【読書ランキング】2021年(自分的)ベスト本5選(1:そのうちの2選)
2021年大体30冊くらいの本を読んだり、聴いたりしました。数えてみて思ったことは、
めっちゃ読んでるじゃん!
と同時に
読んだわりにアウトプット足りてないな 汗
ということ。読書による自己成長はアウトプットして初めて起こるので、まだまだ「伸び代」あるなと思いました。
noteを始めたこともあるので、読んだ本は全て感想文を書くことを来年は目標として定めたいと思います。
そんな中でも、「自分の意識を変えたホームラン本」は何本かありました!そのうちの5本をご紹介します。
〇 ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
これはマジで、自分の中でバイブル的な書になりました。「習慣」の定義そのものが変わり、「習慣を形成することで『なりたい自分になる』プロセスを築く」ということが非常によく解説されていきます。自分の感想文は、こちらです↓
「なりたい自分」については、メモの魔力 The Magic of Memos(前田祐二著)と重なる部分があり、それを「より抽象化された表現」で描いておけば、柔軟性が得られる(習慣に修正を加えることが簡単になる)ということも、非常に役に立っています。
習慣を身につけることが苦手な人、習慣が変えられない人、その他全ての「自己成長を望む」人におすすめの一冊です。
〇 精神科医が教える病気を治す 感情コントロール術
続いては、樺沢紫苑氏著の一冊です。自分が、精神的苦痛から立ち直り、パフォーマンス向上のきっかけになったのが樺沢紫苑氏の「いい緊張は能力を2倍にする」です。緊張とかストレスとかを神経伝達物質で解説し、それまで非科学的だった「心」というものを科学と結びつけるきっかけになりました。それ以来、アウトプット大全を始めとして、2019年以降に出版された本は全て読んでいます。
感情コントロール術は、自分のためにではなく「他人のための行動」で本当に役に立っています。特に「やる気」ということについて、自分の周りではまず、やる気を出せない学生に対し、「やる気がないな〜」となってしまうことが多いです。そして、やる気のなさをその人の精神的な弱さのせいにしてしまいがちです。
しかし、本書を読むとそのやる気が「どうやっても出ない状態になる」ことがあることがわかります。
しかも、やる気を出すように「もっと頑張らないと」とアドバイスするのは全くの逆効果になることも、本書を読めば明確です。
本書を読んでから、学生に対する接し方、特に研究室とは関係ない学生に対する接し方が変わりました。この変化が学生にプラスに働いているかどうかはまだわかりませんが、できるだけ彼らに「寄り添える」教員でありたい、という心もちで、これからもやっていこうと思えています。
人に寄り添える教員になり、それによって信頼を構築できる研究室。回りくどいように聞こえて、実は継続的に成果を出し続けられる組織はこういうものなのではないかな〜、と思いながら実践しています。
病気でない人にこそおすすめです!
長くなったので、続きは次回したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。