【読書感想文・世界最高の雑談力(岡本純子 著)】「ど」力で聞き上手になる
Audibleで「世界最高の雑談力」を聴きました。
本書を聴いて、「人は聞き方が9割」という本の内容を思い出しました。
両方の本からわかる「会話」についての最重要項目は
「上手に会話するには、とにかく聞くことに集中し、相手に質問する。」
ことです。最初これを聞いた時は、「理解した」程度の理解度だったのですが、本書を読んで具体的な内容と、それを実行するための具体的なスキルを提示されたことにより、「納得する」レベルまで理解できました。
人間は自分が話す時、ドーパミン分泌が進み快感を感じるそうで、聞くより話そうとするそうです。ですので、一方通行の会話では、その快感の度合いに差が出ます。そこで、聞き上手、質問上手になることで、
「相手をいい気持ちにさせつつ、自分も楽しくなる、有益になる、などの話に、質問で持っていく」
ということがウィンウィンの関係になれる、というのが最も重要なことなのかな、と思いました。
人は「自分に気持ちよく話させてくれる人」によってくるということなので、これに気づいているかどうかで、会話についてのスキルの良し悪しが分かれそうですね。
このスキルについて、「ど」力、というものが挙げられています。具体的な内容は本書に譲るとして、こちらは本当にすぐ活用でき、効果がありそうだったので、早速子供たちに使ってみています。
やはり、会話は「何を話そうか」などの自分に向けたものから、相手に向けたベクトルに変換することが、大きな変化を生み出すことになりそうです。
とにかく、1日1回でも、「ど」力を使った会話を増やしていけたら、と思う次第です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。