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INDEPENDENTS 参加店③ 桜林茶寮
桜林茶寮 オーナー・店主 櫻庭紀美子
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プロフィール
さくらばきみこ・桜林茶寮店主。前職は事務、その前は不動産会社勤務、その前はネイリスト、2018年5月桜林茶寮開業。来年5周年を迎える。
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このまま車を走らせてもいいのだろうか?
林道を進みちょっと不安になりかけた矢先、緑みを含んだ紺鉄色のコンテナハウスが目に飛び込んできた。
外には広いウッドデッキ。
駐車場からエントランスまで伸びる木製階段のアプローチに期待感が増す。
水路に流れる温泉の湯気を目にしてここが湯処、百沢であることを実感する。
『桜林茶寮』は岩木山の麓の自然の中に溶け込むように佇んでいた。
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店主の櫻庭さんは、細い脚にトレッキングブーツが重たそうに見えるくらいの小柄な女性だった。
店休日の取材に恐縮していたところ、思いがけずおもてなしを受ける。
頂いたのはお抹茶とわらび餅。
厨房に入られたと思ったら茶筅で抹茶を立てる音。開口の大きい窓から見える雄大な自然を眺めながら、まさか抹茶椀でお茶を啜ることになるとは!苦味とほんのりした甘味の美味しさだけでなく、店主の心遣いがあたたくて緊張がほどけていく。つい取材を忘れてしまいそうになった。
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結婚後の住まいを市街地から嶽地区に移すほど、岩木山の自然に魅了されたという。中でも山菜の美味しさは格別。
桜林茶寮に山菜メニューがあるのはそのためだ。
でも、桜庭さんはピシャリとこうおっしゃった。
「うちでお出しする山菜料理や岩木山の湧き水で淹れたコーヒーやドリンクは、実は添え物でしかないと思ってます。主役はあくまでお客様がここで過ごされる時間と空間です。」と。
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店主が大事にしているのはこだわりのカフェで自分を表現することではなく、来ていただくお客様がどう感じるか?なのだ。
山の素晴らしさは言うまでもないが、自然への畏敬の念も忘れない。ご自身が魅了されたこの山の魅力にたくさんの人に触れて何かを感じてほしいのだと思う。だから、心を込めてもてなしてくれるのだろう。
桜林茶寮でどう過ごすかはあなた次第。
仕事の悩みを抱えて来てもよし、一人亡き人を偲んでもよし、ぼーっと自然に触れるでもよし、もちろんカップルでパフェをシェアしに訪ねてもよし。きっと桜林茶寮はどんな人にもフィットする。
窓の外に広がる岩木山の四季折々の自然と、店主の心からのもてなしが、その時々の人々の想いを包み癒してくれるに違いない。
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それにしても、この場所にカフェをオープンさせるにはなかなかの決断がいることだ。
小柄な桜庭さんのどこにそんなパワーが?聞けば店主は「アイディアを形にするのが好き」で常に新しいことを模索しているというバイタリティの持ち主だった。
「やってみよう!」「きっと出来る!」と自分の気持ちに素直に向き合い実行する。それが人と人を繋ぎ、ご縁を生み、今の桜林茶寮に繋がっていると言う。
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やりたいことが次々溢れて頭の中には新しいアイディアが既に2つ3つはある様子。何をお考えなのか尋ねたら「まだ教えられませんー」と悪戯っぽく笑った。岩木山の麓でこれからどんな出会いを演出してくれるのだろうか?思わずワクワクしてしまう。
春夏秋冬の岩木山、桜林茶寮へ。
この冬はきらきら輝く真っ白な世界があなたを待っていますよ。
(文・稲葉 みどり / 写真・三上未夢)
桜林茶寮の応募景品
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季節のパフェとコーヒーセット
ペアお食事券(ほうじ茶に変更も可)50名様
スタンプラリー参加方法は↓
桜林茶寮 基本情報
桜林公園の向かいにあるスタイリッシュな黒のコンテナハウス
店内はゆったりとくつろげる家具が配置され
大きな窓からは季節ごとの美しい景色を眺めることができる
住所 弘前市百沢字寺沢257-4
電話番号 0172-40-0774
営業時間 10:30~18:00
定休日 火曜・水曜定休
SNS Instagram:@sakurabayashi151 Facebook:sakurabayashisaryou