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「人生このままでいいの?」手帳で人生をデザインする5つのステップ
1.まえがき
「何気なく惰性的に過ごす毎日の延長に自分が理想とする将来の実現はない」
この記事では、手帳を使った理想の人生のデザインと現在進行形で私がやっていることをお伝えします。
これまでのあらすじ
子育てとキャリアが落ち着きはじめた40代、「人生このままでいいの?」と将来が不安になる
たまたま聞いたポッドキャストで自分がミッドライフクライシスという状態に気づく
ジムで肉体改造、整形外科で持病の腰痛治療を本格的に開始
内面の整理にジャーナリングが効果的と知り、不安に思っている事と将来どうなりたいかを書き出す
理想の実現に向けた計画と実践 <— 今回ココのはなし
2. 手帳を使って理想の人生をデザインする5つのステップ
そもそも なぜ手帳?
デジタルが全盛のご時世で、なぜ手書きの手帳を使うのか?
20代の頃に営業職をやっていた頃、フランクリン・プランナーという目標管理をコンセプトにしたシステム手帳を使っていましたが、スケジュール管理とメモ程度にしか使っておらず、まったく使いこなせなかった苦い思い出があります。
そして、今の仕事でもスケジュールとToDo管理はOutlook、プロジェクト系は別のツールを使っているわけで。
では、なぜ今になって手帳を使うのか?
それは理想の人生を実現させる上で計画管理とジャーナリングを同時並行でしたかったから。
結論、ツールはデジタルでもアナログでも何でも良いのですが、
私の場合、日々の思考を整理するうえで、手書きによって直感的にジャーナリングをしたかったことが理由です。
あのガサっと手に取って前後のページをパラパラ見返す無意識の所作は良い意味で紙特有のアドバンテージに思えます。
Kindleと書籍の違いのような。
そして、手帳を使っていて思うことはスケジュール管理というより、人生の計画や価値観を一つにまとめることで、自分の軸をしっかり持って日々の計画を進めることが出来ている感覚があります。
手帳を使って理想の人生を実現するための5つのステップ
ミッドライフクライシスを乗り越えるために重要なのは、漠然とした不安を具体的な行動に落とし込むこと。
手帳を使って理想の人生を実現するための5つのステップを紹介します。
(以下「手帳で夢を叶える全技術」から一部引用)
1.人生理念を定める
理想の未来像、自分の役割ごと(父として、フリーランスとして、趣味の〇〇として)のありたい姿、価値観など
2.ビジョンを描く
自分の役割 x 時間軸(10年後、5年後にどうなっていたいか?)
3.中長期計画を立てる
ビジョンをもとに年間・四半期ベースで目標設定
4.短期計画を立てる
月次・週次ベースでToDoを落とし込み
週次ベースでPDCAを回す
5.日々行動する
日次ベースでToDoのチェックと振り返りを行う
人生理念やビジョンというと、どこか大袈裟な感じがしますが、これを最初に設定しておくことで自分の軸を見失うことなく日々のタスクを進められている実感があります。
3. 5つのステップを実践してみて良かったこと
やることがブレなった
今まではその時その時で影響されたものをやってみるものの、結局何も身にならないことがほとんど。
人生理念とビジョンといった上位コンセプトを設定していることで、日々の思考と行動がブレなくなったと思います。
持続性がついた
短期計画の実行と振り返りのおかげで、日々出来たことを可視化する事で達成感が得られました。
特に出来なかったことも明確になるので、「残タスクにするか、いっその事やめて新しいチャレンジをするか」といった計画の修正を日々の振り返りで常に行うので、必然的に持続性がついたと思います。
生活習慣が整った
詳細は別の記事に託しますが、日々の行動と振り返りを本気でやろうとすると圧倒的に時間が足りないことに気づきます。
結果たどり着いたのがモーニングルーティーンという、いわば早起き。そして早起きを実践するために実践した禁酒。
最終的にこのサイクルを回すことで生活習慣が整い、フィジカルとメンタルが最高に安定するという結果につながりました。
4. 私が使っている手帳について
私の場合、日々のジャーナリングも兼ねているのでスペースのあるA5サイズのシステム手帳、リフィルはすべてExcelで自作しました。
準備に手間がかかったのは間違いないのですが、
基本的にはフランクリン・プランナーをベースにしたので、それほど手間は掛からなかった感覚です。
むしろ自分のスタイルに合わせてストレスなく使えているのが、継続につながっていると思います。
Weeklyリフィル
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日次タスク:1週間隔で日次レベルのToDoを俯瞰
タイムライン:4時はじまり、21時おわり
今週のゴール欄:今週一番達成したいことを記載
Dailyリフィル
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左ページ
タイムライン:4時はじまり、21時おわり
当日のゴール:当日の一番達成したいことを記載
ToDo:当日のタスク
Routine:毎日ルーティーンでやること
右ページ
振り返りのフレームワーク “KPT (ケプト)”をベースに
Done/Keep
Problem
Try
当日、出来たこと・課題・翌日にトライする事を記載
5. おすすめの書籍
「手帳で夢を叶える全技術」
私が勝手に心の師匠と仰ぐ、高田晃氏の名著。手帳を活用して夢や目標を実現するための具体的な方法を紹介する一冊です。
当記事のベースになっていることは言うまでもなく、手帳の書き方の工夫や習慣化のコツ、モチベーションを維持するテクニックを解説。手帳を単なるスケジュール管理ツールではなく、人生をデザインするツールとして活用する方法が学べます。
この本に出会わなければ40半ばでここまで自分の夢に向き合わなかったと思いますし、生活習慣も変わらなかったと思います。
「完訳 7つの習慣人格主義の回復」
スティーブン・R・コヴィーが提唱する、持続的な成功を築くための原則をまとめた世界的名著。成功の本質を「人格」に置き、主体性・目的意識・相互理解など7つの習慣を実践することで、人生の質を向上させることを目指す。コヴィーの思想を実践するツールとしてシステム手帳「フランクリン・プランナー」があり、人生の価値観や目標を明確にし、日々の行動に落とし込むために活用されている。単なる時間管理を超え、価値観に基づいた生き方を実現するための一冊。
理想の人生を実現するための5つのステップとわたしが実践していることをご紹介しました。何かの気づきになれれば嬉しいです。