【多分初見向け】映画館で観ようグリッドマンユニバース
本記事の目的
グリッドマンユニバースをまだ観たことがない人向けにおすすめポイントを書く記事です
アニメシリーズ(SSSS.GRIDMAN、SSSS.DYNAZENON)を見てない人にも見て欲しいので続き物としてのオススメもしません
過去作(電光超人やウルトラマン)へのオマージュにも触れません
アニメ見てないけど大丈夫?
大丈夫だと思います(見た方がいいのは間違い無いですが
本作の終着点やこれまでの物語も開始30分くらいで説明してくれるため
初見でもなんとかなると思います
Filmarksでも初見の方のレビューもあるので参考にしていただければ
https://filmarks.com/movies/100614?page=2
音響
本項目ではグリッドマンユニバースの音響について紹介します(素人目線ですが…)
映画館で映画を見る醍醐味といえば
大きなスクリーンとたくさんのスピーカーだと思います
5.1ch、7.1ch、9.1ch…と家では難しいたくさんのスピーカーの中で
映画を観られるチャンスというのは上映期間中だけです
死ぬほど映画が好きでスピーカーなどを揃えた…といっても
そもそもBlu-rayが発売して5.1ch以上で収録されることはほぼないでしょう
①音が作る青春の空気感
本作では作品世界全体に流れる青春の空気感
学校のイベント前後の微熱感を感じられるこだわった音作りがされています
主人公の学校でのイベント(球技大会や文化祭準備、文化祭本番)が
作中では描かれるのですが
その際の様々な音(遠くで練習している音楽系の部活、スポーツ系の音、蝉の声…など)
それぞれの音がスピーカーが割り振られていて
しかもそれがカメラとの位置関係を意識して割り振られており
カットごとに丁寧に切り替わり、作品世界への没入感を高めてくれます
これは劇場でしか味わえない体験の一つです
特にガヤの割り振りや内容も素晴らしく
球技大会のシーンであれば手を抜いてだべってる子や一生懸命やっている子、誰かを応援している子と様々で
ガヤもカットに応じてスピーカーの割り振りが切り替わるので
没入感を高めると共にこういうやつらいたなあと感じさせてくれ
学生生活の雰囲気を丁寧に音で感じさせてくれます
※ガヤーメインで喋っているキャラクターの後ろで流れる雰囲気を作るための会話
②戦闘パートの音作り
グリッドマンは巨大ヒーローなので怪獣と戦うシーンも盛りだくさんです
特撮
例えば上記の怪獣が巻き上げた車が学校に落ちてくるシーンでも
車の落下位置や大きさによって音の距離やスピーカーの割り振りがされていて
怪獣が暴れている臨場感、パニック感があります
③キャラクター達の息遣い
SSSSシリーズを通してキャラクターの会話劇が魅力なのですが
本作でもその雰囲気を引き継いでいます
友達同士の会話の間や少し崩した会話の雰囲気などを意識しており
会話の中の感情やキャラクター同士の間合いを細かい息遣いで
声優の皆さんが演技されており
会話の質感を映画館のリッチな音響で聴くことで
よりキャラクター達の心情を感じることができます
②映像
①全ての座席を楽しませる絵作り
皆さんは映画を見る時、座席を自由に選べたらどういう基準で選びますか?
大抵の人は中央を選ぶことでしょうし
映画好きの方も中央が音も映像も楽しめて良いみたいなことを言っている事でしょう
しかしながらグリッドマンユニバースではどの座席でも見どころがある画作りをしてます
以下のシーンはグリッドマンと怪獣の戦闘シーンを下から見上げたシーンです
前の座席で少しスクリーンを見上げた体制で映画を見ると
まるでグリッドマンの下で戦いを見ているような臨場感を味わうこともできます
音の項でも触れたとおり、座席位置で聞こえてくる音、見えてくる映像の雰囲気が変わる…
そんな、どの座席の人も楽しめる工夫をしている映画というのはなかなかないと思います
②CGとアニメーションの融合
グリッドマンユニバースの戦闘シーンは
CGと手描きを組みわせて作られています
キレのあるCGによる精巧なグリッドマン達の戦闘シーン
手描きによる迫力のあるカット
この2つのハイブリッド、いいとこどりで作られた戦闘シーンは
メリハリがよく、見ていて気持ちが良いです
映画ということで予算が増えたのかCG背景の細かさ
手書きの緻密さが見られるので大きなスクリーンで観られる今だからこそ
細かいところまで楽しんで欲しいです
③CGだからできる戦闘シーン
実写では難しいカメラワークや大量の着ぐるみの準備、ビルなどの破壊
といった実写では難しい、大変なこともCGであることを活かして解決しており
戦闘シーンの見どころが盛りだくさんです
①でも触れた下からのアングルでの戦闘シーンも実写では難しく
実写では1回で成功させなければ難しそうなシーンがいくつもあり
色んな特撮を知っている人だとおおっとなるはずです
特撮に馴染みがない人でもかっこいいと思うお気に入りシーンが見つかると思います
他にも同じ怪獣が大量に出てくるシーンがあるのですが
実写では同じ着ぐるみを大量に作るというのは色々な事情で難しく
作ったら作ったで今度着る人も用意しなければならない実写だと余り見られません
こういったCGだからできるシーンがたくさんあります!
③商品展開(超おまけ)
この項はおまけです
現在公開に合わせて劇中に登場する玩具展開がされています
そこそこ盛り上がっているとはいえ劇場作品のため
受注生産が主です
つまり今後配信やBlu-rayが出てから欲しくなった時に手に入らない可能性があるということです
今見ておけば未来の後悔を減らせるかもしれません!
最後に
観たくなった方はぜひ劇場へ
本記事執筆時点で4週目なのでそろそろ終映の劇場も増えてくると思います
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