子ひつじが我が家に生まれて来てくれた理由が非常に子ひつじらしくて疑いようがなかった
お子様の胎内記憶や、生まれてくる前の話。
これを楽しみにしている親御さんも多いのではないでしょうか。
子ひつじはその手の話にノってくれなそうだったので、こちらから特に振ることもなかったのですが、子ひつじが年少組のころ、お風呂でこっそり教えてくれました。
あのね、ぼくね、生まれてくる時にね、おうちのよこに線路があったから、ちちとははのところに来たの
子ひつじの鉄道好きは0歳児の頃からで、ははよりもちちよりも早く電車を認識し、
「んーーーごーーーーうーーー」と叫んでは指差して喜んでたものですが、そうか、合点行った。
君の鉄は生まれてくる前から決まってた筋金入りだったんだな。
でもまあ、それだけでは寂しいので「他に理由ない?」と聞いてみたら、
ちちとははがおもしろそうだったから
という、答えが飛び出してきました。
そうか。おもしろそうだったか。
確かに、おもしろおかしく過ごしてたからな、キミの両親は。
子どもは親を選んでくるとはよく聞きますが、選んでくれてありがとう。
多分、キミの見込みは間違ってないと思うぞ。
後にも先にも、これ以降こんな話は出てきませんでしたが、子どもが親元を選ぶ時は、物件や両親の資質も見られているんだな、というのが勉強になりました(笑)