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どうしよう、サンタさん今年でクビかもしれないってよ🥺

クリスマスまで1ヶ月ちょっと。
子供(11)にそれとなく探りを入れる。

「サンタさんにお願いするもの決まったの?」

うちはいつも候補を10個ぐらい吐かせて(言い方!)、その中からサンタ審査に通ったものをプレゼントしている。

1つだと、「犬!」とか「一軒家!」とか、生物や不動産物件を言われた日には期待に応えられないので、サンタさんが希望のものをくれなかった…となってしまうため。

ちなみに去年はキッズのKindle端末だったが、全然活用してねー。

最近、使わないならママにちょうだいよと言ったらいいよと言われたので、Kindleゲットできそうだ😅

ところが今年は
「欲しいものはあるけど、ママには教えない」
だって。

うわ、とうとう来たか。

かつて自分もこのセリフ言ったことある。
サンタさんに対して、半信半疑になりかけていた時期だ。

自分は4つ上の兄がいたので、小1ぐらいの時から兄に
「サンタなんていないんだよ」
的なことを言われていた。
くそー、兄め。妹の夢を壊しやがって。

当時兄は小5だったからそうなのだろうけど、小1はまだまだサンタを信じたい時期なのだ。

「いるもん!!」
と言いつつ、既に疑心暗鬼になっていたかわいそうな小1の自分よ。

サンタの姿を確かめたくて起きていようと思った年もあったし(失敗)、前述の通り親に欲しいものを聞かれても、
「サンタさんにだけお願いする」
と言ったこともある。

自分のところにサンタが来なくなったのは小6からで、プレゼントは親からの手渡しに変更された。

子供は今小5。
サンタの存在を疑ってもおかしくない年齢に差し掛かっていることは間違いない。

「検証の意味も込めて、今年は教えない」ことにしたそうだ。

生意気に“検証”とか言ってちゃって。
成長したなあ😆

…でもその検証結果はすなわち、“サンタさん終了”ということになってしまうのだよ。

毎年子供がサンタさんへの手紙を書いて、ミルクとクッキーをダイニングテーブルに用意する。

寝静まったのを見計らって、ミルクを飲み、クッキーを食べる。
わざとクッキーの袋は残しておく。

下手くそな筆記体で書いたメッセージカードと共に(筆記体書けんのよ💦)、クリスマスツリーの下にプレゼントを配置。

(余談だが、「枕元」から「クリスマスツリーの下」にプレゼントの置き場所を変更したことによって、ここまでバレるリスクを回避してきた。
これからサンタになるかもしれない人はぜひ参考にして欲しい。引き継ぎ業務連絡以上。)

翌朝、

「サンタさん来てたよ!!」

の嬉しそうな声で目覚めるのが、子供からのクリスマスプレゼントだったのだな、今振り返ると。

うわー泣きそうだ😭
サンタ終了のお知らせ。
サンタクビ。
サンタ解雇。
サンタ失業。

せめて、今年はなんとか欲しいものを聞き出して“ラストサンタ”を務め上げたいと思っている。
まだ有給も消化してないし!

(追記)そういえばこの状況、去年自分が応募した『54字の物語』そのものだわ(結果はボツ)。
タイトル『危険な仮説』。

(追記2)去年のお手紙出てきた。
去年までこんなに信じてたのにー!
ウワーン(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)←懐かしいな😂

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あおい いんこ
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