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持久力を上げる!手っ取り早い方法‼️

様々なスポーツで持久力は大事な能力の一つだと思います。

・パッと思いつく、マラソンなどの長距離走。
・趣味でのられている方も多いロードバイク。
・サッカー、バスケ、ハンドボールなどの球技。
・なぜか自分の周りで多い、柔術をやってる方 笑

もちろん、ボクシング、柔道などの格闘技。
などなど、持久力があった方が良い競技はたくさんあります。

持久力を上げるために何をしますか?
一般的には走ったり、泳いだり、有酸素運動をすると思います。
もちろん、有効です。

むしろ、特異性の法則を考えると、ランナーの方は走らないとランニングで使える持久力にはならないと考えるのが一般的だと思います。

ただ、
仕事が忙しく平日走る時間・気力がない…(自分もサリーマン時代思ってました)
走っているけど、持久力が向上している実感がない方
などは、別のアプローチが必要です。

中学生でも低酸素トレーニングジムに通っている選手がいますが、
もっとやれることはあるし、家でできて効果的なトレーニング方法もあります。

ちょっと話が飛びますが、
先日のパリオリンピックでフェンシングの江村選手がこんなコメントをしていました。

「…動かなきゃいけないところで足が止まって…」
「…足が動かなかったのがなぜかっていうのが、今自分でもちょっとピンと来なくて…」

※前後省略

実際、お会いしたこともないですし、直接お話を聞いた訳でもありません。
この記事の信憑性も分かりません。
ただ、「足が止まった」というところにだけ注目したいと思います。

はっきりいって要因は分かりません。
直感的には、オリンピックという大舞台のプレッシャー、
足含め、体の調子が悪かった、など考えられると思います。

今回は持久力をテーマに、持久力からみた「足が止まる」について
考えてみたいと思います。

持久力(長く運動し続けられるか?)に呼吸は大きく関わっています。
その呼吸は生命維持に欠かせないものであることは明らかです。

ネットで調べただけですが、
空気は3分、水は3日、食料は3週間ないと死ぬそうです。
正確な時間は人によりそうですが、順番は納得できます。

スポーツなどで疲れてくると、人体で最初に疲労する筋肉の一つに呼吸筋があります。
人間を主に生存を目的とした生物と考えると、呼吸を阻害するものは何でも大きな脅威になります。

なので、走っているときに、呼吸筋が疲れ始めると、
脳は「まず、スピードを落とせ!」と命令し始めます。
スピードを落とす方法として、力強く走るために必要な末端(脚や腕など)から血液を奪い、その血液を呼吸筋に送ります。
これが the metaboreflex という反射です。

と考えると、「足が止まる」一つの要因と考えられるのではないでしょうか?
実際、自信のサッカー経験からも感覚的にも納得できます。

また、練習量を増やして持久力を鍛えるという考え方もできますが、脳は刺激になれると効果はあまりありませんし、いつも使っている(新規性がない)筋肉など以外は刺激が入りにくいです。

そもそも、肺には筋肉がありませんので、周りの筋肉で肺を膨らませたり、萎ませたりしています。
なので、大抵はいつもの呼吸で負荷をかけてもいつもの呼吸になるということです。

呼吸は持久力以外にも大切です。
脳は大量にエネルギーを消費します。
体内の利用可能なブドウ糖と酸素の約 25% を使用するため、この 約1.6 キロの小さな器官(体全体からみると)は、呼吸中で取り込んだエネルギーの多くを消費します。

呼吸が不十分だと、脳の機能に変化が生じます。
そのため、脳、認知機能、運動機能などを改善したい場合、
呼吸法の改善をトレーニングに取り入れることが必要になります。
もちろんスポーツをしていない方にとっても重要です。

ヨガでは呼吸を重要視してますが、サッカーの現場ではあまり聞きません。
他のスポーツでも同じではないでしょうか?

逆に考えると「呼吸筋を強化すれば持久力が上がる」と考えるのが自然だと思います。

実際、これについては多くの研究が行われており、実際にそうなっていることが示されています。

また、呼吸にアプローチする素晴らしさの一つに、ほんの少しの時間しか投資せず、持久力の大きなメリットを得ることができるからです。

神経学トレーニングの視点で、呼吸のトレーニングはたくさんあります。

次回は呼吸の具体的なトレーニング方法の一部をご紹介したいと思います。


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