「稼げるゲーム」ってどういうこと?Web3ゲームの稼ぎ方
今回は、Web3ゲームを介して稼ぐ方法を8通り紹介します。初心者向けから上級者向けの稼ぎ方まで例を集めました。
こんばんは。Web3ゲームコミュニティ「インシテミル」です。
Web3ゲーム(ブロックチェーンゲーム/NFTゲーム)は、遊びながら暗号資産やNFTを集めて稼ぐことができるゲームです。「遊ぶだけでどうして稼げるの?」「怪しいゲームなのでは……?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
Web3ゲームで稼ぐといっても、いろいろな稼ぎ方があります。今回は、Web3ゲームで遊びながら稼ぐ方法を8通り紹介します。初心者から収益化が目指せる方法から、上級者向けの稼ぎ方まで幅広く紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Web3ゲームはなぜ稼げる?
「そもそもどうしてWeb3ゲームは稼げるの?」と思う人も多いと思います。まずは、Web3ゲームの稼げる仕組みについて解説します。
↓Web3ゲームの仕組みについて詳しくはこちら↓
Web3ゲームが稼げる理由は、とても簡単にいうと「ゲームのアイテムやキャラクターを売買できるから」「ゲームで遊んでいると暗号資産が増やせるから」「アイテム自体も資産として認められるから」の3つです。
理由1.ゲームのアイテムやキャラクターを売買できるから
まず、Web3ゲームでは、ゲームで手に入れたアイテムやキャラクターを売って利益が得られます。
ソーシャルゲームなどでガチャを引いたとき、「このキャラ、レアだけど使わないな……」と思うことはありませんか?ソシャゲでは、使わないアイテムやキャラクターがいても、ゲーム内アイテムと交換するなどの手立てしかありません。しかしWeb3ゲームでは、それを必要とする他のプレイヤーに販売することができます。
アイテムやキャラクターは、ゲーム内通貨(ジェムなど)や暗号資産で取引が可能です。取引の条件はゲームによって異なります。
暗号資産(仮想通貨)とは、ビットコインやイーサリアムなど、インターネット上で使う通貨のこと。ゲーム内アイテムを売却することで、暗号資産という資産を増やすことができるわけです。
理由2.遊んでいると暗号資産を増やせるから
Web3ゲームなら、アイテムの売買だけでなく、ゲームを遊んでいるだけでも暗号資産を増やすことができます。
というのも、Web3ゲームを遊んでいると、暗号資産をもらえたり、ゲーム内通貨を暗号資産に交換したりできるからです。
具体的には、ログインボーナスやクエストクリアなどの報酬で暗号資産をもらったり、同様にゲーム内通貨を集めて暗号資産に交換したりすることで資産を築きます。
Web3ゲームが「Play to Earn(P2E)=遊んで稼ぐ」というように言われるのは、この仕組みによる影響が大きいでしょう。
Web3ゲームのプロジェクトでは、ゲーム開発と同時に、ゲームと紐づいた独自の暗号資産を発行します。ゲーム内通貨は、その独自の暗号資産と交換でき、ゲームが盛り上がるとその暗号資産の価値も上がっていく仕組みです。価値が上がって暗号資産がマーケットに上場すれば、トレードして稼ぐこともできます。
理由3.アイテム自体も資産として認められるから
また、ゲームのアイテム自体を資産としてコレクションすることもできます。
Web3ゲームのアイテムの多くは、NFTという付加価値のついたデータです。NFT化されたアイテムは、ゲーム外に取り出して保管したり、マーケットに出品して利益を得たりすることが可能です。レアリティが高いアイテムや、ゲームプレイが有利になるアイテムは、高額で取引されることもあります。
NFTとは、唯一無二であるという鑑定証明書付きのデータのこと。ブロックチェーンと紐づけることで、コピーや改ざんが難しい希少性の高いデータとして資産価値が認められるようになりました。
つまり、NFT化されたゲームアイテムを集めることも、資産形成につながります。もちろんすべてのNFTアイテムが高い価値を持つわけではありませんが、Web3ゲームなら、普通のゲームを遊んでいるだけでは発生しない資産を持つことができます。
このようにWeb3ゲームはNFTと深く関わるため、NFTゲームと呼ばれることもあります。
Web3ゲームで稼ぐ前に注意したいポイント
続いて、Web3ゲームで稼ぎたい場合に注意したいポイントを3つ紹介します。
1.日本円で直接稼げるわけではない
ここまで解説してわかるように、Web3ゲームを遊ぶだけでは、日本円を直接稼げるわけではありません。基本的には、暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことになります。
