人の投資家が登場します。
さて、皆さんへのクイズです。
みんな同じ条件で、元本は毎年20万円を20年間の400万円。違うのはその投資方法。
さて、誰が一番儲かったのでしょうか?
さて、結果がどうなるか予想してみてください!
ちなみに、Peterのように毎回最安値で買えたら素晴らしいと思いますよね。でも現実にはそんなことはもちろん不可能。Peterは未来が読めるあくまで「神」のような存在ですが、参考値として入れておきましょう。
驚きの結果
早速、結果を見てみましょう。
まず、Peterは予想通り1位。「安く買って高く売れる」が儲かる理想論の中でそれを「神」的に”実現”しているので。その結果、彼の資産は3.5倍に膨れ上がりました。
ただ、驚くべきは2位以降です。
年初に一括で投資したAshleyや、毎月積み立てのMatthewもほぼ同じリターンを出しているのです。
ん??
ここはもう一度かみ砕いて、考えてみてください。
AshleyとMatthewは、相場のタイミング等を気にせずに、全額をまとめて投資するか、コツコツと積み立て投資をしてきました。よくSNS界隈で「脳死」しているなどと囁かれる行動... ですが、神であるPeterと想像していたほど大きな差がないとは、素晴らしい事です。
さらに、運が悪く、毎回最も高値で投資したRosieも、意外にも2.8倍(400万が1123万に)いう結果になりました。全く悪い結果ではありません。
逆に、投資を先延ばしにしたLarryは、飛び抜けてドベ。やはり、投資の機会を逃すことが一番のリスクなのです。
まとめると、ここでの教訓は以下の通り
こちらでも丁寧に解説しています。
ポイントは再現性があるかどうか
ただPeterのように神になれ!
というのは不可能。
もしこれが可能なら、誰もが投資で億万長者になっているはず。
そこで重要なポイントは、投資の方法に「再現性」があるかどうかです。Peterのように「毎年最安値で買い続ける」というのは、現実的には誰にもできません。だからこそ、再現性を味方に、初心者でも恐怖を払い拭い投資を始められるのです。
5人の再現性を整理してみましょう。
一括(Ashley)も積立(Matthew)も語れ尽くされた投資方法。「脳死」と揶揄されることも。でも再現性があり、リターンが高い。どっちがいいとかあるの?
ぶっちゃけ、どちらでもいいです。
リターンの差も誤差ですし、両方再現性があります。
色々解説していますが、一括か積立か?は結局「好み」で分かれますね。その程度でよいのです。
ただ、これは絶対に伝えたいことがあります。
「相場を読もうとする必要はない」ということです。
特に、注意が必要なのが、投資に慣れ始めてきた中級者の方。個別株とかはやりたくないけど、インデックス投資の中で、ここで買えばリターンを最大限にできる!と考える人は少なくありません。
「脳死」でいいのです。
Ashleyのように「年初に一括で投資」しても、Matthewのように「毎月コツコツと積み立て」ても、どちらの方法も再現性が高く、どんな相場環境でも使える戦略です。特に、積み立て投資は時間をかけて市場に資金を分散するため、リスクを抑えつつ安定的に資産を増やしていく方法として、多くの初心者に適しています。
🏃♂️ 行動に移そう
皆さん、いかがだったでしょうか。
結論として、以下3つの教訓があると思います。
特に、新NISAを始めようと考えている方は、まずはどちらかの方法で一歩を踏み出してみましょう。市場にできるだけ長く資金を投じ続けることで、相場投資の効果は薄められます。
投資の世界では「時間が味方」という言葉があります。焦らず、コツコツと続けることが、成功への道です。
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