若者よ!野菜を育てよう!
こんにちは。
昨年から私はTwitteやブログを通して自分の知識や考えを発信するという、新たなチャレンジをしてきました。
実はそれよりも前に始めたチャレンジ?というよりも、試みがありました。それは野菜作りです。
野菜作りを始めて今年の春で3年目になりました。
知識ゼロ。やる気100で立派な野菜たちを育てることができています。立派な美味しい野菜たちの写真はこの後たくさん貼ってあるのでお楽しみ下さい。
野菜作りといっても出荷して、商売している訳でもなく、広大な大地を耕している訳でもありません。
作った野菜は自分で食べています。
そんなゆるい感じで野菜を作っています。
とにかく、土に触れて、水をあげて、野菜が育つ。そしてそれを食べるというサイクルが非常に楽しくハマっています。
私も20代から野菜作りを始めました。仕事の合間で、空いた時間で趣味として野菜作りをしています。そんな20代はそんなに多くないと思います。私の周りには残念ながらそんな話をできる同年代はまだいません。笑
だからこそ伝えたいことがあります。
若者よ!野菜を育てよう!
なぜ野菜を育てるの?
私が野菜作りを始めたキッカケは興味本意です。
ただ畑やりたいなという気持ちを社会人になってから抱いていたからです。もしかしたらずっと抱いていたのかもしれません。
小さい時から、自然に触れることが多かった環境で育ちました。夏休みになれば父の故郷である徳島へ。徳島の中でも山の奥。自然豊かな場所にある父の実家に夏休みに遊びに行くのが小さい僕の楽しみでした。
山でカブトムシをとったり、川で遊ぶ。綺麗な川にはたくさんの魚がおり、昔は父が魚をとってそれを焼いて食べるお昼ご飯が最高に美味しかったのを今でも覚えています。
夕ご飯は外でBBQ。野菜はもちろん自家製のさっきまで畑にあった野菜です。野菜をおばあちゃんと収穫したのはいい思い出です。
そんな環境に育った私は、自然と野菜を作りたい気持ちを抱き、それを行動に移したのかもなと思います。
野菜作りをやってみて
昨年収穫した夏野菜です。
実際野菜作りを初めて3年がたちました。
土つくりから、長い時間をかけて作っていく野菜たち。野菜たちが立派に実った時の嬉しさは凄いです。そして最高に美味しい。美味しいに決まっています。それだけではない楽しさもあります。
土を耕す時間。雑草をむしる時間。その時間は確かに地味で大変ですが、その何も考えない時間が私にとっては心地よい時間にもなっています。
目まぐるしく動く現代。時間があればSNSを開いて何かの承認欲求を満たそうとする若者。私もその一人かもしれません。しかし、畑にきて土に触れて、野菜を育てる時間はそんなことを忘れさせてくれます。のんびりとすぎる時間。
その時間が好きです。そしてそういう時間だからこそ頭がさえたりします。どんどんやりたいアイデアが湧き出たり、やる気のスイッチを入れてくれる時間にもなります。
無になる時間。目まぐるしく早いスピードで過ぎ去る現代だからこそ大切な時間かもしれません。そんな時間を野菜を育てることで味わえます。
そしてもう一つは、愛情を与えるたびにどんどん野菜が成長してくれることです。私はサッカーの指導者として「人」を育てる仕事もしています。
指導者として、人と接していますと上手くいかないことはよくある話です。こちらの苦労や、心配は全く子供達に伝わらない。逆効果になってしまうこともあります。「親の心子知らず」ということは人と接していればどうしても起こりうることですよね。
しかし、野菜を育てるのは愛情をあげた分だけすくすくと育ってくれるのが楽しさの一つです。雑草を抜いてあげる、しっかり水をあげる。それに応えるかのようにすくすく育ってくれます。
相手は自然
冬に収穫した立派な野菜。
しかし、野菜作りの相手は自然です。適度に雨が降り、しっかり太陽の光を浴びることができればすくすく野菜は育っていきます。時に自然の驚異を受けることもあります。
台風で苗が折れてしまったり、水害で水浸しになってしまったり。わずか3年の間にもそんな自然の猛威を味わい、大切に育てた野菜がダメになったこともありました。
だからこそ、農家の人への感謝が一層深まったりもします。また、野菜をもっと成長させたいと自分なりに勉強して、野菜への理解を深めるキッカケにもなりました。
そんな感じで野菜作りを通して紆余曲折を描きながらいろんな経験を、いろんな気持ちを味あわせてもらっています。
若者よ!野菜を育てよう!
私が若者に野菜作りをやって欲しい気持ちはここまで読んでいただいたら少し理解してもらったと思います。
・現代だからこそ無になる時間が必要!
・自分の努力が目に見えやすい!
・時に厳しい現実も突きつけてくれる!
・重労働!若さと体力が大切!
・これからの時代絶対農業が大切!
・とにかく自分で作った野菜は最高!
こんな理由から若者たちには野菜を作って欲しいです。野菜作りを本業にしろと言っているわけではなく、私みたいに時間の合間を利用するだけでも、美味しい野菜を作れて、こんな体験ができると言うことです。
現代を生きる若者に大切なことを野菜作りが教えてくれるのです。
とにかく一人でやるとなると体力や力が必要になるのが畑仕事です。とっても疲れることも確かですが、だからこそ若い私たちがやるメリットでもあるのです。
あなたの言いたいことは理解したよ。そう思ってくれれば幸いです。じゃあ、どうやって野菜を育てる場所を探せばいいんだよ?大きな庭なんかウチにはないよ!
大丈夫です。割とすぐ見つかります。
私にも庭もありません。どでかいベランダがあるわけではありません。ごくごく普通の賃貸アパートに住んでいます。
意外とすぐ借りられる畑?
いざ野菜作るぞ!となった時に私には畑なんかなかったので、畑を探すことから始まりました。
どうやって探すんだ?
そう、私もその壁にぶち当たりました。しかし、意外と簡単に見つかりました。それは自分の住む街の役所にいきます。そして農政課やそんな感じの農業関係の窓口を探して相談したことです。
今はホームページも充実しているので、役所に行く前に調べることをオススメします。
『◯ ◯ ◯ 市 市民農園』
『◯ ◯ ◯ 市 貸し農園』
とGoogle検索すればヒットすると思います。
私が借りている貸し農園の大きさは8坪
年間7000円の使用料
意外と安いですよね?大きさも8坪とそんなに大きくありませんが、1人2人くらいでしたら十分すぎるくらい野菜が採れる大きさです。
※金額や広さはその地域によって異なるのでご注意ください。
そこまでは出来ない…と言う人はプランターを買って育てることも出来ます。むしろベランダに置けるサイズのプランターで育てた方が労力もいらないし、野菜も育ちやすです。何より管理が楽ですからね。そこからもっと野菜作りたいとなれば貸し農園を借りちゃいましょう!
そして、とにかく土を耕し、野菜を植えてみましょう。美味しい野菜が育った時には最高。育たなかった時には、勉強しましょう!それも一つの楽しみになります!
若者よ!野菜を育てよう!