見出し画像

朝活を始めるために必要なたったひとつのこと

 自分は昔から朝型気質です。でも、朝活ができていたわけではありません。だけど、ここ1年ちょっとの自分を振り返ると、朝活が非常に充実し、大変密度が濃いモノになっています。それを考えると、色々思い当たることはありますが、「まずこれがないと始まらなかった」というものがあります。それは、

運動

です。これは間違いないと思います。

自分は以前から運動のコスパも考えてHIITをやっています。器具はイッサイ使っていません。1日30分程度を週3回で、身体的、精神的な効果を感じています。(以前記事を書きました。よろしければ参考にしてください。)

HIITの身体的、精神的な効果は朝活にも影響があって、というか朝活のパフォーマンスを爆上げしてくれます。その理由をご紹介します。

1. 睡眠の質が上がる

 運動をすると睡眠の質が上がるというのはよくきく話ですよね。「疲れるから寝つきが良くなる」とか「成長ホルモンが出て疲れが取れやすくなる」というのが理由です。よい睡眠をとりたかったら、むしろ少し疲れた方がよい、ということです。
 自分の場合、睡眠時間自体は運動を始める前後でほとんど変わっていません。でも、疲れの取れ具合が全然違います。栄養状態の変化もあるとは思うのですが、最も影響しているのは「運動による睡眠の質改善」と推察します。このおかげで、「疲れた体に鞭打って起きる」ということがほとんどなくなりました。
 
要は、運動によって睡眠がしっかりととれ、朝から活動できる体になれる、ということです。

2. 脳のキャパシティが大きくなる

 運動をすると頭がよくなります。運動によりBDNFという物質が分泌され、これが脳を活性化してくれる、というわけです。
 運動を始めて1年半程度の経験で言うと、「脳の切り替えが速くなった」感覚があります。これは、マルチタスクができるようになったと言うことではなく、以前より多量のシングルタスクをこなせるようになった、という感じです。おそらくですが、脳の成長(?)により、「脳内の記憶探索が速くなった」ことと「脳と身体のリンクが速くなった」ことで、これが達成されているように感じます。
 これは朝活だけではなく普段の仕事・作業にも言えることですが、運動により一つの作業時間が短くなり、空いた時間に他の作業を入れられるようになった、と言うことです。

3. 集中力が持続する

 どちらかというと、これも脳に関係します。脳に良い運動は「息が上がり心拍数が上がるもの」と言われています。詳しくは下記の書籍を参考にしていただければと思います。

 脳を使う作業をする時、脳が活発に働くため酸素の供給が必要になるため、血液が脳に多く流れるようになります。言ってみれば「脳だけ運動している」状態になります。なので、この状態を長時間持続できるようになる、イコール、集中力が長時間維持できることになります。
 自分の取り入れているHIITは、最大心拍するの80〜90%の状態になる運動を20秒間やり、10秒休憩を入れると言うのを1セットとして、これを体力に合わせたセット数行います。
 運動中は、脳を含む体全体にいつも以上に血液が送られるため、集中している状態に近いものになると考えられます。しかも、心拍数は相当上がっているので、心臓の持久力もついていると予想します。これが集中力を維持できるようになる原因と思っています。
 ドラゴンボールのセル編で、悟空と悟飯がスーパサイヤ人に慣れた状態、という感じでしょうか。

まとめると、

 運動で「体が整い」「脳が活動的になりやすくなる」ことで、朝活ができるようになる。そして、「運動を継続することで、朝活の密度が増していく」と言うことです。
 自分の経験からの話で、個人差はあるとは思いますが、朝活ができずに悩んでいる人は、朝活始める前に「運動習慣を始めること」から始めることをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。