稼いだ暗号資産を日本円にするには、複数の通貨との両替を繰り返す必要があります。現在、日本国内取引所では、取り扱う暗号資産がごく一部に限られるためです。
ゲームで稼いだ暗号資産を日本円に換金するには、基本的にはまずUSDTという通貨と交換します。USDT(通称テザー)は暗号資産取引の基盤通貨で、世界の通貨でいうとドルのようなものです。
USDTに交換すると、さまざまな暗号資産との両替が可能になります。交換したUSDTを、国内取引所で取り扱いがある暗号資産と両替して、やっと日本円として換金できます。
このように、日本円への換金にはかなりの手間がかかります。両替のたびに手数料が発生し、為替レートによる減額も考えられるので、現状日本円への換金はあまり現実的ではありません。
2.暗号資産取引で税金が発生することもある
暗号資産を売却して利益が出た場合、確定申告をして税金を納める必要があります。
ただし、暗号資産の利益が認められるのは、暗号資産を売却して利益が得た場合のみです。暗号資産を保有しているだけでは税金はかかりません。Web3ゲームで暗号資産を稼いでいても、税金がかかることを理由に売却や両替をせず保有したままにしている人も多いです。
また売却や購入を繰り返した場合でも、年間トータルで利益が出ていない・一定額に達していない場合は、確定申告の対象外になります。
暗号資産による収入は雑所得として課税されます。暗号資産取引による所得と確定申告については、国税庁ホームページで次のように記載されています。
年間利益によっては確定申告や納税が必要になる場合があるので、暗号資産の購入や売却をした場合は、金額を記録しておくと安心です。
3.本業や副業にするなら遊ぶ以外の稼ぎ方も検討
Web3ゲームで遊んでいる人の多くは、稼いだ暗号資産でまた別の暗号資産を購入したり、別のゲームアイテム(NFT)を購入したりして、「稼ぐ→遊ぶ→稼ぐ」の流れを繰り返しています。
この流れを繰り返すことで、いろいろなゲームを実質無料で遊ぶことが可能です。NFTの購入などで課金したとしても、その分の利益が暗号資産として増やせれば、そのゲームをタダで遊べた(原資回収できた)ことになります。
従来のゲーム(Web2ゲーム)では、ソフトの購入代金や課金額がキャッシュバックされるわけではないので、Web3ゲームのほうがお得に遊べるゲームと考えることができますね。
暗号資産による所得は、現状雑所得として高い税率がかけられます。日本の税制が整わない限り、暗号資産は暗号資産のまま所有し、利益を出さないように調整する人も多いでしょう。
Web3ゲームを本業や副業としてお金を稼ぐためには、単純にWeb3ゲームを遊ぶだけではない他の稼ぎ方を実践する必要がありそうです。
では、いよいよ次の章からWeb3ゲームの稼ぎ方の8パターンを解説します。
稼ぎ方①ゲーム内アイテムの販売
まずは、ゲーム内アイテムを販売する方法です。Web3ゲームでは、ゲームで使用するアイテムやキャラクターを売買できる仕組みがあります。この仕組みを利用すれば、販売利益を得ることができます。
アイテムやキャラクターは、暗号資産かゲーム内通貨で取引できます。取引できる場所は、①ゲーム内マーケット②ゲーム外マーケットの2パターンです。
①のゲーム内マーケットでは、ガス代(ネットワーク手数料)をかけずに取引ができるメリットがあります。
しかし、ゲーム内通貨やゲームに対応した暗号資産による売買に限定される点はデメリットです。また、ゲームによってはマーケット自体が用意されていない場合もあります。
②のゲーム外マーケットは、NFT化されたアイテムの取引を行います。
ゲーム外に出すため、マーケットで対応する暗号資産なら、ゲームに紐づいた暗号資産でなくても売買が可能です。ショッピングサイトごとに使えるカードや電子マネーが異なるようなイメージですね。
一方で、ゲーム外にアイテムを出す際や、取引の際に手数料やガス代が発生する点はデメリットでしょう。
稼ぎ方②ゲームを遊んで暗号資産を稼ぐ
次に、ゲームを遊んで暗号資産を稼ぐ方法です。ゲームにログインしたり、クエストやミッションにクリアしたりすることで、暗号資産やゲーム内通貨を稼ぐことができます。
コツコツゲームを遊べる人や、面白いゲームにはひたすらハマってしまいがちな人におすすめの稼ぎ方です。
ゲーム内通貨は、集めると暗号資産に交換できます*。交換レートや交換条件はゲームによって異なるので、事前に調べておくと安心です。
*ゲームの発展や普及状況によっては交換できないでゲームが終了する可能性もゼロではありません。
