ニュートンからの学びと2ヶ月間の振り返り
緊急事態宣言が出されてから約1ヶ月半がすぎて一つの区切りを迎えました。緊急事態宣言が地域ごとに徐々に解除されて2020年5月末に全都道府県の全てが解除されました。
しかし、コロナとの戦いが終わったわけではありません。『with コロナ』という新しい生活の本当の始まりの合図かもしれません。
ここで気を緩めてはいけないことは全国民が心得ているはずですが、やっぱり安心感や安堵感はありますよね。暗闇から小さな光が見えたように希望の気持ちも少しづつ湧き上がります。
一つの区切りとしてコロナ渦の約2ヶ月間の生活を振り返ってみようと思います。自分の「ノーマル」だった日常が一変した2ヶ月間でもありました。
変化したノーマル
緊急事態宣言が出されてから自分の生活はガラッと変わりました。多くの人がそうだったと思います。
自粛ということで家にいる時間が増える。
仕事が減ってしまい家にいる時間が増える。
仕事がテレワークになった。
zoom飲み会になった。
一番は家にいる時間が増えたことでした。
普段私は平日も休日も関係なく家の外で仕事を含めて過ごす生活をしていました。その私にとっての「ノーマル」が完全に崩されました。
サッカーをやらなくなった
居酒屋に飲みに行かなくなった
旅行へ行かなくなった
私のやりたいことや、好きなことがこの2ヶ月間制限されました。
ニュートンからの学び
自粛ムードが全国に広がっている中、アイザック・ニュートンが引き合いに出される話を多く耳にするようになっていました。耳にした人もいるでしょう。「そのニュートンの話は有名だよ!」と知っている人もいるかもしれませんが、私は初めてそのニュートンの物語を耳にしました。
今から約350年前にも大きな感染症が起きた。それはペストです。14世紀のヨーロッパで大流行した時には人口の3分の1の命がペストによって失われるほどの人類に大きな打撃を与えた感染症でした。その時、ペスト対策の一つとして行われたのが『自粛』だったそうです。人との接触を避けることでした。
ソーシャルディスタンスや接触を避けることはいつの時代も感染症には一番の効き目を発揮する対策のようです。
その当時ニュートンはイギリスのケンブリッジ大学に通う学生だったそうです。ペストによりケンブリッジ大学も閉鎖され、ニュートンも自粛を余儀無くされました。
故郷に戻ってニュートンは2年もの長い自粛生活を送ったそうです。この長い長い休暇時間がニュートンにとって大きな発見をする大切な時間になったそうです。ニュートンと言えば有名なリンゴを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。落ちるリンゴを見て「万有引力」を発見したのもこの2年間の休暇期間でした。この他にも休暇期間中にニュートンは歴史的な発見をしました。
のちにニュートンはこのペストによる休暇期間を『創造休暇』と言っていたそうです。時間があることで自分の探求する時間を得られる。程よい『暇』があることで心にゆとりも生まれ、アイデアが生まれることもあります。
すでにこの期間を使って爆発的なアイデアを発している日本の若者たちがいます。ニュートンの言う『創造休暇』になっています。
これから先、この期間があったから生まれたアイデアはたくさん出てくるでしょう。出てきて欲しいですね。何かの制限がかかった時に、人はとてつもないアイデアを生み出したりします。新しい制限がかかった時に、新しい成長を作ったりします。
私の2ヶ月の振り返り
私自身、そんな素敵な自粛期間になっていたのかな?その答えが出るのはもう少し先になりそうです。この期間でより深く物事を考えたり、普段触れないことにも触れられ今まで味わえない時間にはなっていた気がします。まとめてみると以下の感じです。
・noteを始めた
・たくさん本を読んだ
・たくさん自炊をした
・たくさん家の改造(DIY)
普段より多くの本を読み、新たにこのnoteを始めたなど、のちのち『創造休暇』だったなと振り返れればいいなと思います。
そして普段当たり前にあったものがなくなり、出来ていたことが出来なくなりました。それにより自分の「好き」を再確認できた時間にもなりました。一番はサッカーがない日常が2ヶ月続いたのは本当に肉体的にも、精神的にも苦痛でした。毎日のように見ていたサッカー。毎日のようにボールを蹴っていた日常。やっぱりサッカーが好きで私の生活の中でなくてはならないことだと再認識できました。
前みたいに大好きなサッカーに触れられる日常が早く戻ってくることを強く願いながら、今しかできないことをしっかりやっていきたいと思います。
『創造休暇』になるといいな…
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