【夢をかなえるゾウ1】「Give」「習慣」「今を生きる」「素直」が詰まっていた!
先日卒業した研究室の学生にプレゼントした本の中に
夢をかなえるゾウ1(水野敬也、文響社、2020)
がありました。
基本的に「自分が読んだもの」をプレゼント、と思っていたのですが、これはレビューが多いのと、読みやすそうということでチョイスしました。
しかし、自分で読まないのもどうかと思い、Audibleでunlimitedとなっていたので聴き始めました。
まだ本当にサワリしか聴いていませんが、自分にはとても合っています!おすすめする人は
○ もちろん、本書を読んで「変化」したい人
○ 物語風なビジネス書が好きな人
○ 勉強ついでにクスッと笑いたい
という感じです。実際妻に本書について聞いたら、
「こういう物語系のビジネス書は合わない」
と言っていました。人によりけりと思います。
本書が好きな方はこちらの書籍もおすすめです。
サワリだけを読んでの感想
本書の構成は、
○ 象が主人公に成功するための「お題」を出す
○ 主人公がそれを実践する→成長する
の繰り返しです。さわりの部分なので、主人公はまだ象を疑っていますが、それでも実行しています。おそらくめちゃくちゃ成功するのでしょう。
注目はこの「お題」です。お題の内容は
○ 過去の偉人たちが具体的に行ってきたことを抽象化して、それを再具体化したものを主人公がしている
という感じです。
例としては、
具体例:ヘンリーフォードの話。自動車を広める。世の中は馬車が主流で、人々は「もっと早く走る馬車」を求めていた。しかし、フォードは「さらに走る機械」を作った方が人びとの欲求を満たすだろうと思い、自動車開発・生産をおこなった。
抽象化:人の欲求は「聞いて」実行するのではなく、「先回りして」実行する。
主人公への指令:自分(象)の欲求を予想し、欲求を満たす。(結果として好物の「あんみつ」を持ってきた→100点満点解答)
という感じです。
指令内容が「自己啓発書の集約」
今までさまざまな自己啓発書を読んできましたが、本書はその集約版と言ってもいいかもしれません。自分が現在思う良い人生をおkための要素は、
○ GIVEの精神
○ 良い習慣およびその習慣を始め、定着する方法を知ること
○ 今を生きる考え方
○ 素直な心
です。これらが全ての指令に含まれています。
本書を読むと、過去に読んだ自己啓発書の内容が思いだされ、自然とアウトプットになっています。
そのような使い方としても「アリ」かと思いました。
関西弁で語られているところも、非常に聞きやすく、もしかすると読むより「聴く」方がおすすめかもしれません。
○ 入門書
○ 復習書
両方としておすすめと思いました。
シリーズ化されているので、全て聴いてみたいと思った次第です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!