ただし、もらえる・交換できる暗号資産は、ゲームに紐づいた独自の暗号資産に限られます。また、暗号資産やゲーム内通貨を増やすために、NFTアイテムの購入などの条件があるゲームもあります。
稼ぎ方③プロジェクトイベントに参加
ゲームプロジェクトが主催するイベントに参加するのもおすすめです。
Web3ゲームは、まだまだプレイ人口が少ないため、プロジェクトの発展にはより多くのプレイヤーに周知してもらい、ゲームを遊んでもらう必要があります。そのため、プロジェクトはゲームイベントを開催し、参加賞を用意することも多いです。
参加賞は、ゲームに紐づいた暗号資産や、NFT化されたアイテムやその購入権、ベータテスト参加権など、プロジェクトによってさまざまです。参加賞がなくても、配信開始前のゲームに触れることができるなど、純粋に楽しいイベントでもあります。
ただ、参加できるのはイベント情報を知っていた人のみです。プロジェクトイベントに限らず、Web3ゲームでは、情報を知っていた人が稼げる仕組みになっています。イベント参加で報酬を手に入れるには、適切な情報収集がカギです。
稼ぎ方④ゲーム大会に参加
ゲームで行われるイベントや大会に参加して、良い成績を修めることも稼ぎにつながる場合があります。
トーナメント大会が開催された場合、優勝者は賞金や特別なNFTなどの報酬がもらえます。単純にゲームが上手い人が有利な稼ぎ方です。
Web3ゲームはまだプレイ人口が少ないので、ゲームの腕に自信がある人はチャレンジしてみると思わぬ成績を残せるかもしれません。
また、ゲーム大会には参加賞が設けられている場合もあります。「あまりうまくないけど参加したい」というライトプレイヤーでも、参加するとメリットがあるかもしれません。
稼ぎ方⑤ギブアウェイキャンペーンに応募
ギブアウェイに応募して暗号資産やNFTをもらうのも気軽な方法です。
ギブアウェイ(Giveaway)とは、賞品を無料でプレゼントするキャンペーンのことをいいます。主にSNSで、アカウントフォローやリポストを参加条件として、プレゼントが配布されることが多いです。
ゲームプロジェクトのアカウントだけでなく、インフルエンサーがキャンペーンを開催することもあります。
「フォローだけで何かがもらえるなんて怪しい」と思う人もいるかもしれません。しかし、プロジェクト側にとってギブアウェイは、プレゼントの代わりにプロジェクトを周知してもらえるメリットがあります。安全にプレゼントを受け取れるキャンペーンが多いので、「怪しい」といって必要以上に避ける必要はないでしょう。
ただし、ギブアウェイを称する詐欺がないわけではありません。応募する前に、プロジェクト内容や運営元を確認し、当選後にも秘密鍵を聞かれるなど怪しい点があれば、決して情報を教えないようにしましょう。
稼ぎ方⑥暗号資産トレードに挑戦
Web3ゲームやプロジェクトへの参加などを繰り返して、暗号資産の取り扱いに慣れたら、暗号資産のトレードにチャレンジするのもよいでしょう。
具体的には、価値が上がった暗号資産を売却して利益を得ます。ただ、暗号資産の増減は簡単に予想できるものではなく、稼ぐには知識が必要です。
暗号資産は、日本株や米国株などの取引とは勝手が異なります。例えば、暗号資産は24時間365日ずっと取引ができ、価格の増減も続きます。
そのため、夜間や土日祝日に起こった事件やニュースによる影響も反映が速いです。また、国内株などに比べて取引数が少ないため、大きな値動きが起こりやすいという特徴もあります。
暗号資産は、まだまだ取引が始まったばかりの歴史の浅い通貨です。いまだ法整備や規制、税法などが定まっていない国も多いため、新しい法律や規制の発表で価格が大きく増減することがあります。最近では、暗号資産取引推奨派であるトランプ氏が当選したことで、暗号資産全体の価値が上がりました。
稼ぎ方⑦プロジェクトに参加して報酬を得る
遊ぶことに慣れて、ある程度知識が身についたら、Web3ゲームについて発信する側になることも選択肢のひとつです。
Web3ゲームを紹介するインフルエンサーやアンバサダーとしてゲームプロジェクトに参加できれば、プロジェクトと関わりながらゲームを応援することができます。プロジェクトから報酬で収入を得ることも可能です。
もちろん、プロジェクト側から依頼をもらうためには、SNSでの発信実績やノウハウ、Web3ゲームに関する知識が必要です。
上級者向けの稼ぎ方になりますが、このように収入を得られることを目指して活動していくのもよいでしょう。
稼ぎ方⑧Web3ゲームを配信して収益化
続いても中級者~上級者向けの稼ぎ方ですが、Web3ゲームの情報やプレイ動画を配信して収益化を目指すという方法もあります。
ただし、視聴者を増やして広告収入やメンバーシップ報酬を得るには、トークスキルや動画編集技術、マーケティングなど幅広い知識が必要です。
ゲーム配信ができる媒体としては、YoutubeやTwitch、OPENRECなどさまざまな種類があります。Web3ゲームはまだ知名度がさほど高くないので、視聴者人口が多いプラットフォームを選ぶとよいでしょう。
ゲーム配信で収益化するのは簡単ではありませんが、Web3ゲームは人口がまだ少ないので、競合が少なくチャンスがあるともいえます。また、Web3ゲームはパソコンで遊べるゲームが多いので、キャプチャーボードを使わずに配信ができる点もメリットです。
初心者におすすめのWeb3ゲームでの稼ぎ方
最後にこれからWeb3ゲームを始める、または始めたばかりという初心者さんにおすすめの稼ぎ方を紹介します。
プロジェクトイベントに参加するのがお手軽
まずは、プロジェクトやコミュニティのイベントに参加するのがおすすめです。
イベント内容はゲームによって異なり、例えばゲーム内容や収益性などに関して質疑応答ができるAMA(ask-me-anything)や、開発中のゲームをプレイできるテストプレイイベントなど多様です。
イベントに参加することで、暗号資産やゲームアイテム(NFT)、NFTの購入優先権やゲームの先行プレイ権を得ることができます。
「暗号資産がもらえないと稼ぐことにはならないのでは?」と思うかもしれませんが、イベントでもらえるNFTは、ゲームを有利に進められるアイテムであることも多いです。ゲームを有利に進めることで、暗号資産やゲーム内通貨を効率的に集めることができ、結果的に稼ぐことにつながります。
イベントに参加するにはまず、Web3ゲームコミュニティに参加しましょう。ゲームイベントの情報を共有できたり、コミュニティとプロジェクトがコラボしたイベントに参加できたりします。
ギブアウェイは詐欺に注意しながら慎重に
ギブアウェイへの応募も手軽で始めやすい稼ぎ方のひとつです。Xであれば、インフルエンサーやプロジェクトのアカウントをフォローして、該当ポストをリポストするなどの簡単な操作だけで応募できます。
ただし、詐欺や個人情報の流出のリスクがあることは覚えておきましょう。特に、当選後にDMやアンケートフォームで「秘密鍵」を聞かれても、絶対に答えないでください。秘密鍵を教えてしまうと、暗号資産を引き抜かれてしまいます。
また、「指定額振り込んでくれたら〇倍にして返金します」「振込手数料として先に〇$振り込んでほしい」など言って暗号資産を騙し取る詐欺もあります。ギブアウェイに参加する前に、まずはアカウントやゲームプロジェクト情報を確認し、信頼できるキャンペーンか判断しましょう。
Web3ゲームコミュニティで情報収集から始めよう
Web3ゲームで稼ぐなら、コミュニティに参加して情報収集することをおすすめします。
XやDiscordなどで自分でゲームプロジェクトの情報を集めることももちろん必要ですが、溢れる情報を網羅するのは労力が必要な作業です。コミュニティに参加していると、メンバーからの情報提供を受けて、効率的に情報を集めることができます。
他にも、コミュニティとプロジェクト主催のゲームイベントに参加できたり、ギブアウェイ情報や詐欺情報をチェックできたり、攻略情報を知ってゲーム大会に活かせたり、さまざまなメリットがあります。
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私たち「インシテミル」は、ゲーム好きが集まった日本人Web3ゲームコミュニティです。
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「インシテミル」は、初心者から上級者まで所属するギルドで、互いに協力しながら「楽しくゲームを遊びながら稼ぐ」ことを目標として活動中です。ゲーム攻略情報の共有や、ギルド内でギブアウェイも行なっています。
プロジェクトとのコラボイベントも多数開催しており、新しいゲームに出会うチャンスもあります。
さらに、メンバーになってイベントに参加・コミュニティに貢献すると、「インシテミル」独自のコミュニティポイントも集められます!コミュニティポイントは、NFTと交換できたり、年末の抽選会で豪華景品が当たるチケットと交換できたりします。
また、インフルエンサーやアンバサダーなど、プロジェクト関係者も多数在籍しています。Discordサーバーの「外部配信中部屋」チャンネルでは、外部配信と同時にDiscord内で配信も可能です。あなたの配信活動も応援しています。
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